梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

中国語個人レッスン開始

2017-01-31 15:46:48 | 日記
  東亜学院で最上級クラスに在籍し、読解には問題がない私、中国語検定の準一級にもぎりぎりで受かる気がしますが、入門・初級・中級と3段階を飛ばして入学したために、発音と会話にやや難があります。その部分の悩みを解消するために申し込んだLilianという名前の中国語スクール。

   カウンセリングとお試し授業を受けたのが先週の火曜日、昨日と今日は本番の個人レッスンの初日と二日目でした。初日は先週と同じ秋葉原校。といっても先日書いた通り、いかにも古臭い(つまり家賃が安いので経費が浮くが、駅至近)ワンルーム・マンションの一室です。

   期待に燃えた初日、チャイムのボタンを押し、中からはしっかり音が鳴っているのが聞こえるものの、人が出て来る気配はありません。待つことしばし、10:00を過ぎたところで本部に電話を入れます。講師がまだ来ません!講師は10分遅れで登場。新宿で個人レッスンをしてその足で来たのだが、間に合わなかった言い訳。二回私のスマホに電話したが応答が無かったと言います。しかし着信履歴がありません。大丈夫なのか?と思いつつレッスン開始。

   20代半ばと思われる微妙にぽっちゃり顔のこの方、「素晴らしいです!」がやたらに多いのが返って心配です。ノートパソコンを打ちながら次々と私に指示を出してテキストを読ませていくのですが、果たして何を打ち込んでいるのか・・・。後でレッスンの復習が出来るようなシステムになっているというのですが、そのための資料を実況中継的に作っているのか、関係ないことをさりげなくやっているのか・・・わかりません!

   本来なら講師も苦労しながら教えるはずの発音を、さすがに私は概ね大丈夫なので、ぐんぐん進んでしまいます。講師の後について発音練習というのはほとんどなく、私に読ませておいて、違えば修正。100分の内に30ページも進んでしまいました。

    今日は二回目のレッスンですが、場所は六本木教室。パソコンで写真入りの道案内を打ち出して、それを頼りに行ったのが大間違い。日比谷線六本木駅から○○西通りなどと書いてありますが、そこは東通りであって、西通りではありません。間違えてるな、と思いつつも一応駅まで戻って最初からやり直しました。

    案内が西通りとなっているがこの道で間違いないと判断、反対側にドン・キホーテがあって・・・何とかと言う店の所で右折して100m・・・そこは某お嬢様幼稚園から高校までの一貫校のある場所です。川栄李奈の芝居を見に来た時に通ったことのある通りなので、間違いはありません。なんだこれ!と思いつつ戻ります。

    一軒一軒建物をチェックしつつ戻って行くと、ありました、該当のマンション(やはり当地としてはあきらかに家賃お安めのワンルーム・マンション)が・・・。何とかという店からは30mしか離れていません。誰が作った案内なのか分かりませんが、本当に適当です。昨日の遅刻といい、今日の案内といい、中国人だから?とても適当だという気がしてしまいます。しか昨日とは打って変わってやせぎすで細面の若い男性講師による授業はまともなもので、私の必要には十分答えてくれます。毎回担当が入れ替わるため、一期一会的な緊張感があり、なれ合いでだらだらになる心配がありません。

    今日は昨日の担当者から申し送りがあったのか、時折中国語で質問されたりします。しかし私はこれまで中国語での会話体験がほとんどありません。簡単な質問に頭が瞬時に反応できず、とまどってしまいます。これにはもう少し慣れが必要で、受け身的になっている中国語脳を呼び覚ます必要があります。まあ、その内なんとかなる日が来ることを期待して続けるしかありません。中国語は韓国語のように、ベッドに寝転がったまま一日で第1話から最終12話までドラマを一気に見続けるなどということはやっていないので、耳からスッと入っては来ないのです。

    ところで、この中国語学校、講師は総勢40人ほどおり、その内男性講師は4人だそうです。私は既にその内3人に会ってしまいました。この先は当分女性講師ばかりに当たるのか、それとも主に男性講師が割り当てられるのか、楽しみでもありやや不安でもあります。

女性から声を掛けられた思い出

2017-01-28 05:34:33 | 日記
ようやく免許の更新に行って来ました。鴻巣まで行くのが億劫で、もう免許失効でいいや、とまで思っていたのですが、誕生日を20日も過ぎてしまったところで、あと10日で失効を迎えるという日になって、ようやく重い腰を上げたのでした。

   朝一番に間に合わせないと電車が混むので、6:48発の電車に乗る予定が、めったに寝過ごすことの無い私が1時間も寝過ごし、もう30数年も経験の無い、満員の通勤通学時間帯の電車に乗って免許センターまで行った帰りのことです。

   気温が上がり、ホカホカとしてきた駅のホームで、見知らぬお婆さんから声を掛けられました。
「すみません、キャップを開けていただけませんか?」
丁寧な言葉遣いに振り向くと、自販機でペットボトルのドリンクを買ったものの、キャップが開けられないで困っているようでした。

   丁寧な物腰に、私が上機嫌でキャップを開けて差し上げたことは言うまでもありません。高齢者は筋力が落ちるので、必然的に握力が落ちてしまいます。80歳を過ぎると、ボトルのキャップどころか、缶のプルトップすら開けられなくなってしまう場合があります。やはり多少の筋トレは必要ですね。
 
   もう一つのケースは、駅の切符売り場で、自動販売機の使い方が分からなくなっていたお婆さん。亀有駅で困っていた、和服を着こなした高齢?の女性から声を掛けられました。
 単純なことなので、すぐに解決しましたが、着物を着こなしていたのも当然の事、それはかの有名な、内海桂子さんとおっしゃる、女性漫才の方でした。おそらく日頃は車で移動していたので、前回駅で切符を買った時は、窓口で駅員が対面販売をしていた時代だったのではないでしょうか。

   外出先で知らない女性に声を掛けられる、という状況とは少し違いますが、もう一回だけ女性に声を掛けられたことがあったのを思い出しました。近所をジョッギング中、知らない家の玄関先に立っていた女性が私に声を掛けて来ました。

   「済みません、うちの犬が死んじゃったんですけど、埋めてもらえませんか?」
立ち止まってしまった以上、仕方がないのでその家のシャベルで穴を掘り、埋めてあげました。中年のおばさんでしたが、一人暮らしで愛犬が死んだのでしょうか。シャベルを片手に、屈強な男子が通りかかるのを待っていたようでした。

   肉体労働に対してお茶ぐらい出るかと、はかない期待をしましたが、それは、はかない期待に終わり、私はそのまま何となく割り切れない気持ちのまま、走り去りました。その時の自分は、果たしてカッコよかったのかみじめだったのか、未だにわかりません。

リングリングサーカスが潰れました

2017-01-25 15:32:31 | 日記
  アメリカの有名なサーカス、リングリングブラザーズが廃業したという話です。象に芸をさせるのが虐待に当たるという、動物愛護団体の抗議を受けて、象の芸をやめたところ、観客が入らなくなったからだそうなのです。

サーカスにおける象の芸は、虐待とのグレーゾーンのような気がしないでもないのですが、もしこれを虐待と分類するのであれば、犬の本能を押さえつける盲導犬などは、間違いなく虐待に入るような気がします。ある盲導犬は、ご主人のために理想的な行動をとってくれるそうですが、一度盲導犬としてのハーネスをはずすと、辺り一面を駆け巡り、その辺にいる人達すべてにすり寄って愛嬌を振りまく陽気な犬に変身するのだという話を読んだことがあります。この犬は、ハーネスを付けられている間は本能も自分の持って生まれた人懐こい性格も抑え込み、ひたすら調教された通りの行動を取ることに徹している訳です。警察犬などについても同様な事が言えるのではないでしょうか。

一般に盲導犬は自分を押さえてひたすら調教された通りの行動を取り続けるために、ひどいストレスを抱え込み、普通の犬より数年早く死んでしまうそうです。犬の散歩というのは、ある程度犬の本能に合わせて、気ままに歩かせる部分もあるわけで、それが一切許されない盲導犬の場合、犬の幸せを考えれば、虐待以外の何物でもないでしょう。理由はともかくとして、人間様の勝手な都合で自分を全て押し殺して奉仕させられる訳なのですから。

私は週に二日、中国の早朝講座に出席するために、朝5時に家を出ます。すると必ず、近所の農家(だった家)の庭先から、犬の声が聞こえて来ます。それは、散歩の時間が来たから連れて行って欲しいという、犬からの訴えなのです。吠えるというよりは、「お願いします!時間になったので散歩させてください!」という、甘えを含んだ、訴えの声なのです。

散歩はお婆さんの担当です。お婆さんは、犬に首輪と縄は付けたまま、しかし縄を握ることなく、犬が自由に歩くままにさせています。犬の方も、お婆さんを先導するかのように先に立って歩いて行きますが、決して一定以上お婆さんから離れることはありません。そんな形で朝のひと時を楽しみ、テリトリーの巡回を終えると、満足して家に帰るようです。これなどは十分に犬の人権(犬権)を尊重した扱いだと思います。この犬は突発的な事故や急病にならない限り、天寿を全うできるのではないでしょうか。
 
   逆に鎖につないで自由を奪いながら散歩「させる」なんてやり方は、犬を奴隷扱いする虐待になるでしょうし、犬の意思に反して「お手」だの「お回り」といった芸を教え込んだら、ある意味でそれも虐待になるのではないでしょうか?いや、それ以前に、世界中にある動物園は、大草原やジャングルで生活するはずの動物を、狭い檻の中で飼育しているのですから、途方もない虐待に当たることでしょう。
   
これを更に演繹すると、一定の年齢に達すると無理やり小学校に入学させられるのは児童虐待に当たるのではないでしょうか?運動神経の鈍い子を、ビリになると分かっているのに、運動会で徒競走に出場させるのは、本人にとってはこの上ない屈辱で、虐待ではないでしょうか。数学が苦手と分かっている子に無理やり数学を教え込もうとし、点数が悪いといって、他の科目が出来ているにも関わらず退学させるなどというのは、章かな虐待であり、人権侵害なのではないでしょうか。

  考えてみたら、誠にきりがない話に広がって行きます。動物愛護団体とか草食主義者、元へ、菜食主義者の皆さんの行き過ぎた正義感と抗議活動に耳を貸し過ぎると、いい部分を聞き入れすぎると、いつの間にか収拾のつかないことになりそうな気がしますが、如何でしょうか。

リリアンへ行く

2017-01-24 17:19:19 | 日記
   リリアン、正しくはLilianなのですが、まだ若そうな中国人女性が立ち上げた株式会社組織の中国語学校です。今日はその内の秋葉原教室へ行って来ました。本当は上野教室を考えていたのですが、私が考えていた時間が塞がっているとのことで、秋葉原教室となりました。しかし、東亜学院から帰る途中、新御茶ノ水経由で行けばよいので、上野教室よりも結果的には良かったのかもしれません。

   膝がきしむような音を立て始めてから7,8年になるでしょうか。3年前位からはその音が盛大になってきたものですから、脚が動く内に旅行してしまおうと、無計画に散財してきました、100万円以上かけて、ビジネスクラスでアイスランドに行ってしまったのも、その中の一つでした。しかし、ここへ来て少しだけ心境の変化があり、やりかけた中国語をもう少し極めてみたいと思い立ったのです。

   東亜学院に通い始めて早くも6年になろうとしています。現在の実力は中国語検定の準1級に運が良ければ合格するというところ。二級は問題なく受かると思うので、受けようという気持ちさえありません。しかし、問題は発音なのです。私の中国語は、長い文章がすらっと相手に通じるかと思えば、とても簡単な会話を聞き取ってもらえない時があり、不安定なのです。担当のS先生がずっと先生を慕ってついて来ている私たちを親身になって指導して下さり、正規の授業の他に居残り発音練習を面倒見て下さっているのですが、毎週順番が回って来る訳ではないので、歯がゆい思いをしています。

   そこで考えたのが、どこか他の場所で発音のイロハから改めて訓練を受けるという方法です。交通費と時間の節約のため、東亜学院の授業がある日に、時間を置かずに続けて授業を受けられること、発音練習に限ってはマンツーマン以外考えられないので、一対一の授業であること、一部屋に何人も詰め込まないこと、等々の条件を満たしていたのがこの教室でした。実はこの半額でマンツーマンが受けられる学校があるのですが、そこは一部屋に何人もの生徒を詰め込み、かつそれぞれが別の内容を教わるという形なので、集中できないのではないかと考え、Lilian に落ち着いたのです。

   帰り際、新御茶ノ水で下車、JRに乗り換えると、面倒くさい秋葉原駅構内を歩いたりしなければならないので、新御茶ノ水から教室まで歩いてしまいました。今日はなんだか気分も体調も良く、わずかに残る寒さも心地良いので、軽快に歩いて行けました。秋葉原に着いてからは、プチ迷子になってしまったので、スマホの地図を呼び出して、該当する町名で音声検索。到着した場所は、マッチ箱を盾にしたような、周囲のビルとは似ても似つかない、小さな小さなライオンズ・マンションでした。10時の約束なので、50mほど離れた喫茶ルノアールで15分ほど時間を潰します。ルノアールに最後に入ったのは、学生時代以来ではないかと思います。

   電子時計で10時ピッタリに、マンションの呼び鈴を推します。こんなところにも私の性格が現れてしまいます。中から顔を出したのは、まだ若そうな、20代半ばと思われる男の子。もはやこの年代は、私の目には「男の子」なのです。中に入ると、とても小さなワンルーム・マンションの一室でした。恐らく部屋は4畳半。11月まで通っていた韓国語教室のアパートの部屋の方がずっと広かったと思います。しかし問題は中身と相手の実力で須。まずは中国語の基本的は発音をさせられて、未だ未熟であるということを確認させられた上で、話が進んでいきます。

   恐らく、こうした場所に初めて来る人間としては、私はあまりにも落ち着いていたのではないかと思います。相手の講師の方がやろうとしている意図もすべて読めてしまうので、相手としてはやり易くもあり、微妙にやりにくかったりもしたのではないかと思いますが、取りあえず段取りにそって進み、最後はきちんと約款の説明をし、クーリング・オフの解説も忘れずにしてくれて、契約の手続きがとてもしっかりとしていたので、多分他の面でも信頼できるのではないかと感じました。

   私の希望は、月・火の10時から50分×2の授業ですが、どうやら毎回一つの場所で受けるのは難しく、その時その時で、都内の空いている教室を巡ることになりそうです。来週月曜日は秋葉原で、火曜日は六本木でという事になりました。日によって、赤坂・六本木・秋葉原、上野の四か所の教室を巡ることになりそうです。これも考え方次第で、しょっちゅう違う中国人の先生とお目にかかれると思えば、かえってプラスになります。東亜学院ではもう何年もS先生だけの教わり続けて来ましたので、少々世界が広がる思いで、楽しみでもあります。

   費用ですか?64回のコースを選択、税込み28万円少々というところ。税抜きで一時間4,000円です。一回行くと8,000円飛ぶ勘定になります。これを高いと思うか安いと思うかは、もはや価値観の問題ですね。

奄美大島一泊二日ーその8

2017-01-22 14:02:55 | 日記


   昼食後、最後の観光は「あやまる岬」です。あやまるといっても、「ごめんなさい」という意味ではなく、「絹で出来た手毬」といった意味だそうですが、できればここも真夏に来た方が良いような気がします。また、写真を撮影する際には、海の青と空の青を強調するフィルターを使わないと、肉眼で見た感じは伝わらないかもしれません。

   この日は海を渡る風が激しく吹き、カメラを構えても体を固定することが難しく、ほとんどやけになって撮影していました。現地の人には耐えがたい寒さなようですが、気温自体は15度以上ありました。私たちには寒くはないが強すぎる風、というところでした。

   南シナ海と太平洋の両方を一望できるというこのあやまる岬、この日はとても閑散としていましたが、写真の中央に四角く見える青い部分は、「プール」なのだそうです。サンゴ礁を掘って作られたこのプールで、小中学生が水泳の授業を受けるのだそうです。この環境の中で育って泳げない子供などいないような気がしますが、一応授業はあるようです。構内に真水のプールを作ると費用が掛かりますし、プール一杯分の水道水は数百万円もするので、いっそ海に造ってしまえという事になったのではないでしょうか。ちなみに東京でも昔は荒川の中に、板で区切ったプールがありました。

   あやまる岬が本日の、そして今回のツアーの最後の観光地です。私たちはそのまま飛行場へと移動。午後2時には空港に入り、3時20分発の飛行機で東京へと向かいました。機内ではお決まりのように、サムスンのギャラクシー7とパッドは持ち込むことが出来ないという方層が繰り返し流されていました。スマホの収益が大部分を占めるサムスン電子、この危機を乗り越えないと明日という日は来ないかもしれません。

   それにしても、奄美大島はソウルと変わらないと遠さなのに、国内線であるためか、テレビがついていません。それだけが誠に残念でした。

   羽田へ到着と共に素早くトイレに駆け込んだ私は、亜熱帯仕様の服装から、真冬の東京仕様への服装へと衣装替え、一路帰途に着きました。