梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

テレサ・テンを聞く

2018-02-27 18:58:09 | 日記
テレサ・テンの歌を120曲一気聞きしてしまいました。テレサ・テンなんて今時の若い子は知らない名前だとは思いますが・・・。これは以前台湾に行った際に通りすがりの店で購入したものですが、残念な事に歌詞カードというものがついていません。したがって、聞き取れるところは聞き取れるものの、概ね何を言っているのかわからないということになりました。それでも120曲もあるので、彼女の全貌のようなものはうかがう事が出来ます。

感想:彼女が中国語で歌った歌は、「つぐない」を始めとして、日本で、日本語で歌った時のような色艶が微塵も感じられません。日本の演歌なども中国語にしてしまうと、声の伸び・艶・色気が完全に失われてしまっています。言語が違えば重要視する部分も全く違うということのようです。

先日見た番組では、テレサ・テンに楽曲を提供するに当たり、日本のトップクラスの作曲家が、大げさに言えば血を吐くような努力の末、これでダメなら自分は降りるというところまで、その才能を絞り尽して出来上がったのが「つぐない」という名曲なのだそうです。さもありなんというところですね。

一方、韓国には日本の演歌とほぼ同様のメロディー・ラインを持つジャンルがあり、これについては以前韓国起源か日本起源か、論争めいたことになったことがありますが、韓国語もまた演歌のメロディーによく乗る言語であることは確かなようです。そのあたりはやはり中国語とは全く違う言語だということがわかります。以前済州島へ行った際泊まったホテルでテレビをつけたら、軒並み演歌番組だったのでおどろいたことを覚えています。

  そんな両国が永遠に理解し合うことがなさそうなのも、また不思議な事ですね。

韓流に染まる若者たち

2018-02-20 18:03:49 | 日記
日本人は知らず知らずのうちに韓流に染まっているのだな、と実感する時がある。

街行く若者のファッションを見ると、前髪を眉まで垂らし、細身のぴったりしたズボン(パンツを言わないといけないのか)を身に着けた姿が目立つ。中には韓国ドラマであれば、これからどこかに忍び込む時の定番の服装に決めている例も多い。

好きでやっているのだろうし、思想性も無いのだろうが(これを軽薄と言うが)、一つだけ大きな違いがある。韓国の若者は一皮むけばマッチョに鍛え上げてあることが多い。たくましいことは韓国の男として望ましいことだからだ。

同じ服装をしていても、韓国人の若者と日本人の若者の肉体的な差は明らかだ。韓国の若者が肉体を鍛えている間に日本の若者は内面を磨いている?ありえない。
このままなら完全に日本の負けだ。むろんそうした若者たちはそんなことまで考えられるほどの思想性は持ち合わせていないだろうが。

KARA・少女時代 のち、LOVELYZさんへ

2018-02-11 15:47:34 | 日記
  KARA・少女時代 のち、LOVELYZさん、最近はブログを書く間隔が空いてしまい、まばらな状態であるにも関わらず、その日のうちにコメントを頂けるとは感謝の念に堪えません。ありがとうございます。
  
  私は楽曲そのものについて評価を下せるほど知識も感性もありませんので、何となく好き嫌いがあって関心を持ったり見向きもしなかったりするだけなのですが、今回は特筆すべきことが一つありました。これは正直申し上げて、画期的なことではないかと思います。

  日本で行われるKPOPのコンサートには、母娘というパターンが往々にして見られますが、今回ついに見つけたのが、「父と息子」という組み合わせでした。父親が小六か中一とみられる息子同伴で、LOVELYZの公演を見に来ていたのです。私はいつも観客の年齢構成や男女比などについて念入りに観察する癖があるのですが、父と息子の組み合わせは本当に初めて見かけました。

  この点をもってしても、LOVELYZというグループが健全で、性別・年齢を超えて受け入れやすい存在だということがわかります。単に見知らぬ父と息子が来ていただけであるにも関わらず、なんとなく嬉しくなってしまいました。これからこんなケースが増えるといいと思います。KPOPがおっさんとおばさんだけの物である必要は無く、また多くの年齢層に受け入れられる楽曲が提供されるなら、これからも不動の地位を保てるはずだと思います。

  ネットを見ると、KPOPは終わった、聞いている奴なんか見たこともない、KPOPブームなどねつ造だ、全員同じ顔をしたサイボーグだなどと言いたい放題になっていますが、良いものは良いと、先入観抜きに正当な評価を下せる人たちも多いことは確かです。LOVELYZはおそらくまた半年後に日本公演を行うのではないかと思います。その際にはKARA・少女時代 のち、LOVELYZさんも足を運べる日程になることをお祈りします。

  第3集、さっそくAmazonで購入してみます

再びLovelyzを見る

2018-02-11 09:21:15 | 日記
  久しぶりに遠出をしてLovelyzの公演を見て来ました。前回は昨年の8月のことだったかと思いますが、今回はZEPP TOKYOではなく豊洲PITが会場で、少し近くなりました。

  実は彼女たちが来日するなどということは露知らず、ある日「ぴあ」からのお知らせメールで公演の二次募集があることを知らされて急遽申し込んだ次第です。間違いなく一回目の募集の時もメールがあったはずなのですが、どうせCDの宣伝だろうと思って、読みもせず削除してしまったのだと思います。CDの宣伝なら発信元はAmazonになるはずなので、とんだミスをしてしまいました。

  それでもLovelyzの知名度からいって、二次募集でも間に合うと踏んで早速申し込みを済ませました。前回は10列目だったのに対して今回は19列目。私の前には大柄な男性がいて視界を遮るというジンクスは今回もその通りでしたが、41番という右寄りの席でしたので、舞台を斜めに見ることになり、かろうじて視界が全てさえぎられることは避けられました。少々舞台が遠くはなりましたが、まあこれで満足するしかありません。

  今回書くに当たって、昨年夏に書いたブログを読み直しました。人間の記憶などいい加減なものですので、思い込みで違いを書かないようにするためです。そして昨年との違いを発見しました。

  昨年は、「おっさんが7割、若い女の子が3割、若い男の子たちもいなくはない」と書きましたが、ファンの姿にはかなりの変化が見られました。もちろんおっさんは多いのですが、若い女の子の姿が目立ちますし、若い男の子の増え方も顕著でした。これはLovelyzが幅広いファン層を掴んだという事の表れだと思います。

  会場の豊洲ピットでは必ず別料金500円を払ってドリンク(せいぜい120円のミネラル・ウオーター等)を購入しなければならないシステムだったのですが、Lovelyzの公演についてはそれがありませんでした。たかが500円ですが、嬉しい事です。もうこのシステムが廃止されているのであればそれに越したことはありません。

  前回の公演との違いは、私の方に彼女たちの楽曲に対して予習が済んでいるという事でしょうか。白紙の状態で行くのと、どんな曲が歌われるのを知っているのとではやはり違いがあるように思います。予習が済んでいればこそ、次々と歌われる曲に対して、「おお、それ、それ!」と感情移入できるというものです。

  入り口を入ると、アルバムの第3集を販売しており、購入者は握手会に参加できるとありましたが、特に交通費と時間をかけてまで彼女たちの手を握りに行きたいとは思いませんので、これはパス。第3集を既にお求めの方の推奨があれば、改めて購入してみたいと思います。

  公演自体の印象は初めて見た時と特に変わることはありませんでした。どこまでも真面目で好ましいガールズ・グループという印象です。今回は昨年より日本語が少しだけ進歩したような気もしますが、その進歩の度合いに多少差が見られます。中でもミジュという子の日本語力が他のメンバーより一歩先に行っていると感じました。ただ、その分、暗記して来た定型文を離れて話そうとするので、どうしても言葉が行き詰ってしまいます。外国語を学ぶ際に、入門から初級、中級へと移る段階で誰もがぶち当たる壁に、彼女も到達した感があります。
それでも自ら「私が日本語が一番上手」と言い切れる位、他のメンバーより力がついている気がします。日本のファンから好感度を得るためには、こうした地道な努力もあった方が良いと感じました。

  しかしこのミジュという子、今回感じたのですが、はっきり言ってチョン・ウンジタイプなのですね。実にサバサバした性格で、相手が傷つかない程度にはっきりものを言う能力がありそうです。今回は、

  「びっくりしました。私たちが歌い始めると皆さん立ちあがるんですね。ホントは疲れてるのに。脚が疲れて体が揺れてますよ。」

  といったことを言って、笑いを取っていました。

  また、彼女の機転の利き方はなかなかのものがあります。日本語だけでは行き詰ってしまった時、彼女はどうしたか。他のメンバーは暗記したと思われる定型文を言い終えると、言い尽くせない部分を完全に韓国語に切り替えて話すのですが、ミジュだけは韓国語の中に日本語の単語をぶち込んで、それで通してしまいます。これが結構伝わるのです。そこに気づいて、笑いを取りつつ伝えたいことを伝えるミジュはなかなかのタレント性の持ち主ですね。

  ミジュは頑張って日本語を覚えていることに加えて、客席との親近感を生み出す能力に長けているような気がします。ジンのような泣き虫で口下手な子もいる中、代わりのいない、貴重な存在だと思います。

  ジンの名前が出たので「今回のジン」について報告しますと、彼女はやはり泣きました。前回は最後のあいさつの際に泣き出して言葉に詰まってしまったのだと記憶していますが、今回は何曲か歌ったところで突然うつむくと、後ろを向いて黙ってしまいました。こんなことには慣れっこになっているのか、他のメンバーが彼女のパートを歌ったらしく、あたかも何も起きなかったかのように見えたのは見事でした。

  昨年このブログで取り上げた際、私が一番気に入ったのはジンだと書きましたが、この子、本当に「笑わん姫」なんですね。いや、恐らく彼女は心の中では微笑んでいるはずなのですが、顔の筋肉がその思いと全く連動しないようなのです。つまりは「笑わん姫」ではなく、「笑えん姫」なのでしょう。もっとも似たような性格の私の目には、あ、今は笑っている、ということが手に取るように分かるのですが果たして普通の皆さんにその瞬間が判別できるかどうか、と思います。

  そんなジンが唯一笑いを取ったのが、最後の日本語による挨拶での一言。一晩開けたら私の記憶があいまいになってしまったのですが、文の末尾を確か「オムライス」と言ってしまったのでした。もちろんそれと発音が似た全然違う言葉を言うはずだったのですが、この言い間違いには客席から期せずして温かい笑いが生まれました。

  それにしてもこのグループはもう少しKpopファンからの支持を集めても良いような気がします。真面目過ぎる、楽曲に破天荒なものが無い、といった面は確かにあるのですが、彼女たちの誠実さには特筆すべきものがあると感じます。豊洲ピットやzepp東京のような会場では舞台セットや仕掛けに手間をかけないのが普通ですが、Lovelyzのスタッフたちは、こうした小規模な会場という枠の中で精いっぱい手をかけて盛り上げているように思います。

  今回はメイン・ボーカルとして頭一つ抜け出しているKeiが足の負傷で、椅子に掛けたままの公演となりましたが、実質的にはこれといった問題はなく、まるで演出の一環であるかのように自然な流れで公演を終えました。終わってみれば3時間にならんとする長時間の公演でした。見る側にとっては抜群のコスト・パフォーマンスでもあります。

  後は・・そうですね。恐らくこのLovelyzととは対極の激しさを持っていると思われるグループ、「くろもも」、つまりBLACKPINKを見て、比較してみたい気がします。

紙おむつ、下水に流すべきか

2018-02-02 18:20:14 | 日記

  政府は、紙おむつを砕いて下水に流すことが可能かどうか、実証実験に入るらしいですね。一見いいアイデアに見えるのですが・・・。

  私の見たところでは、吸水ポリマーが下水管の中で何倍にも膨れてしまうので、下水管を今の何倍にも太くしないと、いずれどこかで詰まってしまい、地域全体の下水が使えないという事態になるのではないかと思います。しかもこれを全国的に行わなければなりません。どこどこ町の何丁目は当分下水が流せません!という事態になれば、トイレ・風呂はおろか、台所も使えなくなってしまいます。


  昔私の同僚が、真昼間に家からのSOS電話を受けて、吹っ飛んで帰宅したことがあります。実は奥さんが、赤ちゃんの紙おむつの包装にトイレに流せますと書いてあるのを読んで、本当にトイレに流してしまったのです。当然彼の家の下水は詰まってしまい、業者を読んで地面を掘り返して直してもらうはめになりまっした。いくらかかったかは知りませんが、結構な代償を支払うはめになったことでしょう。

  実は彼の奥さんは中国人でした。かなりのインテリだったのですが、そこは中国人の限界か、さすが日本、紙おむつをトイレに流せるなんて!と感動、本気にしてしまったに違いありません。。中国ではトイレットペーパーすら流せないことが多いからです。


  2027年には日本の人口の三分の一が65歳以上の高齢者になるという予想が立っています。。赤ちゃんのオムツとは大きさがケタ違いですね。だから、面倒でもビニールに入れてゴミ収集日に出す方式の方が無難だと思います。