林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

ため息テレビ

2008-02-25 | 林住期

 

 テレビが溜息をついている。
溜息に合わせて、みろもんたさんの顔色が濃くなったり薄くなったりする。

極秘の話だけれど、去年は別収入が少しあった。
支払調書」は兄だけに送られるだろう。分離課税分の申告はとぼけるつもりだったが、四角四面な兄に迷惑がかかる恐れあり。
で、正直に申告することにしたが.....。

支払経費を証明する領収書が全然当然手許に無いのである。
複写を頼んだが、電話では段々声が大きくなる。
高い交通費をかけて、兄と穏やかに面談。

おいおい、二重計上や記憶漏れ多々じゃないか。まるでちゃんこ鍋、他人丼。
結局、基本の数字が怪しくなってしまった。
普段威張ってる人が蝋梅の花盛り。とりあえず慰め励まして退散した。

ま、続けざまに三度も葬式を出し、何かと出入りが多かったので間違いは止むを得まい。真面目で愚痴が多いから尚更だ。

その後電話をしたら、手許の資料領収書全てを税理士先生に渡し、数字の精査と申告書の作成を全面的にお願いしてしまっていた。
そして、森男の分も先生に頼んでおいた、とさ!

やれやれ、薄型高音質テレビを新調するつもりが、パーになってしまったわぃ。
わが猫額亭のテレビはな、蝋燭のように呼吸をするんじゃ。
生きるのは辛い。



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