希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

カワンチャさん/MAGI×ES

2007年09月27日 17時34分50秒 | └竹本泉

喉から血が出ているren.です。
どうも、空気の乾燥か何かで切れてしまったようです。風邪気味なのもあるのかな。

それで安静にしていたのですが、空気の入れ替えに部屋の窓を開けると、目の前に……

ムクドリの群れ。その数、約80羽。
ちょっと驚いた(w


で、積んでいた本を寝床で崩していたわけですよ。

 ●となりのカワンチャさん 月見里 中/芳文社KRコミックス

「まんがタイムきらら」で先日まで連載していた作品。

本当に不思議な作品なんですよね。正直、絵の上手さもありませんし、4コマまんがの構成も並なのですが、そのゆるさが癖になってしまうというか。和むというか。

ネパールの病魔(カワンチャさん)やら、奄美の妖怪(カタキラウワ)やら、ギリシャ神話の怪物(キュクロプス)やら、マイナーなところを使ったのは、読者にとっては"よくわかんないけど不思議な存在"というイメージを増幅させるのに、一役買った仕掛けだと思います。
……単に作者の趣味なのかもしれませんが(w

口絵カラーの描き下ろしで、カワンチャさんとさやかの出会いが初めて描かれました。
カワンチャさんが魔界の姫であることは、連載でも触れられていましたが……さやかが一人暮らしなのはどうしてだろうとは思っていましたけれど、ねぇ。ちょっと、知らなかったほうがよかったかな、と……。

単行本化で気に入ったのは、これ。

③の絵がいいんだわぁ。


 ●MAGI×ES(マギエス) 魔法小路の少年少女 1巻
                       
竹本泉/MFコミックス

実は彩色を間違えている制服(あとがき参照

竹本泉作品では「あんみつ姫」以来の原案付き作品。
謎の原案協力者、御船よいち氏とは、いったい何者なのでしょうか。

イギリス・グロースター学院 演劇科に偽装された魔法使いの秘密学校を舞台に、"呪唱力はあるけど魔力が細い"ポリンと"魔力キャパは高いのに呪唱が下手"なアリサの身の回りを描くファンタジーストーリー。

ちなみに、ポリンは「ティルトウェイトが唱えられるのにMPが全然足りない」、アリサは「MP MAXなのに初期魔法しかつかえない」と例えられています(w

連載前の情報だと、魔法使いの少女達vs超能力者の少年達という図式が繰り広げられるようだったのですが、今のところはそんなきな臭さは無し。
それにしても、このシチュで「く○いむ○モン part.8 スー○ー・バー○ン」を想像した人は、結構多いんじゃなかろうか(いや無い

ここしばらくの竹本作品は、ストーリー性の弱いモノが多かったので、ファンの間でも期待が高まっている「マギエス」。
ストーリーや設定も、原案者がいることもあってかなり深く練りこまれている様子。
今後、竹本始めにお勧めされそうな作品です。興味を魅かれた方は、ぜひ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする