ク・ハラのこと

　　 全員整形していえ見分けがつかない！　見だけで気持ち悪い！　日本に来るな！

といった罵詈雑言を浴びせかけ続けているアンチ韓流アイドルのおじさんたちが、ク・ハラについては手の平を返したかのように弔意を述べている。ハラだって鼻は整形しているのに。

まあ、KARA自体、全員通訳を必要としないレベルの日本語を話し、絶対に反日的な言動をしなかったのだから、ハラに対する賛辞も当然ではある。

　　　 ただ、この人は実物を見たことがないな、と思われる発言もよくある。

「きれいで、ダンスが上手で、歌がうまくて・・・」

などと平気で書いているのを見ると、実にいい加減な人達なのだと思ってしまう。

ハラはKARAの中では一番歌がへたくそで、ダンスもうまい方ではない。何より問題は、他のメンバーとは違って、確たる信念も向上心も根性もなかったということなのだ。

ジヨンはもともと日本語検定一級に合格していたほど日本語を真剣に学んでいたし、日本に活動の拠点を移してからも、アクセントや訛りを逐一修正して、日本語を話す上で韓国人らしさを徹底的に無くしてきた。韓国人からは二度と国に帰って来るな、などと言われても、びくともしなかった。

ニコルはKARAの時代から、ダンスについては振付師たちから別格の扱いを受けていた。ダンスのセンスにおいては、他のメンバーに歴然とした差を付けていた。しかもKARAの事実上の解散以後、初心に返って発声から訓練し直したらしく、KARA時代と比べたら歌唱力は全くの別人になっている。

ギュリとスンヨンについては別格なので、ここでは扱わない。

しかし、ただ一人ハラだけが何の努力もしなかったのだ。元々彼女の人気は恵まれた肢体にあったのであって、しゃべらせれば知性の不足は明らかだったし、いかにもゆるそうなルックスに、男たちが群がって来ていたのだから、年月と共に煩わしい出来事が累積していた。その決算が、不幸にして自殺という形をとるしかない末路を招いたのだと思う。

ハラにジヨンやニコルのような向上心と信念があれば、こんな結末には至らなかったことだろう。韓国芸能界の闇に殺されたと言えば聞こえはいいが、私は彼女自身の生き方が招いた結末であるという印象が強い。

後は日本の事務所で引き受ける！という形になった時に、腹をくくれなかったのが惜しまれる。

どっちが好きか・サッカー部ＶＳラグビー部

梅様の安否確認

サッカーの、前回のワールド・カップ前の、日本代表選手の言葉。

「優勝しか考えてない。」

「自分達のサッカーが出来れば勝てる。」

私はその時、何というおバカさんの集まりなのだと思った。今回のラグビー代表選手たちの発言とは、文字通り月とスッポンの違いがある。

そもそも私はサッカー部員の気質よりもラグビー部員の気質の方が好きだった。 某ラグビー部員のクラスの前を通る時には、いつタックルされてもいいように、辺りを警戒しながら通っていた。

授業に遅刻して来たので、スクワット２００回で入れてやると言ったら、廊下の、私から見える所で、ごまかさずに２００回しっかりこなし、ニコニコと教室に入って部員もいた・・・。

サッカー部員だと、まず間違いなく、ふざけんなこの野郎！という顔をされる。好みの問題と言われればそれまでだが、私は１対１００位の差でラグビー部員の、男の子らしい単純さが好きだった。

こんな先生は、いらない

読売新聞には、高校の先生が投稿して、足立新田を立て直した元校長が回答をくれる人生相談コーナーが掲載されている。毎回てめーの頭で考えろと言いたくなるような相談ばかりなのだが、その一例。

「運動部の指導にもっと力を入れたいと希望していたのに、今春の人事で部活動がほとんどない学校に異動となりました。残念な気持ちのまま勤務している現状を、どのように変えていけばいいでしょうか。」埼玉県・公立高校・３０代男性

これなど、典型的な悪しき精神構造の一例だ。この程度のことを一々権威者に相談するのも主体性が無さ過ぎるが、何よりいけないのは、運動部の活動が盛んな学校でないと運動部の指導が出来ないと決めつけている甘えた根性だ。行った先に美味しいごちそうが用意されていて、後はそれを食べるだけという人生を想定していて、「いざ行ってみたらごちそうが無いんですけど、このむなしさをどうしたら晴らせるのでしょうか。」という相談なのだ。

異動先の学校に部活動がほとんど無いということは、これまで部活を指導して来た先輩方に遠慮することなく、自分の好きなようにやり放題の環境が与えられたとは解釈できないでいる。私が評価を付けるとしたら、創意工夫と主体性がC評価となるしかない。

さっさと自分で部活を新設して、真っ白な紙に絵を書き始めれば良いのだ。この状況をラッキー！と思えない人間が、将来何かを成し遂げられる教師になれるとは思えない。困ったことだ。しかもとうに３０歳を過ぎているというのに・・・・。