今朝も未だ気力復活せず・・・。4時半に起床すべきところを6時まで惰眠を貪っておりました。単語帳を繰るも、今一根気が出ません。そこで寝たきり明けではありますが、本日も映画鑑賞ということにしました。
一昨日は駅まで20分、下車した駅から45分、帰途60分という行程でしたが、往路に65分もかけるくらいなら最初から歩くべし!というわけで、家から映画館まで完全に徒歩で行くということにしました。体調最悪と思ったのに結構歩けるのは、もしかしたら根を詰めて勉強に励んでいた反動が来ているだけなのかもしれません。
往路は細かい道を避け、大通りを選んで歩きました。するとかかった時間は80分。昨日60分で帰宅したと思ったのは、時計を見間違えたでしょうか。やは日陰のない道のりですが、気温は一昨日ほどではないので楽です。
映画の感想は・・・・・感想を述べるほどの映画ではありません。さすがにシンデレラを見るほどの気持ちにはなれないので、見た映画は「ワイルド・スピード」。見ての感想は、「日本人にはこういう映画を作るのは無理!」の一言。
ムキムキのマッチョマンが殴る蹴る機関銃をぶっ放す、ヘリコプターに向かって自動車でジャンプして手榴弾を引っかけて来て爆発させる・・・いずれも日本人の役者が演じても、絶対に作り物めいてしまって鑑賞に堪えないことでしょう。やはり外人の肉体あってこそ成立する映画だと思いました。輸送機から車ごと飛び降りるアクションなど、やはり外人がやってこそ迫力と信憑性があろうというもの。このシーン、実際に車で飛び降り、カメラマンも一緒に落ちながら撮影したのだそうです。最近なんでもCGでごまかしてしまう中、この姿勢は立派です。
そもそもCGを使ってしまうと、実写なら描写できる質感や重量感が表現できず、かえって現実感がなくなります。たとえばゴジラひとつとっても、CGを使った物よりも着ぐるみの方が人間に想像の余地を残してくれて、かえってリアリティを感じます。(私だけの感想でしょうか?)この映画は人間技とは思えないカー・チェイスが売り物ですが、あれをCGでやられてしまったら、本当に興ざめだと思いますね。
しかし帰り際に見かけた白人、50歳位に見えましたが、脚の短いこと・・・・。脚の長さが身長の三分の一しかありません。並の日本人よりも短いと思いました。やはり映画に出てくる人たちは特別な人たちなのか・・・。
ネット上の動画にこんなものがありました。高速道路上を逃走したラクダが2頭走っています。その後ろをラクダの持ち主と思われる遊牧民が裸足で追いかけていくのですが、その遊牧民の走法が、腿の上がり具合といい、ストライドの広さといい、ちょうど程よい腕の振りといい、日本人のトップクラスの陸上選手が及びもつかない見事な走法なのです。
日本人には日本人にしかできないことがあるはず。最近は指導者たちがそれを忘れて外人に指導を求めすぎます。引退した柔道選手がなぜかロンドンに留学したり、マラソンの指導者がアメリカに見学に行ったり・・・。私は言いたいのです。自分の頭で考えて、私たちをうならせる指導法を作り上げてくださいと。