梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

知って納得

2015-07-31 17:38:30 | 日記
   いや、内容についてではなく、どうしてこうなってしまったのかという、事実経過についての納得なのですが・・・。

   北朝鮮による日本人拉致被害者の再調査の報告が延期されています。元々日本からさらって来た人々の氏名その他を厳密に記録していないはずはないわけで、それを出そうと思えば名簿をコピー機にかければ良いだけだったはずです。それがいつまでたってもらちが明かず、北朝鮮のいいように引きずり回されて来たわけが、やっとわかりました。

   拉致被害者の名簿と現状の調査報告書を日本側に提出すれば、制裁解除、食糧援助など、飢餓に苦しむ北朝鮮にとってはまたとないラッキーな出来事になるはず。要は誘拐犯が無罪放免、援助までしてもらえるというのですから、まともな神経だったらこれに乗らない方がおかしいと思えます。それなのに北朝鮮がいまだにじらし戦術を行使し続けるのにはわけがあるはず。

   かつて小泉首相がスタンドプレーっぽく北朝鮮を電撃訪問し、とりあえず拉致被害者のうち5人だけは連れて帰って来ました。実はこの時の日朝首脳会談の記録には、重大な欠落があるというのです。外交交渉ですから、担当者は厳密な記録を残すことが義務付けられているはずですが、交渉に当たったアジア太平洋州局長は、二回分の交渉記録を残していないのだそうです。

   この「消された」二回分の交渉とは、北朝鮮に対して「一兆円強の経済協力資金」と「国交正常化」を約束した部分なのだそうです。しかし現在に至るまで、この事実は明らかにされていませんし、一兆円が支払われた形跡もありません。安倍首相も、拉致問題解決のためにこの資金提供を一度は決心したものの、「核兵器開発に使われるにきまっている。」という 米国からの圧力を受けて、あきらめたのだといいます。

   私に言わせれば、中東のテロ組織に対して、誘拐された日本人の身代金支払いを拒否した政府が、北朝鮮という誘拐犯に対しては、一兆円から二兆円という途方もない身代金を支払うなど、あってはならないことです。拉致被害者の方々にはお気の毒ですが、身代金どころか、色を付けて返せ、というのが私の正直な気持ちです。

   そもそもはとても明らかに出来ないような条件を提示した小泉首相が愚かだったのだと思います。かれはその本質が「劇場型」政治家なのであり、派手なパフォーマンスはしますが、内容は全くありません。今や私たちは彼がやらかしたスタンドプレーのつけを膨大な税金で支払うか、拉致被害者の命で支払うか、その二者択一に迫られる羽目に陥ってしまいました。

KARAは終わったのか

2015-07-30 18:44:14 | 日記
  秋になると、KARASIAと呼ばれるKARAの日本ツアーが始まります。日本各地で開催されるのですが、少し気になるのが、「Zeppどこどこ」という会場が多いことです。多分すべての会場がそうなのではないかと思いますが、Zeppという会場は、表にほとんど来場者がたむろすべき場所がありません。恐らくそこにアイドル・グッズを販売する店が並ぶのでしょうから、更に狭くなってしまうことでしょう。

   私は東京にあるZeppに二回行きましたが、入り口を入ったところも大変狭いので、会場の外に入場者をならべて、チケットの番号が若い順番に「…番から・・・までの方」とコールして、入場を誘導します。番号が後ろの方の人たちは、1時間も並ばされてようやく入場できるのです。暑い日などは地獄です。雨が降っても大変です。第一、恒例「団扇隊」が整列して記念撮影をするスペースすらありません。

   中に入っても、Zeppはコンクリート打ちっぱなしが見えないようにするためか、窓が一切ありません。レーザーや巨大液晶を入れるのも難しいと思います。大きさは高校の体育館程度。楽屋なんてあるのかと思えるほどの狭さです。

   加えて、基本は立ちんぼです。今回後ろの席は椅子がつくようですが、前半は立ちんぼ。舞台の高さも低いので、自分より背が高い人が前にいると、何も見えません。女性や子供にとっては、圧倒的に不利な会場の作りとなっています。

   KARAがなぜこんな狭い、設備もあまり整っていない会場を、ツアーのメインに選んだのか、もしかして、彼女たちが動員できる人数はもはやこの程度と踏んでの事なのでしょうか。であれば、DSPは自らKARAの寿命を知縮めたことになるかも知れません。まだ多くのファンは、アリーナやドームでの豪華けんらんたる公演を記憶しているからです。

   しかも、ファンクラブを対象とした優先チケット販売も、北海道では急遽中止となりました。いや、優先チケット販売のみならず、北海道での公演自体が中止になったのです。北海道にはファンがいない?いくらなんでもZeppくらいは埋められると思うのですが?北海道に初上陸!と色めき立っていたコアなファンたちは失望しきったことでしょう。

   最後は横浜パシフィコ国立大ホールで4回連続公演とあります。これもなんだか不思議ですね。ここがどんな場所なのか知りませんが、一か所で4回連続して行うのはとても奇怪に思えてなりません。先日行われたファンミーティングでは、曲がりなりにも東京体育館が満員になったのです。DSPの神経がわかりません。

   もしかしたら、ですが、DSPはもう本気でKARAの解散を見据えているのかも知れません。先日Aprilという名前の新人グループが公表されましたが、妙にルックスの整ったメンバーが集められています。ティーザーで見る限り、どの子も嫌味がなく、性格も良さそうに見えます。その分強い個性が感じられないのですが、DSPはKARAからAprilに主力を移行しようとしているのかも知れません。
 
   この新人グループは、恐らくKARAの日本ツアーでデビューを果たすことでしょう。それは少々困ったことでもあります。なぜなら日本のKARAファンは、同時にBABYKARAファンを兼ねている場合が多いからです。BABYKARAからは二名しか入れなかったグループを、はたして日本のファンが素直に受け入れてくれるのか、疑問です。日本のファンたちは、自殺したソジンというBABYKARAのリーダーに今でも愛着を持っている人が多いのです。

   今回の不規則な日本ツアーがKARAの正念場ですね。終わるのか、少しは寿命が延びるのか・・・・。

韓ラブ?

2015-07-28 18:22:13 | 日記
   「微笑みの貴公子」ことペ・ヨンジュンが昨日披露宴を行ったとのことですが、会場前の閑静な通りには、300人ほどのおばさんたちが待機しておりました。ペ・ヨンジュン自身は、韓国ではもともと大した人気はありません。ああいう、どこか「なよっと」した感じの男性はあまり好まれず、腹筋が6つにしっかり割れているような、「男らしい男」の方が人気があるそうです。考えてみれば、韓国(朝鮮)は、900回以上も外国からの侵略を受けて(全て撃退した)そうなので、いざとなったら頼りになるような男性像が好まれるようになったのかも知れません。

   そこで、この300人のおばさんたちの正体が問題となるわけですが、案の定100パーセント日本人。韓国のおばさんたちにとっては彼は既にどうでも良い存在なのです。最近は俳優業よりもプロデュース業の方にシフトしていますし、それでなくとも財閥の娘と結婚しようとして全く相手にされず、男を下げたという経緯もあります。失意のドン底なのかと思ったら、あっという間に立ち直って、悪役のイメージが強い女優とあっと言う間に結婚してしまったのも、どこか説得力を欠きます。

   それにしても日本のおばさんたちは、昨今の日韓関係などどこ吹く風、高い金を出して韓国に渡り、、わざわざ道端でペ・ヨンジュンの車が通るのを辛抱強く待っている姿は、私などから見れば、行き過ぎを通り越して、「あんたらバカか?」と言いたくなってきます。そんなエネルギーがあるなら、佳子様のお通りでもお待ちした方がはるかに生産的ではありませんか。

   私は30回以上の渡韓歴がありますが、前大統領の、「日王(天皇)は韓国に来て土下座しろ」発言以来、きっぱりと韓国に渡ることを止めました。韓国が大好きだった私の、私なりの懲罰行為です。あのおばさんたちの空っぽの頭では、自分たちがいかにさげすまれたかということを理解するのは不可能なことなのでしょうか。

   ところで、このおばさんたちを超えるほど、頭が空っぽな人たちがいます。恐らくはイデオロギーで理論武装していることでしょうから、更に始末に負えない人たちです。

   兵庫県のある高校では、韓国語が第二外国語として必修となっているそうです。生徒たちからは怒りの声も上がっているそうですが、現状では韓国語の授業や試験を受け、点も取らないと成績がもらえません。厳密に調べて見れば、同類の高校は全国にいくつも見つかるのではないでしょうか。

   恐らくは日韓友好とか、隣国の理解を深めるとか、もっともらしい理屈がついているのでしょうが、どこの国と友好を深めるかなど、そんなことは個人の裁量です。学校が決めることではありません。英語を必修としているのは、それが現在の世界では国際語となっているからです。

   私はもうかれこれ20年も韓国語を勉強し続けています。韓国語教室にも週一度通い続けています。しかし、はっきり言わせていただきますが、韓国語なんか学んだところで、何の役にも立ちません。韓国ドラマを字幕なしで理解できるようになるとか、韓流アイドルの言っていることが理解できるようになるとか、せいぜいその程度のメリットしかないのです。まあ、それが目的で勉強している人も多いのが現状なのですが・・・・。

   しかしこうなると、もはや単なる趣味の世界でしかないのです。その程度の意味しかない言語を第二外国語とはいえ、必修にするなど、貴重な高校時代の無駄遣いだとしか言えません。この期に及んで、未だに日韓友好などと、幻を追っている人たちのために韓国語の学習を強いられている高校生たちは、イデオロギーの犠牲者だとしか言えません。

   私のように韓国語を勉強し続けて、最後に待っているものは何だと思いますか?それは韓国という「国」に対する言いようのない嫌悪感です。ハングルで書かれた歴史をなどを読むにつれ、その気持ちはますます深まりこそすれ、薄くなることはありません。皆さん、韓国語
の勉強などしなくて結構です。後日必ずや失意の気持ちが待っています。

   と言いつつ、KARASIAのチケットは既に手配している私。この矛盾は何とかならないものでしょうか・・・。

梅様、スマホの軍門に下る

2015-07-27 15:26:10 | 日記
   最近はガラケーですら出番の少ない私ですが、何を思ったか、とうとうスマホ・デビューしてしまいました。これは誰でも同じことのはずですが、スマホがないと困るということは何一つありません。Facebook?パソコンからやれば済みます。インターネット?これも当然パソコンの方が手っ取り早いではありませんか。ただ、日々湧き上がる好奇心を抑えかねて、ついにスマホの世界に飛び込んでしまったのです。

   何か月もうじうじと決めかねた結果、えい、もうどうにでもなれ、とばかりに購入したのが楽天スマホ。機種はXperiaのS1? Z4というのが最高級らしいですが、そこまで必要とは思いません。中国産の製品は不良品が混じっている確率が高いので、やめておきました。もうすぐ発表になるサマージャンボが当たればiPhoneという手もありましたが、当たるはずもなく、気持ち的に今だという気になったので、購入に踏み切った次第です。

   量販店でiPhoneを買えば、アドレス帳の移行その他、全て行った上で渡してもらえるのですが、(そんな店が車で15分ほどのところにあるのです。)天邪鬼の私は、あえて老骨に鞭打って、一から自分で設定してみることにしたのです。

   はっきり言って、パソコンより面倒くさく感じます。みんな使っているのだから自分にもできるだろうとたかをくくっていたのですが、初期設定でつまづき、迷路に迷い込んでしまいました。これまでPC98の時代からパソコンの設定は一人で出来ていたのに、時代の進み方はとっくに私の予想を超えていました。なぜ何とか使い始められるようになったのか、今でもその足跡をたどることが出来ません。気がついたら結果が出ていたという感じです。

   それでもそれなりに進歩があり、住所録と電話帳を作れるところまでは無事こぎつけたので、目下ガラケーのアドレス帳に載っている人たちにアド変とスマホになった連絡を、一日に一人か二人ずつ、汗をかきながら行っている最中です。

   一番困っているのは、ガラケーのように文字ボタンを力強く押すのではなく、液晶画面に軽く触れることによって文字入力をする訳ですが、キーボードが小さすぎて、気をつけないと隣のキーを打ってしまいます。時には ezweb を ezewb と打ち込んでしまったりするので、能率の上がらないことはなはだしいものがあります。

   そもそも私は数字がからんだ入力は生理的に嫌いなのです。文字入力だけならかなり早いつもりですが、数字がからむと途端に打ち間違えます。恥ずかしい話ですが、試験の点数をパソコンで処理するようになって以来、私より遅かった人はたった一人しかいませんでした。

   ただ一つスマホにして良かったと思うのは、リアルタイムで地図上に現在地が示されること。ガラケーでもできるのですが、地図の示す範囲を広くしたり狭くしたりしながら確かめられるのはとても助かります。これならいい加減に歩き始めても、途中で遠回りになったりしないで、いろいろなところまで歩いて行けることでしょう。

   とりあえず、スマホのケースと、液晶保護シールを1,080円でAmazonで購入。何千円もする物もありますが、これは大当たりでした。簡潔に出来ていて、安心感があります。

   このケース購入については、謎の現象が発生しました。当人に知らせるほどの事ではないので、知らせてはいませんが、私がいつもの「ワン・クリックですぐ買う」ボタンを押したにもかかわらず、購入者は全くの別名になっていました。しかし住所などは間違いなく私の住所、届け先の氏名もしっかり私となっています。それなのになぜか、私に対して送られて来た連絡の冒頭は、「〇〇〇 ゆい様」と、懐かしい若手女性英語教師の名義になっていたのでした・・・。

ペンと剣

2015-07-25 09:26:09 | 日記
   数日間筆が進まず、お休みしておりました。昔クラス通信が書けず、生徒たちに対して、「手に神様が下りてきた日はスイスイかけるんだが、どうやら神様がお休み状態で、滞ってしまっている。」と言ったところ、「バカじゃねーの!神様なんていないだろうよ、いい大人が何言ってんだよ!」という罵声を浴びせかけられたことを思い出しました。父親がこれに輪をかけた性格で、彼が喫煙で捕まった時、電話を掛けた私に対して、話を途中までしか聞こうとせず、「あんたじゃ話にならん、校長を出せ!」とすごまれたりしました。

   この生徒は卒業後暴行事件を起こし、既に転勤していた私に対して、警察から、本人並びに家庭についての調査が来ました。いつもなら嘘にならないように「事実とは異なる真実」を書く私ですが、この時はありのままに事実を書いてしまったことを思い出しました。「事実とは違う真実」とは、短気だ→決断が速い 反抗的だ→権威や権力にこびない 約束を守らない→おおらかだ・・・といった書き方をすることですが、彼についてはきちんと左側の事実通りに書いたということです。 

   話が最初から脱線してしまいました。次に挙げるのは、どこかの街頭で社民党の福島瑞穂議員が行った演説だそうです。Facebook上に投稿されていたものを引用させていただきました。


「安倍内閣は戦後最悪の内閣です。何故か、集団的自衛権を合憲としたはじめての内閣だからです。あなたの上に憲法があるのであって、あなたの下に憲法があるわけではない。憲法守れあべ総理。憲法を守らないならば、退陣しかありません。...
自民党から『戦争法案は不適切だ』と削除要求がありました。しかし福島みずほは思います『戦争をするのに平和ということばを使うな』と。
戦後はじめて若者に人殺しをせよと命じる、そんなことを許してはならないと思います
こんな法案は廃案にするしかない、こんな内閣は退陣してもらうしかない。35%の支持率をどんどんと減らしていきましょう。沖縄や辺野古をはじめ、人の痛みがわからない内閣は退陣してもらうしかない。」

今、できることは全部やっていきましょう。

今日は音楽もついてます。
先週のようにまた、人が多いですが怪我などしないよう注意してください。水分補給忘れずに!

なんか自民党感じ悪いよね
集団的自衛権はいらない
解釈改憲絶対反対

憲法守れ

   彼女に対しては在日韓国人説がくすぶっていますが、先日韓国のテレビで、彼女の活動ぶりを賛美する報道があったそうです。これでは彼女の政治姿勢がどこにあるかを如実に物語っていますね。

   民主党は国民の期待を受けて政権を握ったものの、ろくにもののわからないど素人ばかりで、中国からは見下され、アメリカからは不審の目で見られるようになり、次の選挙では一発でぼろ負けした情けない連中の集まりですが、社民党ときたら、初当選の山本太郎を代表として、「山本太郎とその仲間たち」というグループを結成しようとしたくらい、なりふり構わぬ政党に成り下がっています。安倍政権の支持率が下がったからと言って、民主党や社民党に対する信頼度が高まった訳ではないことに気づかないのでしょうか。

   野党というのはお気楽な商売です。政権党は必ず何らかのミスを犯しますから、ささいなミスを見逃さずに激しく追及していれば、仕事をした気になれるのです。私に街頭演説をさせてもらえるなら、福島瑞穂さんよりずっと立派な「安倍政権打倒演説をやって見せる自信があります。全く本心とは違いますが、余裕でできますよ。

   九条死守派の最大の特徴は、「代案」を持たないというところにあります。「九条を守れ!」は結構。しかし、九条に忠実であろうとすれば必ずや生じるであろう、国家の存亡を賭けた一大事にどう対処するのかという発想はどこにもありません。彼らがが常に主張しているのは、「外交を通じて平和的に解決する。」ですが、韓国・北朝鮮・中国の三国は、約束事を平気な顔で破るか、破っておいて、破ってはいないと強弁するのが習わしの国です。この三国に対しては話し合いというものは通用しません。

   それにしても、九条死守派の人たちの主張は、100パーセントこの三国の利益になる内容ばかりなのはどうしてなのでしょう。そもそもがアメリカから下賜された憲法九条なのですから、これを有り難いと思うなら、アメリカをこそ崇め奉らなければ筋が通らないのですが・・・。

   現行憲法は、アジアの片隅でひっそりと生息していた黄色いサルどもが、黒人差別で成立していたような国アメリカに楯突いて、国際連盟で人種差別解消を提唱したり、アメリカが取ろうと思っていた満州に新しい国を打ち立てたりした「罰」として、二発の原爆と共に日本に与えたものです。

   「あのサルどもは、これから先未来永劫あの狭い島の中に閉じ込めて、食べていくのがやっとの暮らしをさせておくのだ!」

   というのがアメリカの基本方針でした。その成果を確かなものにするために、7年という異例の占領を続けて、現代版焚書坑儒を行い、日本人の頭から独立国としてのプライドというものを全て奪ってしまったのです。

   考える力をすっかり奪われた日本人は、アメリカが押し付けた九条を神の啓示とし、何よりも有り難がりながら過ごしてきました。特にガッコの センセたちがこの啓示を生徒たちに吹き込み続けたので、今や日本全体がこの精神に染まってしまっています。

   繰り返しますが、九条が曲げてはならない神の啓示であるなら、「神」はそれを与えたもうたアメリカになるのだと思います。どこをどう捻じ曲げて、韓・朝・中に利益供与するための念仏と化したのか、誠に不思議です。

   かつてソ連は北海道を、蒋介石は九州をそれぞれ要求しました。それを許さなかったのは、アメリカの「武力」です。ソ連はドイツを、蒋介石は日本を、それぞれアメリカの援助で破りました。アメリカの「武力」の前に、両者はすごすごと引き下がったのです。

   昔は高校の制帽によく「ペンと剣」の校章がついていたものです。「ペン」は民主主義、「剣」は武力を表すと考えるべきです。ペンと剣の二つが、近代国家を国家たらしめるものなのではありませんか?

   韓・朝・中ともに、「剣」はあっても「ペン」はない国です。韓国はあるではないかと言われそうですが、厳密にはありません。強いて言うなら韓国は「武と産」の国と言えるかもしれませんが。いずれにせよ、「武」しかあり得ない国に対処するのに、「武」を捨てて「ペン」だけで立ち向かうのだという人々は、もはや偏執狂の類だと思います。