これはがっかりＩＺＯＮＥの実力

　　　先日、とある民放で放送されていたもの。歌っているのは今を時めくＩＺＯＮＥから４人のメンバー。衣装から、分かる人は分かるように、ＫＡＲＡがかつて一世を風靡した、ミスターである。

　　　これを見て聞いて、私は思わず真面目にやれ！と言いたくなった。ダンスがしっかり出来ていないのは、番組のための付け焼刃なのだから仕方ないとして、厳しいオーディションを勝ち抜いて残ったはずの彼女たちの歌が、ここまで惨めだとは思ってもみなかった。その辺の女子大生でももう少しましに歌える子はいくらでもいるだろう。

　　　かつて私はスンヨンはともかく、ＫＡＲＡは歌が下手な方だと思っていた。特にハラとジヨンの二人。しかし、ＩＺＯＮＥのこの４人とは比べようもない。この４人はその辺の普通の子レベルだ。初来日当時ジヨンはまだ１６歳。この子たちと比べても若い。それでもこの子たちよりずっとましだった。今更ながら、ＫＡＲＡは実力があったのだと感じた。

　　　以前、デビューして間もないＴＷＩＣＥを生で見たことがあるが、ＩＺＯＮＥの彼女たちよりずっとましだった。どうしてこの程度の子たちが早くも海外公演が出来たり、ＴＷＩＣＥを超える人気を博しているのか、謎だ。

　　　まあ、そんな訳で、口直し、いや、耳直しに、この９月は実力派のＬＯＶＥＬＹＳの公演に行くことで決まり。あの子たちは実力に加え、誠実で好感度が高い。
　　

韓国ドラマを中国語で見る

　寝込んでいる間に太ももと腰がカチカチになってしまったので、取りあえずほぐすのだが、硬直が強くて、ストレッチングすると、膝を痛めそうだ。数日かけるしかない。

　　で、寝込んでいる間に見ていた韓国ドラマ、よくもまあ善玉と悪玉が逆転に次ぐ逆転を１６回も繰り返すものだと感心する。全てが相手のミスとか落ち度を見つけては裏切ったり優劣を繰り返すパターン。韓国人が１００％嫌いだったら絶対に最後まで見られないだろう。

　　ただ、韓国人の演技力には感嘆せざるを得ない。正直、日本の女優など足元にも及ばないだろう。民族として嘘つきだから演技もうまい？いや、そんなひどい事までは言うまい。

　　ところで、韓国ドラマといっても主として中国語音声で見ている。すると、ドラマによって向き不向きがあることが分かる。今見ている「トッケビの花嫁」、これは中国語が驚異的なまでに生かされている例だろう。私は韓国語バージョンと中国語バージョンの両方で見た訳だが、中国語バージョンの方が明らかにいい。特にヒロインの声と勢いが、はまりにはまっているのだ。

　　中国語音声が全然ダメだったのは、名作「冬のソナタ」（実際は日本のテレビゲームのパクリだと言われているが）。特にヨン様のアテレコが、「違う！そうじゃない！」と叫びたくなるほど、イメージに合っていない。