風が強い札幌から、ren.です。
おかげで、ここ数日の中では涼しくなっているけれど、窓を開けていると紙が飛ぶ飛ぶ(w
● 「ダブルクロス3rd・リプレイ・アカデミア 3 戦え!第三生徒会」 中村やにお /F.E.A.R./富士見ドラゴンブック
最終巻。
UGN管理派の暴走で、学園は戦場と化す。
……ほんと、DX3になってからのUGNはクズぞろいだなぁ。
今となってはDXをプレイしても、UGNに所属・協力したくない(w
以下、ネタバレあり、OK?
修太郎の妹を名乗るロボ娘、その名も星川ロボ子が登場。
つか、登場の仕方が「究極超人あ~る」のR・デコで、カルメン故郷に帰る。
多次元因果律干渉型ラブナビゲーションシステム"ラブラスの魔"によって、修太郎にグッドエンディング(ギャルゲー的な意味で)を迎えさせるというのが彼女の目的でしたが、そのシステムの全生徒の固有レネゲイドパターンデータ(なんだそりゃ)を利用されてしまいます。
アカデミア理事の一人であり、UGNにおける管理派の中枢評議会員であるアイザックは、そのデータを元にARF(アンチ・レネゲイド・フィールド)を使用し、第三生徒会を含むアカデミアの全オーヴァード生徒(オーヴァードであることを隠している生徒を除く)のエフェクトを使用できなくしてしまい、さらには、一般生徒によるオーヴァード生徒の管理を提唱します。
なんか、まるっきり「番長学園!!」だよなぁ(w
しかし、もちろんその裏には、オーヴァードの意思を奪い、ロボットのように利用するという野望が隠されていました。
まあ、すったもんだで学園は開放されたわけですが、「アカデミア」的には修太郎のグッドエンディングが最大の山場。
ロボ子によって、透子とれいをはじめとした、修太郎へのラブフラグ獲得者がリストアップされていましたが、そこはそれ、やはり所詮は"典型的ハーレムモノ主人公"。
結果を先送りして逃げます。
ですが
どう考えても、最後までの流れからいって、修太郎×紅之介エンドだよね(w
寮での再会シーンから、紅之介のNPCカードの使用、そして再使用の選択で紅之介を選ぶ。
そして、フィニッシュブローでの声のかけ方。
まあ、私としては大好物なので、大変よろしい。
各所に挟まるパロディネタ。
冒頭の「あ~る」とか、「お笑いマンガ道場」とか、なんというか、楽しんできたものの世代が私と似通っているんだろうなぁ。
その中でも新しめだったのは、「仮面ライダーディケイド」の兄さんこと、海東純一(演;黒田勇樹)の名台詞でしょうか。
ニコニコ大百科で「いい台詞だ」を検索すると、意味がわかるかもしれない、わからないかもしれない(w
さて、めでたく「アカデミア」も完結したわけですが……結局、誰得=GM得という雰囲気はぬぐえませんでしたかね。
最終セッションであるアカデミア開放戦は盛り上がったけれど、正直、目新しさまでは感じませんでした。
片岡あずささんや佐藤有世さんのプレイヤーとしての明るさとたくましさ、PCよりも個性の強いNPC(なだけに、少々鼻白む面も否めませんでしたが)に助けられているかなぁ、というのが、率直な感想です。
決して面白くなかったわけじゃないけれど、私はわざわざDXでこのステージを遊びたいとは思わない(w
ところで今更ですが、矢野さん演じるエナが、ほぼチルノなんだけれど、知っていて意識しているんだろうか。
偶然なのかな。
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