梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

梅様少女時代を見る②

2014-12-10 15:00:57 | 日記
   昨日は朝4:50に家を出て始発電車に乗り、東亜学院へ。中国語の授業を受けた後草加に戻り、整体の施術を受け、12:30に一度帰宅、4:15分に家を出て東京ドームへ向かうという、今の生活としては忙しい一日をこなしました。

   東京ドームは二度目になります。前回は息子を連れてウインター・スポーツ用品の展示即売会を開いていた時ですから、20年近く前になるでしょうか。駅からドームに向かう道は依然と同じであるような、全く違うような・・・。同じ目的でドームに向かう人並みに乗り、静々と進みます。開演18:30のところ、16:30から開場しているので、17:30に到着した私はまずまずスムーズに入ることができました。

   ドームの前にはやはりグッズを販売するテントがずらりと並んでいますが、この時点で既に多くのグッズが売れ切れとなっていました。周囲を見ると、少女時代の典型的なホット・パンツ・ルックに身を固めた若い女性が何組も見られます。さすがにスタイルに自信がありそうな子ばかりです。それにしても、少しも寒さを感じないのでしょうか。瞬間、「アナと雪の女王」のレリゴーの歌の最後の歌詞が脳裏を過ぎりました。

   一旦目の保養をしてから中に入ります。広い通路の一角を見ると、ピンクの毛糸で編んだベレー帽を被ったおじさんが一人。典型的な中年体型のそのおじさん、よく見るとホットパンツで、なーんとなく少女時代をイメージさせる服装をしていました。勇気ある!

   東京ドームは、前回来た時には案外狭いものだと感じましたが、舞台を眺めるという観点から改めて見てみると、やはり広大です。後で知ったところでは、当日の入場者数は5万人だったとか。横浜アリーナの1万人でも遠く感じたのですから、この日の舞台ははるかかなた、校舎の屋上から校庭の片隅にいるダンス部を眺めるようなものでしょうか。しかしこの広さですと、動員されるスタッフの人数も半端ではないと思われました。

   KARAを見に来る人たちと少女時代を見に来る人たちの違いは、入場前の通路から既に感じ取れます。KARAを見に来る人たちの方が、明らかに浮き浮きしているのです。KARAファンたちは、手に手にお気に入りのメンバーの写真が印刷された団扇を持ち、肩にはKARAタオルを掛け、ライトペンをかざしながら、今にもスキップしだしそうな程、楽しそうに元気良く歩いています。KARAファンは、KARAを見に来るのではなく、KARAを応援しに、KARAと一心同体になって大騒ぎをしに来るのです。

   一方、少女時代ファンは、そんな高揚した気分は微塵もなく、期待感を内に秘めたまま、落ち着いた表情のまま、滑らかに通路を歩いて行きます。KARAファンたちが、これからみんなで力を合わせて神輿を担ぐのだという気合が感じられるのに対して、少女時代ファンからはお祭り気分は感じられません。少女時代はあくまで「鑑賞」の対象であるようです。

   客層にもかなりの違いが感じられます。KARAの公演では、雰囲気的に実数よりも多く「男がいる」という雰囲気が生じるのですが、少女時代の観衆を見渡すと、若い女性が非常に多く見かけられます。同じ女性として、少女時代のメンバーたちに憧れに似たものを感じているのだと思います。確かに、少女時代が日本正式デビュー前に有明コロシアムでショーケースを行った時には、観客の9割が若い女性だったそうです。男性客も、年齢はさまざまですが、総じておとなしめな印象を与えます。また、KARAの観客の中には私と同年代の男性が沢山見かけれましたが、少女時代の場合には、私はかなり希少な存在となっていました。

   本日は公演開始直前までの報告までで失礼いたします・・・・。