梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

選挙が近い

2014-12-03 15:08:51 | 日記
  以前にも書きましたが、マスコミによって伝えられる沖縄の人たち(恐らく全員ではないと思います)の意識が現実離れしている度合いには、恐ろしいものがあります。

   私たち教員の世界では、「反戦・憲法九条死守・自衛隊反対・(児戯に等しい)卒業式・入学式における国歌斉唱拒否・日の丸掲揚拒否」といった考え方が鉄の掟とされ、これに疑問を持つことは許されませんでした。しかし、人間の思想は多様ですから、実際にはこの鉄の掟に疑問を抱いていたり反対の思想を抱いている人も少なくありませんでした。私は沖縄の人たちも実際にはこれと似たようなことが現実として横行しているのではないかという気がしてなりません。

   万一私の推測が間違っているとしたら、沖縄県民はほとんど韓国人並のやっかいな思想の持ち主ばかりということになってしまいます。

   「沖縄は常に日本の犠牲になってきた。」

   この恨みは千年たっても消えないと言った韓国大統領の発言にも似た意識がうかがえます。しかし韓国は弱者はいたぶり倒すという国民性でも有名です。沖縄もまた奄美諸島の人々に対して筆舌に尽くしがたい差別の限りを尽くして来た歴史があります。しかし沖縄の人々は決してそのことには触れず、自分たちが受けたと信じている屈辱の歴史ばかりを声高に叫び続けるのです。

   奄美諸島の貧困がいかなるものであったかは、数年前に自殺した、貧乏が売り物の若い女性タレントの言葉を思い出すだけで十分でしょう。東京オリンピック当時、奄美では食糧不足を補うためにソテツの実を食べていたのが実情なのです。米軍の需要で潤っていた沖縄とは全く事情が違います。

   過去を忘れてしまうという特技、という点でも沖縄の人々は韓国人に似ています。韓国人は、餓死者が出るのが当たり前という李氏朝鮮の500年、人口が全く増えることのなかった李氏朝鮮(日本が統治をした36年間だけで人口は2倍に増えた)の時代を美化しきっていますが、実際には国民は完全な奴隷状態、国庫は常に破産状態の、この世の地獄でした。

   沖縄人もまた、琉球王朝時代には、庶民は王家の財産であり、奴隷であるに過ぎませんでした。ろくな産業もなかった沖縄で、首里城のような壮大な城が存在したことだけを見ても、沖縄においていかに過酷な搾取が行われていたかが、わかるではありませんか。しかし沖縄人の歴史はそこまでさかのぼることがないようです。あくまで薩摩藩に接収された後、いや、太平洋戦争における沖縄戦までしかさかのぼる気はないようです。

   自分たちだけが悲惨な目にあったと言い張るのも、韓国人と似ています。沖縄戦では多くの島民が犠牲となりましたが、東京ではたった2時間で10万人の一般人が焼き殺されています。広島、長崎については言を待つまでもありません。その他日本各地で空襲によって莫大な財産と人命が失われています。

   外地から着の身着のままで帰国を目指した人たちは、襲撃されて殺害されたり、レイプ被害に会って、命からがら内地に逃げてきました。帰国した下関では多くのレイプ被害者が堕胎手術を受けています。対馬丸のように、民間人を乗せた引き上げ船まで撃沈されてほぼ全員が命を落とした悲劇もありました。

   戦争の犠牲者は沖縄人だけではないのです。戦後の米軍による事件の数々はいくら同情してもしたりないものがありますが、それでも通史的には、沖縄県民にももっと正確な知識と判断力を持ってもらわないと困ります。本土では既に命脈を断たれた一部左翼の意向によって、ゆがめられた歴史と思想を抱いていたのでは、問題は絶対に解決しないのです。

   今回の沖縄知事選の結果によって、沖縄の基地問題の解決は更に遠ざかってしまいました。反戦左翼の人たちは、言っていることとは裏腹に、沖縄に米軍基地が現状のまま定着することを意図しているとしか思えません。米軍基地が危険なものでなくなってしまったら、彼らの最後の砦である沖縄においてすら、彼らの存在理由がなくなってしまうからです。

   沖縄の米軍基地問題においても、安倍政権は非難の対象とされるものと思います。そんな時、私がここに書いたささやかな内容を、少しでも思い出していただけたらと思います。