梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

Aprilが日本デビューをした・けれど・・・。

2018-04-29 17:50:15 | 日記
  KARA・少女時代 のち、LOVELYZさん、いつも迅速なコメントをありがとうございます。共感してくださる方がいらっしゃるのは心強い限りです。

  AprilというKpopガールズ・グループの報道関係者向けお披露目を見に行って来たことを少し前に書きました。KARAの日本デビューに当たっては、路上ゲリラ・ライブに3,000人という人数が詰めかけ、警察から中止命令が出るほど事前に知名度が高まっていたわけですが、Aprilについては相当に厳しいものがあると感じます。実感としては、日本人の99、9パーセントはこの名前を知らないと考えられるからです。

  Apinkでさえ、日本での知名度は大したことはありません。彼女たちはKARAや少女時代の頃と違って、朝からバラエティー番組にゲスト出演することもできないご時世に日本デビューしたせいか、構成メンバーの年齢が比較的高めで少女とは言えない年齢だったせいか、もともとKpopに関心があった人たちの間でしかその名前は広まっていきませんでした。日本においてツアーは行うものの、広くて東京国際フォーラム止まり、アリーナ・ツアーやドーム・ツアーなど夢のまた夢です。

  ちなみに私が通っている東亜学院という中国語学校の教室で、私がApinkを見に行った話を(中国語で先週の出来事を述べよ、という課題でした。)すると、その名を知っていたのは47歳独身の男性一人でした。彼女たちはTwiceのように女子高生に集中的に人気があるというわけでもなく、KARAファンだった人たちのようなクレージーなオッサンたちの支持があるわけでもないので、これ以上日本での勢力拡大は望めないでしょう。

  ところで今日北千住西口に降り立った私の目に飛び込んできたのは、ビルの壁面に取り付けられた巨大液晶パネルに映し出された、AprilのM.V.でした。Aprilがこの度日本デビューをしたことはわかっていましたが、いざこの画面を見せられると、微妙な違和感がありました。通り過ぎる人たちが全く気にも留めていないことは当たり前と言えば当たり前ですが、皆さんはこれが日本のグループなのか韓国のグループなのかさえわかっていないはずなのです。せめてどこの誰であるかぐらいわかっていなければ、該当でM.V.を流しても効果はほとんどないのではないでしょうか。DSPという事務所は本当に商売がへたくそです。

  それでも、かつてBoAが14歳で日本デビューをした際には、ほとんど誰も目をくれる人がいなかったことを思えば、もしかしたら、という期待感がゼロとも言えません。強烈な売り込みをかけて、せめてミュージック・フェアーにでも出演させてもらえれば、多少のきっかけにはなると思うのですが、DSPにその才覚と、つてがあるのやら・・・・。

「マツコ会議」を見た。韓国デビューを目指す少女たち

2018-04-26 09:22:31 | 日記


 いつもはとあるサイトに投稿する内容なのですが、何回か題材を変えて似たような趣旨の投稿をしたところ、なぜか炎上してしまいましたので、それはあきらめていつものブログで書いてみることにしました。

  テーマは、反日韓国と日本人の若者の関係という問題です。最近は街を歩いていても、若者の髪形やファッションに、明らかに韓国的な要素が増えてきて、昔のように一見して韓国人であることが見抜けないようになって来ています。

  前回書いたようにAprilは残念ながら日本での認知度がゼロに近いわけですが、Twice、Blackpinkなどのガールズ・グループ、あるいはいくつかのボーイズ・グループは絶大なと言っても良いほどの人気を博しています。

  実はある日、(昔ユナとびっくりご対面をセットされて、狂気乱舞し、一緒にGeeを踊った経験のある)某女子卓球選手がカメラの前でファンに向けてTwiceのT.T.ポーズをしていましたが、何にでも感情的にケチをつけたがる反韓サイトにはそれについて何の反応もありませんでした。恐らくはTwiceのファンが女子高生を中心とする若い女の子たちであるために、中年男性が中核である反韓サイトのメンバーたちにはその意味が理解できず、見逃されてしまったのだと思います。

  反韓サイトでのTwiceに対する反応は、そんなの知らん・全員整形・・・・等々、何の知識もないまま、ひたすらこき下ろすだけのものでしたから、彼らが韓国に対してろくな知識も無いまま、単なる流行で反韓に乗っていることが読み取れます。しかしTwiceの人気は本物です。こうした公演を扱う人たちの手腕は大したもので、その時々の集客力を的確に把握して、必要にして十分な会場を確保します。アリーナ・ツアーが組めるということは、人気がそれだけあるということを反映しています。ちなみに私も試みにTwiceのアリーナツアーに応募してみましたが、3回挑戦して3回とも抽選漏れしてしまいました。

   さて、ここまでが長い長い「まくら」でした。

  いわゆる無知な反韓の皆さんが知らない世界がここにあります。写真は大阪にある、とあるダンス・スクールの一コマです。街のダンス・スクールと言って片づけてしまうことの出来ない、400人の生徒と抱える大規模校です。へたな中学校より生徒数は多いのです。そして、ここに集まる生徒達は皆一様に、韓国でのアイドル・デビューを目指しているのが最大の特徴です。

  大写しの娘さんは、大リーグに在籍したこともある、プロ野球選手・藪選手の娘さん。下の写真はとりあえず番組のためにT.T.(だったと思います)を生徒たちに踊ってもらったシーンです。画面で見る限り先生の指導は限りなく厳格で、本当にプロを送り出すために真剣に訓練を施す、韓国スタイルの学校です。

  こうした現実を踏まえて、私は反韓サイトに、韓流がいかに日本に浸透しつつあるかを投稿したのですが、反応は、ざっくり言うなら、「韓国が世界に文化を発信しているとでも言うのか。」あるいは「どうしようもない駄文だ。」と言ったところでしょうか。私は現在の日韓関係を考えた場合、若者たちが両国の政治的問題に対して全く無知なまま韓流に心酔し、韓国を夢の国・憧れの存在と位置付けるようになるのは少々心配だという意味で警鐘を鳴らしたのですが、全く理解されませんでした。

  Twiceのメンバーに含まれる3人の日本人が韓国内で素直に受け入れられ、人気を博している姿を見れば、自分達もあのようになりたいという気持ちが若者たちの間に生じるのは致し方ないことです。何より、反日で鳴る(と反韓の人たちが信じている)韓国人たちが、この3人に対して惜しみない拍手を送り、アイドルとして大成功を収めているのですから、後に続くことを夢見る少女たちが続出するのは当然と言えば当然のことです。まして韓国は世界中に門戸を開き、新しい才能を発掘するために頻繁にオーディションを開催しています。よくシステムが分からない日本より、公開オーディションで勝負を掛ける方が、たとえ落とされてもあきらめがつくというものです。

  一方で、同じ反韓サイトやユーチューブを見ると、年がら年中、実は在日韓国人だった!と暴き立てる在日韓国人芸能人リストが繰り返し投稿されています。それこそ、だから何だ?と言いたくなるしつこさなのです。反日を旗印に掲げる韓国で圧倒的支持を受ける日本人アイドルがいる一方で、在日韓国人であることを鬼の首でも取ったかのように暴き立てる日本人がいます。こうなると、日本人に対しても広く門戸を開いている韓国と一体どちらが健全なのか、わからなくでなるではありませんか。

  正直な所、私は思想的には韓国政府が取る反日政策には憤りを感じ、自分は反韓の旗手の一人であるとさえ考えています。しかし、何事にも知性と理性というものが必要です。物事は、どこかでうまくバランスが取れていなければなりません。韓国を夢の国と考える少女たち。何かと言えば韓国は犬肉を食い(少数派)、糞の入った酒を飲む(ほぼゼロ)野蛮な国だと宣伝して止まない、レベルの低い反韓の日本人達。この二極分化をどうするのか。無知な反韓の人達には、何の解決策もありますまい。
  
   

 

コメントお礼

2018-04-25 18:38:30 | 日記
  KARA・少女時代・後LOVELYZさん、毎回丁寧なコメントを有難うございます。

  ‘高評価を誇る気鋭の作曲陣が連発する名曲を、半熟のメンバーたちが充分に消化できないことから、中途半端な結果に終始する’

  このお言葉に、私もはたと膝を打ちました。Aprilの公演を鑑賞する度に感じて来た、言葉に出来ないもやもや感を、実に的確に表現しておられます。そうなんです。正しくおっしゃる通りだと思います。

  考えてみれば、チェギョンはKARAが日本デビューするのに少し遅れて日本デビューを果たした、若さに似合わぬベテランです。その後KARAジヨン・ニコルの後釜選抜に加わるも、(恐らく予定調和的に決まっていた)ヨンジにその座を持って行かれてから、何回か別のオーディションを受けるも不合格、Aprilの追加メンバーに抜擢されるも、他のメンバーと比べて実力がある訳でもなく花がある訳でもなく、新規参入したからと言って全体の雰囲気は何一つ変わりませんでした。

  同じく追加メンバーとして加入したレイチェルも、性格の良さはにじみ出ているものの、実力の程はと言えば、Aprilの既存のイメージを変えるほどのものはなく、相変わらずAprilはAprilのままなのです。結論から言えば、今のAprilはKARA時代のファン達が律儀に応援してくれていることによってようやく成り立っているに過ぎないとさえ思ます。どこといってパッとしない歌唱中、オッサンたちが声を振り絞り、声を揃えて応援している様を見るにつけ、肝心のメンバーたちがもっと自覚を持って覚醒してくれと思うばかりです。

  Lovelyzのメンバーたちとは、個々の素質と力量において、かなり水をあけられていると感じます。通が評価するLovelyzに、義理堅いオッサンたちが応援するAprilが追いつく日は来るのか・・・限りなく不可能に近いような気がしますね。いい曲を与えられてもそれをこなせなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。

  それでも私は行きがかり上、Aprilを応援し続け、東京公演があれば欠かさず出掛けるつもりでいます。日本にはそんなファンがそこそこいることを是非知って、精進してもらいたいものです。何といっても主力はまだ高校生なのですから。

貧乏人のひがみ

2018-04-24 16:39:15 | 日記
  近所の(元)農家が自宅を新築しているところです。工事を開始してから半年たつのですが、未だに完成に至っていません。基本は積水ハウスのようですが、なんとも立派な邸宅です。

  60歳はとっくに過ぎていると思われるご主人の朝は、あちこちにある3階建てのアパートを軽トラで5時半から巡回することに始まります。一体いくつあるのか、いろいろなところでお見掛けします。以前経営していたテニスコートの分だけでも、駐車場付きの立派なアパートが3棟建っています。

  広大な敷地を取り囲む立派な白御影石の塀は、底辺を幅60㎝、厚さ20センチの土台で支えており、地震で倒れる心配など皆無だと思われます。この塀を作り始めてからもう3か月になるのですが、まだ完成していません。この塀にかかる費用だけで建売住宅が買えることは間違いないと思われます。。

  まだ塀が無かった頃は、建物の裏が見えました。エアコンの室外機が8つ見えたものです。

  恐らく、昔からの地主ではないでしょう。戦前からの地主なら、立派な屋敷門とそれに続く塀があるものなので、文化財に指定されたりするものですが、それは無かったからです。すべては林立するアパートからの収入なのだと思います。

  生活保護が貰えずに飢え死にする人もいれば、こんなに散財できる人もいる。せめて裸一貫から企業を起こして蓄財した家ならば、こんな違和感はないのですが・・・。


  いや、貧乏人のひがみですね、ひがみ。うん、ひがみ。

Aprilのショー・ケースを見る

2018-04-22 09:59:20 | 日記
  恐らくは糖尿病のせいで、長時間歩くのがなかなか難しい毎日を送っています。1時間を超えると徐々に厳しくなって来るのですが、大学ノートに書き込んだ中国語を各文50回ずつ暗唱すると、1時間10分で3ページ分が終わります。なるべくある気ながらする暗唱を動機づけとして歩こうと思っています。

  さて、昨日はAprilという韓流グループの、報道機関を対象としたショー・ケースに、現在の外出力チェックを兼ねて、行って来ました。体力が持つかどうか心配だったのですが、一晩あけた今日、やはりかなり疲労が残っています。日課の勉強も途中で挫折してしまいました。教え子からの披露宴招待を断ったくらい体力に自信が無いので、やむを得ないところです。

  チケットは無料です。日本ではほぼ無名のグループなので、、私たちは会場が寂しくならないように動員を兼ねて参加というところです。会場は後ろ半分が一段高くなっているのですが、そこには誰もいません。私たちは報道機関のために中央がほとんど割かれた会場の、左右両脇に陣取る形になっています。

  チケットには、整理番号27番、自由席とあります。自由席なのに整理番号がついていた理由は、後程明らかになります。自由席という話なので、私も時間の余裕を見て、開場20分前に到着したのですが、予想に反して大勢のファンが既に集まっていました。

  入り口はまだ締め切られたままの会場の外では、タワーレコードがレコードを販売する傍ら、ライトとかTシャツとかタオルとか、ファン達向けのアイドル・グッズを販売しています。客数のわりにグッズ販売が盛大過ぎると思ったのですが、実は正規公演でもないこんな行事に集まってくれるのは本当にコアなファンばかりなので、グッズは飛ぶように売れていました。オッサンたちがこれ見よがしに買い込んで、大きめの紙袋一杯に詰め込んでいます。ペンライトだけでも3,500円もするのに、良く買うわ、と感心してしまいます。

  それにしてもこうした際に集合するオッサンファンたちの独特の垢ぬけなさは一体何なんでしょう。いい年をしたオッサンがAprilと大きく染め抜かれ、メンバー6人の名前が書かれたTシャツを恥ずかしげもなく着用しています。中には真夏日のこの日、炎天下でファーの襟のついたコートを着込んで、メンバーたちの写真入りバッジを沢山つけているオッサンも。私には絶対に出来ない芸当です。この方々が全員独身オッサンとは思えないので、一度奥様達のご意見をお伺いしてみたいものです。こんな風ですから、東方神起やJYJに狂っているオバサンたちを非難することは出来ませんね。

  ところで、以前私はこのブログで「オッサンはApril/オッサンのApril」と書いたことがありましたが、今回は多少変異が生じていました。メンバーに似せた衣装を身にまとってやって来ている女子高生たち・夫婦連れ・若い女性達の姿が、以前より目につきます。ファン層が少し広がって来たのかもしれません。ただし、若い男性がほとんどいないという事実には、少しの変化もありません。Aprilは現役女子高生を主体とするグループなのですが、若い男性に注目される存在とはなりえていません。

  日陰に避難して待つことしばし。入場を待つ列が作られていきます。黒ずくめのスタッフが、それじゃあ10メートルも届かないよ!と言いたくなるような、やる気を感じさせない声量で、指示を出しています。ここでようやく整理番号の意味が理解できました。自由席は自由席なのですが、整理番号順に整列して入場する、という仕組みだったのです。

  私300番台だからずっと後ろだあ!などという女性の声が聞こえて来ます。私は・・・私は27番なので、相当前になります。皆さん、大体の見当をつけて列に入り、周囲の人の番号を聞いて、紳士的に番号順に整列していきます。こういうところは熱心なファン同士なので、もめることなく譲り合って、実に整然と列が形成されて行きます。

  自由席につき、入場するとまずは座席の確保となるわけですが、これまで常に前の席に大柄な男性が座ってしまい舞台が見えないという悲運を味わって来た私、今回は右側の客席の中から、一番左、その左は報道陣のために仕切られ、広く通路が取られている席を確保しました。これで舞台が見えないということはありません。久々にストレスなく鑑賞可能です。

  日本デビューのプレス発表とショー・ケースなので、歌自体はそう沢山は歌いません。途中で報道陣からの質問を受け付ける時間がとられており、何人かの記者が質問をしました。何しろ事実上無名、韓国内でのランキングも18位というマイナー・グループなので、オッサンたちも大手マスコミからの取材などないだろうと高をくくっていました。やはり私など名前もしらない媒体の記者ばかりでしたが、一つだけ「日刊スポーツです。」という質問があり、客席からは大きなどよめきの声が上がりました。

  それにしてもこのグループ、KARAの解散を受けて2年前にデビューして以来、4、5回見ているのですが、正直な所全く進歩していません。女子高生主体でうたい文句が「妖精グループ」というのですから、やれることにも限界があるのですが、同じ年齢の頃のジヨンのスケール感がこの子たちには皆無なのです。一人一人は性格の良い可愛子ちゃんという印象で、メンバーの入れ変わりはあったものの、印象の良さは変わりません。

  しかし、やはり「妖精」というキャッチ・フレーズが災いして、殻を打ち破るようなスケールの大きさを打ち出せないでいるようです。飛びぬけて明るいジンソル、まるでお笑い芸人のような母親の血を受け継いだナウン等、扱いようによっては化けられるかもしれない素材を、妖精という美名の中に封印してしまっている感があります。
そもそもDSPはこのグループしか実働していないのですから、どうやって事務所の経営を維持しているのかが謎だとすら思えてしまいます。

  それでも文句を言いながらもAprilが来日する度にお付き合いして上げて来た私、これからも辛抱強く見守ってやることになるのだと思います。後は・・・CDの売り上げが芳しくないためにタワー・レコードから契約解除されてしまった元KARA・ニコルの二の舞にならなければいいが、と、その点が課題ですね。