どうも、ren.です。
この週末のF1エミリア・ロマーニャGPは2日間なんだね。
なんで今日の放送がないのか、不思議だったよ。
さて、昨日こちらのDVDが届きましたよ。
● 「舞台 けものフレンズ JAPARI STAGE! ~おおきなみみとちいさなきせき~」
昨年9~10月に公演された「けものフレンズ」の舞台、ナンバリング的には3作目。
先行して会場予約分が販売されていましたが、ようやく一般販売となりました。
=LOVE版も円盤化してくれないかねぇ。
この3作目には前2作に参加していた声優フレンズ、つまり、どうビスPPPは不参加。
映像特典で脚本演出の村上さんが「けもフレの舞台はアニメに寄せていない、2.5次元としては珍しい舞台」と話していますが、3作目にして完全に"舞台として独立した「けもフレ」"になったといえるのかもしれません。
まあ、すでに舞台版には"サバンナガールズ"のオカピ、クロヒョウ、タヌキというレギュラーがいますしね。
加えて今回は総勢20フレンズという、舞台では最大の登場フレンズ数で、それぞれに見どころがあります。
物語は大きく二つの視点で進みます…………
サンドスターにより、新たに生まれたフレンズ、オオミミギツネ。
彼女がオカピによって連れてこられた"ジャパリアカデミー"の支配権をめぐり、サバンナのフレンズvs鳥のフレンズの抗争が始まってしまう。
しかし、鳥のリーダーであるオオタカの本当の目的は、空を飛べる鳥のフレンズの力によって、パークの電力不足を解決するため風力発電施設を直すことだった。
サンドスターにより、新たに生まれたフレンズ、シベリアンハスキー。
彼女はヒツジとブタとともに、はるか昔にいた動物=ヒトの記憶を追っていた。
そして、パークの洞窟の壁の奥で、苗木が大木になるほどの昔に自分と繋がりのあったヒトと、時間を超えて再会する。
…………そうなんですよ。
この作品ははっきりとジャパリパークが出来上がる以前の人間が現れるんですよ。
あまつさえ、その人間とフレンズが直接交流するという展開。
パークガイドなどの関係者が登場したことはあったけれど、これは「けもフレ」初の試みですよね。
この内容情報の漏洩が、ほぼ無かったというのはすごいことだわな。
まあ、私は"ヒトが出る"というという一言だけは、公演後にtwitterで見てしまったのですが(w
それでも、どんな形で物語に関わってくるのかまでは知らず、思っていた以上の比重で驚き、戸惑いましたよ。
しかし、物語が進むにつれ展開にこちらも飲まれていきました。
別れと、時を超えた贈り物、そして形を変えた再会は予想の範疇ではあるのですが、わかっていてもカラッと泣ける、そんな作品でしたよ。
舞台らしいアドリブや、お笑いネタもふんだん。
クロやんが告発する酒飲みフレンズの好みの酒の傾向。
ブタによる自虐なのか倒錯なのか分からない客いじり。
作中では如意棒を一度も振るえず、挙句アンコールでやらかすキンシコウ。
その他、アムールやら、ジャパリスウェットやら、わかめやら、満載(w
劇中曲の新曲も、今回またいい曲ばかり。
鳥のフレンズのテーマ曲が、ジグソーの「スカイ・ハイ」そっくりでイカす(w
舞台2ともども、またサントラCDを出してほしいなぁ。
ラストには「けものみち」「けものとおどろう」「ようジャバ」もあるでよ。
そして、やはりネルケカメラによる画面は無駄なく見たい箇所を観せてくれる。
「けもフレPARTY」は、その辺が不満だったからなぁ。
特典ディスクには顔合わせから千秋楽までのドキュメンタリー、演者の事前見どころコメントを収録。
……ごめん。
舞台2でホワイトタイガーがゴルフクラブを武器にしていたのが"タイガー"繋がりだと今更気づいた(w
炊飯器が"タイガー"繋がりなのは気づいたんだけど。
あと、演者さんはみんな脚が長く、スタイルが良いのですが、その中でハシビロコウの河上英里子さんが小さかわいくてたまんなかった(w
もう一つの特典映像は、劇中で実際にスマホで自撮りしていたダンス。
揺れまくるので、ちょっと酔うよ(w
何はともあれ、今回もとても面白かった。
次がいつになるかわからないけれど、絶対に今後も続けてほしいコンテンツです。