昨夜遅く、姉が亡くなった。
知らせは今朝7時。同居する姪からだった。
昨日、姪から明日入院するという電話があった翌朝のことだが驚きはない。
とうとう、という感慨はあるが特段の悲しみもない。
自分は不人情なのか。
昨年の夏の始め、しゃもじぃが急に亡くなった時は、驚いたが悲しみは感じなかった。
姉もしゃもじぃも、末期癌だったことを知らされていたからかもしれない。
姪によると、姉は再々入院を拒否。急激に弱り、苦しまずに逝ったそうだ。
何事にも思い切りがいい姉らしく、結構なことではないか。
葬儀は姪と甥による家族葬になるだろう。
姉の夫が癌を患っている最中、姉は夫の故郷千葉県の在所で、墓終いをした。
同時に横浜市関内にある葬儀ビル内の回転駐車場式墓を購入。夫が亡くなるとそこで家族葬をした。
姉から来なくていいと言われたが、森生は墓と家族葬に関心があり参加した。いい葬式だった。
今度はどうしようか。
この1週間、治療中の歯茎の状態が極めて悪く、以前から癌かもと思っている。
歯科医は大丈夫と言うが、口腔外科の受診をするつもりになったところへの姉の訃報である。
いずれ自分も死ぬ。80代に足を踏み入れたので、お別れは近いかもしれない。
人はどうあがいてもいずれ死ぬ。騒ぐことはない。悲しむこともない。
痛まず苦しまずに死ねたら、むしろありがたい。
終活を急がなければ、と思う。
満開の枝垂桜は近所で一昨日撮ったのものです。
美人で行動的で、華やかなものと買物が大好きだった姉に見せてやりたかった。
190403