希望屋 ~ren_ka ci=set~

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FIREFIGHTER F.D.18

2010年07月19日 20時16分37秒 | ▼ビデオゲーム

今年のホクレンフ ラッグ情報をみて驚いたren.です。
うわっ、配布場所が多い!
去年は取り扱いSSがずいぶん少なかったですからねぇ。
一昨年にいたっては、配布中止だったし。
少しは景気が回復したとか?(w


さて、週末にこちらを180円で買いました。

 ● 「FIREFIGHTER F.D.18」 PS2(1994) コナミ
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/57/7b1ce444eb3adce90ac8500a3a7b3df2.jpg
アメリカの消防士を主人公にした災害映画の雰囲気の消火ACT。
こちらは「ユーゲー」2005年1月号で紹介されたゲームです。
ちなみにF.D.18は「FIRE DEPARTMENT 18th」つまり第18消防分隊のこと。

1面は高速道路のトンネル火災。
映画「デイライト」を彷彿とさせますが、1面だけに短めなチュートリアルマップ。
2面は豪華客船での火災。
乗客や客室がセレブな雰囲気だけに、「ポセイドン・アドベンチャー」っぽい。
3面は大型商社ビル火災。
やはり「タワーリングインフェルノ」を彷彿とさせます。
そしてラストの4面は化学工場での火災。
こちらはやはり「バックドラフト」のラストシーンを思い起こします。

これら各ステージが数パートに分かれています。
失敗しながら普通に進めても、10時間くらいでクリアできます。
まあ、これを短いと考えるか、繰り返し遊べる手軽さと思うか、はたまたスコアアタック向けと捉えるかは、遊ぶ人それぞれだと思います。
私はちょうどいいボリュームだと思いますが。

主人公は、過去に遭遇した事件以来、火災への恨みを抱く消防士、ディーン・マクレガー。
装備は直状と噴霧での放水が可能なホースに、ハチェット(斧)。
ステージが進むと消火器(油か電器火災用と思われる)、インパルス消火銃も登場。

それぞれの装備を適宜切り替えながら、火災による障害を乗り越え、要救助者を救出する。
ただ燃え盛る炎だけでなく、火の粉を飛ばしたり、突然爆発を起こして広がったり、近くの火や物を巻き込んで大きくなったり、もちろん扉を開くと稀にバック ドラフト現象が起きたり。
ステージの途中には特殊な炎上の仕方をするボス炎との一騎打ちも。

……あれ?
「SIMPLE DS THE消防隊」って、このゲームのパク(削除
ハード差による表現や操作の違いはあるといえ、あまりにも同じすぎて驚いた。
いいのか、タムソフ(削除

違いを言えば、「THE消防隊」は基本的に全ての火を消し、全ての要救助者を助けることが目的ですが、「F.D.18」は火はある程度放っておいても、要 救助者を助けることだけが重要。
要救助者の体力が徐々に減っていくことや、消えない火があることもそれの裏づけ。
多少の差異はあるものの、困難な火を消しながら進んでいくのは共通して面白い。

とはいえ、いくつか気になる点も。

1つ目。
消えない炎の所為で消火する楽しみがちょっと削がれている。
せっかく消したはずなのに、振り向いたらまた火の海というのは、がっかりポイント。

2つ目。
開けた扉の外から部屋の中を消火することが出来ない。
部屋の中が火の海なのに、扉を開けたら自動的に入室して火達磨、そして死亡。
そんなポイントが結構あるというのは、システム上いかがなものか。

3つ目。
火以外のものとの戦闘が雰囲気を壊している。
暴走したガードロボットというのは、SFC「ザ ファイヤーメン」以来のお約束かもしれませんが、「F.D.18」にでてくる大型ガードロボットの意地悪さは普通のアクションゲームと比較しても凶悪。
そして終盤の"ボディガード"との戦いは、使えるのがインパルスのみとか、もはやゲームの目的も仕様も別物となっている上に、やたら強くて難しいので辟易。

あとはストーリーがあって無いようなものというのもなぁ。
結局、ディーンの妹は身の上話だけの存在だったし、唯一の女性登場人物(!)であるリポーターのエミリーもロマンスを感じさせながらもただの要救助者と化 し、エンディングではいなかったかのような存在になってるし(w
まあ、2回目以降のプレイでは、ムービーは全飛ばししてしまうものになっちゃう。

現在は稼ぎプレイやノーコンティニューにチャレンジ中。
私が火災モノが好きという点を割引しても、よく出来たゲームだと思います。
ネット上のレビューだと辛評が多いのは、まあ、それも判るけど(w
もし興味を持ったという方がいるのであれば、十字キーでの装備切り替えなど、チュートリアルではわからない部分も多いので、まずは説明書を読んでからのプレイをお勧めします。

なお、音楽の編曲は、映画音楽家のクラウス・バデルトが手がけています。
この人で有名なのは、やはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」。
しかし、私の大好きなガン=カタ映画「リベリオン」もこの方の手によるもの。
音楽を含めた音の表現も秀逸なので、ぜひドルビープロロジックで楽しんで欲しい。
私はテレビが変わったおかげで、それが楽しめたわけだが(w

コメント
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