梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

プロレスの日

2020-02-20 14:45:09 | 日記
  2月19日は、何を隠そう、「プロレスの日だ」。

  今日の夕方のニュース・バラエティでもやっていたが、まだ受像機が普及する前から、力道山は大人気だった。で、日本テレビがプロレス人気を利用して一気に受像機を普及させ、自分の局の視聴率を稼ごうとして中継を始めたのがきっかけ。

  新橋駅前に14インチの小さなテレビが一台置かれ、力道山を見るために集まった観衆が2万人。かくしてテレビは一気に普及していった。

  今は、この一人!というスーパースターはいない。なぜなら、スーパースターは八百長で作られるものだからだ。アントニオ猪木など、生涯で2回しか真剣勝負をしていないという。

  普段は、ドロップ・キックを出したら次は延髄切り、という形が決まっているので、ドロップ・キックを食らった段階で外人レスラーは、「あ、これで終わりネ!」と心の縦鼻をしたのだ。

  ジャイアント馬場は、大事な選手権試合の前には、必ず挑戦者に負ける。そして本番では勝ってみせると言うのがお決まりのパターンだった。そして、馬場・猪木の肉体的衰えとともに、プロレスはゴールデン・アワーから姿を消したのだった。

  最初に書いた力道山の試合、当初はNHKがラジオで実況中継をしていた。私はこの耳でじかに聞いたことがある。そのうちそのうさん臭さに気づいたのか、NHKは真っ先に放送から降りてしまったのだった。

  それはそれとして、先週から何だか体調が良い。9年ぶりに人に言葉を教えるようになって、「心が弾んでいる」ようだ。

小学校教員募集は質から量へ

2020-02-18 17:42:45 | 日記
「大学で教職課程をとっていない社会人に小学校教員の免許取得を認める」

つまり、素人でも教師になれるよ、という、国の認定試験がある。文科省は何を考えたか、試験内容を簡素化すると発表した。

サッカーのドリブル実技とか、ビアノの弾き語り?デッサンといった実技試験があったのだが、廃止。筆記試験は問題数を減らし、模擬授業や指導案の作成などの力を図る試験に変えるという。ドリブルやピアノくらい自力で何とか身に着ける根性のない奴が教員になってどうするの?と、誠に腹立たしい。

理由は、公立小学校教員の採用試験、倍率が2・8倍と、過去最低になってしまったからだという。そこで、受験者を増やすために、試験を安易なものに変えようというのだ。

もはや小学校の先生は、質ではなく、数を求められているわけだ。しかし、社会人経験者を新人として採用するリスクが全く分かっていない。社会人経験者は世間の苦労をなめているから新卒の若者よりいい教師になれるはずだ、という誤解が横行しているが、そんなことはない。

私の場合は高校だったが、右も左もわからない状態で現場に出たお兄さんやお姉さんたちには、年のいった人たちには絶対に使えない「魔法」が使えるのだ。

新人当時、私のことが大好きで寄ってくるある男子は、中学時代パトカーの常連だった。担任がすっかり音を上げて、新人の私に、「お任せします。」と頭を下げた。

毎朝職員室の私の机の横には通いつめて来る女子がいて、始業時間まで雑談をしては満足げに帰って行った。

放課後になるとバック転の得意な男子が毎日やって来て、「梅さん、遊ぼ!」と言って、疲れ切った私を問答無用で校庭へと引っ張り出した。

社会人として世間ずれした(新人?)教師では、こんな芸当はできない。お兄さんでもお姉さんでもない年齢だから、もう既に壁ができている。

いい新人を集める方法はある。春・夏・冬の休みには、日直業務以外出勤不要と言う、古き良き時代の制度を復活させること。給料を最低20パーセント引き上げること。できれば業務にパソコンを使わないで済むようにすること。

それだけでいい。

整形なんかやめておけ

2020-02-13 18:16:10 | 日記
いつ頃書いたのか覚えていない、遠い昔に書いたブログ、「本日の弘田三枝子」という書き込みが、私の書いたものとしては超ロング・セラーになっている。

彼女はテレビ時代の初期に、16歳でデビューして、パンチと切れのある歌唱で主としてアメリカン・ポップスの日本版を歌い、そのパワーで人気を博していたが、その語泣かず飛ばずになり、確か20代後半で、「人形の家」という一曲をヒットさせた。

しかし、10年前、老境に入った彼女の姿は、目も当てられないものになっていた。顔面は完全に引力に負けて変形しているのだが、整形した部分が頑張っていて、あり得ない、化け物顔になっていたのだ。

この間日比谷線の中で、仲良く談笑していたおばさん3人組が、一見してわかる、「お手入れ済み」だったので、ああ、この人たちもあと10年だな、と、悲哀を感じてしまった。

体は老化していろいろな部分が垂れ下がっても、整形した部分は変わらない。美少女のようにお目々ぱっちりの、しわしわ婆さんが出来上がっていくのだ。そのアンバランスは想像を超えるものがある。
整形した部分は変わらない。胸にシリコンを入れると、頬っぺたもお尻もだらんと下がっても、胸だけはエベレストの如く、そそり立っているのだ。(目撃者談)

今さえよければいい、という子はやるがいい。しかし、人間、晩年に入ってからみっともない姿になった時、どこまで耐えきれるのだろうか。
整形してお水の世界に入ったという教え子の写真を見て、つくづくそう思った。やってしまったものは仕方ないが、決して後に続いたりはしないように勧めたい。いや、本音で言えば、そう命令したい。





双方向翻訳機試用機

2020-02-07 16:35:47 | 日記
双方向通訳機の試用レポート。

ソースネクストのポケトークは、最新型は3万円超、旧タイプは1万9千8百円。私のは、1万3千円代。ネットで8千円台のを見つけて、調べてみた。説明の中に、こんな言葉があった。

「高価な機種も廉価な機種も、変換精度は変わりません。」

最大200言語にも及ぶ言語を翻訳できる機種まであるが、たくさんの翻訳機が発売される中、それぞれのメーカーが独自にそんなに多言語を双方向翻訳できるソフトを独自開発できるはずがない。おそらく各メーカーが受け持っているのはハードの部分だけ、ソフトの部分はどこかの開発会社が作ったものを共通で利用しているに違いない。

そこで簡単なテストをしてみた。言語は日本語⇒中国語。

「妹」→姐姐
「姉」→姐姐
「姉妹」→姊姊

姐姐も姊姊も意味は同じで、「姉」。こんなんじゃ使い物にならない。しかも文章の中ではなくて、単語単体での翻訳がこれなのだ。

頭に来て
「一度死ね!」
と吹き込んだら、日本語が
「一同死ね!」
と表示された。

それでも韓国語への変換はかなり精度が高い。韓国語は日本語と語順が同じだし、現代韓国語はハングルで書かれているものの、その実6割は日本語の単語だから、当然の結果となった。

というわけで、宣伝についてくるコメントは高評価なものばかりだが、私は個人的に、まだまだだという印象を受けた。