銀座の山野楽器が好きです。あそこはオトナの店ですから。
久しぶりに訪れたら、陳列棚に吉幾三クンと大竹しのぶさんが並んで、お上りじじぃにに微笑んでいた。
CDは「あの頃の青春を詩う」と「黄昏のビギン」だ。
うーん、どっちを買うべぇか。半世紀前なら両方買ったんだけどなぁ.........。
で、両目を凝らしてどんな曲が入ってるかを逐一点検する。
◎吉幾三「あの頃の青春を詩う」の中で聴きたい歌
時には母のない子のように・旅の宿・白いブランコ・神田川・舟歌・誰もいない海・ひとり寝の子守歌・我が良き友よ。
それほどでもない歌は他に8曲。
◎大竹しのぶ+山崎まさよし「黄昏のビギン」
曲は黄昏のビギンのみ。二人の二重唱と大竹の独唱と山崎の独唱が入ってるようだった。カラオケもあったかな?
迷いに迷い腹がへり、一旦店を後にし、昼飯を近くの小ハゲ天で済ませた。久しぶりの贅沢な昼食でした。
食後、「よーし行くぞぅ」という勢いで再び山野楽器に乗り込み、結局、お得感がある吉幾三を買った。
猫額亭に帰り、直ぐに自慢のステレオで聴いてみた。
ん?あれま! 今度はリモコンが壊れてる! 寄る年波には敵わないから、始めから順番どおりに全曲を聴いた。
感想? .........う~む残念、ちょっと違いますな。
いや、ヘタじゃないんですよ。巧い。しかしながら巧いけど、どうもあの頃の青春じゃない。これは、雪国・津軽のおっさんだちゃ。
(ご注意! これは津軽やおっさんを蔑視したわけではありませんよ。津軽には憧れてますし、じいさんから見れば、おっさんが羨ましい)
それに、どの歌にもシンセサイザーが絡み、シャリシャリ音が耳に障り、どうも好きになれません。
そういうわけで、今宵の歌は、次の1曲にさせていただきます。
本家・加藤登紀子「ひとり寝の子守歌」
吉幾三「あの頃の青春を詩う」の収録曲は、上記のほか以下の8曲です。
春夏秋冬・「いちご白書」をもう一度・酒と泪と男と女・私は泣いています・真夜中のギター・酒場にて・22才の別れ・山谷ブルース。
おまけです。「ひとり寝の子守歌」はあの渥美清さんも、菅原文太さんも歌ってました。
なかなかのヘタウマなので、試しにどうぞ。
150121
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