もうすぐ選挙ですね。総選挙を前にして、いくつかの問題点を指摘しておきたいと思います。
今日、中国語の授業で、一人の生徒さん・・といっても来年定年を迎える方ですが・・が、安倍に反対する政党に投票すると胸を張って言っておられました。日本には、憲法9条を無条件でありがたがる、ほとんど信者ともいうべき人たちがたくさんいます。そうした人たちがいる責任の半分は、学校の先生、特に社会科の先生たちの身勝手な教育によるものだと思っています。
最近私のFacebookに、「日教組が嫌いだ」という団体が、お勧め?として貼り付けられています。どういういきさつで私を選択したのかわかりませんが、38年間日教組の下部団体に所属していたものとして、今更簡単にそっちへジャンプするのもどうかな、と、と惑いながらも、いっそそっちに加わってしまおうかという誘惑に駆られてしまいます。
今日はっきりと言っておきたいのは、日本が太平洋戦争以後一度も戦争に巻き込まれなかったのは(厳密には巻き込まれていないとは言えないのですが)、憲法9条があったからではありません。米軍が駐留していたからです。米軍が駐留していなければ、もともとソ連は北海道を要求し、中国は九州を要求していたのですから、軍備を持たない日本はいとも簡単に領土を奪われていたことでしょう。いや、中華民国に九州を奪われた後、中華人民共和国に全土を奪われていたかも知れません。現在の韓国も、米軍の後ろ盾がなければ、すべてが北朝鮮になっていたことは間違いありません。
たとえ領土を奪われなかったとしても、あの朝鮮戦争と同じことが我が国に起き、東と北はソ連、真ん中は米国、西は中国を宗主国とする傀儡国家ができていたかもしれません。現在でも日本の国益よりも中国の利益になるような発言をしてはばからない人たちがいるのですから、これはあり得たかもしれない可能性です。
そして日米安全保障条約、いわゆる安保条約ですが、安保条約を結ぶ前と後では何が違ったのかを考えてみましょう。実は、日米講和条約が成立した後、本来は米軍は日本から撤退するのが筋でした。撤退できなかった理由の半分は共産主義国の脅威があったから、もう半分は、正直言って日本を信じ切れなかったからでしょう。アメリカは日本が怖かったはずです。何しろかつて、アメリカ10、イギリス10、日本6という割合で海軍力を持つという条約を押し付けてきた国です。当時日本は世界最強だったのです。日本10という配分をに止めてしまったら、アメリカとイギリスが束になっても勝てないかもしれないと恐れていたのです。
本来全軍撤退しなければならない米軍は、しかしそのまま居座り続けていました。いてはならない外国の軍隊がいつまでもいる。米軍がいても良いという根拠がないのに、です。しかし、当時の情勢はソ連に対する防備を日本も必要としていました。ソ連に好きなようにさせないためには大がかりな再軍備をするか、米軍に駐留し続けてもらうしか道はなかったのです。日本は、再軍備にかける経費を省き、平和裏に経済的再興をはかる道を選択しました。
根拠なく居座り続けている米軍、そのままでは不当な占領が継続されているだけになります。そこで結ばれたのが、いわゆる安保なのです。これにより、米軍が日本に駐留する根拠が与えられたのです。もし安保が締結されなければ、我が国が取れる道は3つ、①米軍に帰ってもらってソ連の衛星国となる、②戦後の貧しい生活を更に切り詰め、徴兵制を復活し、世界に恐れられた日本軍を復活させる ③米軍の駐留に法的根拠を与え、米軍の駐留を認めることにより、ソ連からの圧力を跳ね返すとともに、再軍備せずに浮いた予算で経済を復興させる、となります。
その安保を締結したのが、安倍総理の祖父、岸信介でした。安倍総理はその血を受け継ぎ、現在の難局を乗り切る方策を苦慮している最中のはずです。以前も書きましたが、国際政治は相手あっての事ですから、我が国にとってのベストな結果など得られるはずがありません。ベターも難しく、ワースで手を打てればワーストよりましというくらいの覚悟を持たなければならないこともあり得ます。
皆さん、太平洋戦争当時、日本は首相が10回変わりました。国難を挙国一致で切り抜けなければ日本という国が亡ぶという時期に、あーでもないこーでもないともめるばかりで、一貫した政策が取れなかったのです。一方アメリカはと言えば、あのルーズベルトが3期12年という長期にわたって(ボケて死ぬまで)大統領を務め、日本という国を地上から抹殺するための方策を徹底的に実行に移してきました。
私は思います。今は主義主張を少しこらえて、国として一丸となって行かなければ、韓国にはなめられ、ロシアにはいいようにあしらわれ、中国には領土を削り取られていくことになるのは確実です。日本は今、一致団結して事に当たらなければならない、戦後最大のピンチを迎えていると思われます。であれば、今は安倍総理を押し立てて前進するしかない、これが私の結論ですね。
今日、中国語の授業で、一人の生徒さん・・といっても来年定年を迎える方ですが・・が、安倍に反対する政党に投票すると胸を張って言っておられました。日本には、憲法9条を無条件でありがたがる、ほとんど信者ともいうべき人たちがたくさんいます。そうした人たちがいる責任の半分は、学校の先生、特に社会科の先生たちの身勝手な教育によるものだと思っています。
最近私のFacebookに、「日教組が嫌いだ」という団体が、お勧め?として貼り付けられています。どういういきさつで私を選択したのかわかりませんが、38年間日教組の下部団体に所属していたものとして、今更簡単にそっちへジャンプするのもどうかな、と、と惑いながらも、いっそそっちに加わってしまおうかという誘惑に駆られてしまいます。
今日はっきりと言っておきたいのは、日本が太平洋戦争以後一度も戦争に巻き込まれなかったのは(厳密には巻き込まれていないとは言えないのですが)、憲法9条があったからではありません。米軍が駐留していたからです。米軍が駐留していなければ、もともとソ連は北海道を要求し、中国は九州を要求していたのですから、軍備を持たない日本はいとも簡単に領土を奪われていたことでしょう。いや、中華民国に九州を奪われた後、中華人民共和国に全土を奪われていたかも知れません。現在の韓国も、米軍の後ろ盾がなければ、すべてが北朝鮮になっていたことは間違いありません。
たとえ領土を奪われなかったとしても、あの朝鮮戦争と同じことが我が国に起き、東と北はソ連、真ん中は米国、西は中国を宗主国とする傀儡国家ができていたかもしれません。現在でも日本の国益よりも中国の利益になるような発言をしてはばからない人たちがいるのですから、これはあり得たかもしれない可能性です。
そして日米安全保障条約、いわゆる安保条約ですが、安保条約を結ぶ前と後では何が違ったのかを考えてみましょう。実は、日米講和条約が成立した後、本来は米軍は日本から撤退するのが筋でした。撤退できなかった理由の半分は共産主義国の脅威があったから、もう半分は、正直言って日本を信じ切れなかったからでしょう。アメリカは日本が怖かったはずです。何しろかつて、アメリカ10、イギリス10、日本6という割合で海軍力を持つという条約を押し付けてきた国です。当時日本は世界最強だったのです。日本10という配分をに止めてしまったら、アメリカとイギリスが束になっても勝てないかもしれないと恐れていたのです。
本来全軍撤退しなければならない米軍は、しかしそのまま居座り続けていました。いてはならない外国の軍隊がいつまでもいる。米軍がいても良いという根拠がないのに、です。しかし、当時の情勢はソ連に対する防備を日本も必要としていました。ソ連に好きなようにさせないためには大がかりな再軍備をするか、米軍に駐留し続けてもらうしか道はなかったのです。日本は、再軍備にかける経費を省き、平和裏に経済的再興をはかる道を選択しました。
根拠なく居座り続けている米軍、そのままでは不当な占領が継続されているだけになります。そこで結ばれたのが、いわゆる安保なのです。これにより、米軍が日本に駐留する根拠が与えられたのです。もし安保が締結されなければ、我が国が取れる道は3つ、①米軍に帰ってもらってソ連の衛星国となる、②戦後の貧しい生活を更に切り詰め、徴兵制を復活し、世界に恐れられた日本軍を復活させる ③米軍の駐留に法的根拠を与え、米軍の駐留を認めることにより、ソ連からの圧力を跳ね返すとともに、再軍備せずに浮いた予算で経済を復興させる、となります。
その安保を締結したのが、安倍総理の祖父、岸信介でした。安倍総理はその血を受け継ぎ、現在の難局を乗り切る方策を苦慮している最中のはずです。以前も書きましたが、国際政治は相手あっての事ですから、我が国にとってのベストな結果など得られるはずがありません。ベターも難しく、ワースで手を打てればワーストよりましというくらいの覚悟を持たなければならないこともあり得ます。
皆さん、太平洋戦争当時、日本は首相が10回変わりました。国難を挙国一致で切り抜けなければ日本という国が亡ぶという時期に、あーでもないこーでもないともめるばかりで、一貫した政策が取れなかったのです。一方アメリカはと言えば、あのルーズベルトが3期12年という長期にわたって(ボケて死ぬまで)大統領を務め、日本という国を地上から抹殺するための方策を徹底的に実行に移してきました。
私は思います。今は主義主張を少しこらえて、国として一丸となって行かなければ、韓国にはなめられ、ロシアにはいいようにあしらわれ、中国には領土を削り取られていくことになるのは確実です。日本は今、一致団結して事に当たらなければならない、戦後最大のピンチを迎えていると思われます。であれば、今は安倍総理を押し立てて前進するしかない、これが私の結論ですね。