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マイナーゲーの夕べ その35 フライトゲーム比較

2010年07月22日 20時24分24秒 | ▼ビデオゲーム

寒い!
ここ数日室温がガンガン下がりまくっている札幌から、ren.です。
確かに内地から北海道に秘書に来ている人にはいいかもしれない。
しかし、北海道唯一の売り(言い過ぎ)であるアウトドアが楽しめないほど寒いぞ。

なんか、暑中見舞い絵を描くのもばかばかしくなりますよ。
東京は猛暑だと、ニュースでは伝え聞いていますが。
……もう夏も終わりだね。
早く来い来い残暑(w


さて、テレビが大きくなって以来、フライト系系ゲームを遊びなおしたりしています。
そしてリプレイを観ながらまったり。
今日も特に話題が無いので、今時ですが3作品を比較してみましょう。

● 「エースコンバット5」 PS2(2004)ナムコ
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/1b/a24c543b7e87e300c0a436ca069744ee.jpg
フライト系ゲームの代名詞といえば、この「ACE COMBAT」シリーズ。
PSから脈々と続く人気ゲームですが、元々はアーケードゲーム「エアコンバット」が元祖。
特に1作目は自由にフィールドを飛びまわりドッグファイトを楽しめる、熱いゲームでした。

ゲームの特徴はやはり、ストーリーを体感できることでしょう。
ステージが進むほどに"戦争の中での自分"を意識でき、洋画の戦闘機乗りの気分を楽しめますね。
戦闘中に僚機との通信でリアルタイムに返答を求められるシーンがあったり、「3」では自分の戦い方によってストーリーが分岐するほどでした。

操作系は軽快。
登場するどの機体を扱っても、ストレスなく操縦が出来ます。
一方、HUDのデザインなどが各機体共通で、あまり機体の特徴がないともいえます。
ミサイルや機銃も、四次元ポケットがあるかのように大量に所持(w
まあ、その辺も爽快感につながるところであり、ゲーム的。
離着陸、空中給油はおまけ程度の扱い。
あとは、僚機が無敵に強いことも特徴かな。
ストーリー的な演出以外では、やられることがありません。

ということで、良くも悪くもストーリーゲーム。
登場機種も多いですし、ぶっちゃけ"戦闘機無双"。
普通の難易度で遊ぶ限り、的から逃げ回るようなことはありません。


● 「エナジーエアフォース エイムストライク!」 PS2(2003)タイトー
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/8b/39e42aa7d91fb46b1631edb4d4cbe83c.jpg
一方、こちらはその辺がシビア。
敵に追尾ミサイルを撃たれると、自力で振り切らないと確実に一発死。
最低でも"ビーム機動"と、チャフ・フレアの有効的な使い方を知らないと、まともに戦えません。
僚機は無敵だけど、あまり役には立ちません。

ゲームの特徴は、リアルさ。
今回取り上げる中でこちらのゲームだけは、フライトシミュレーションです。
爽快感を重視したあくまでゲームのフライトシューティングではありません。
離陸はタキシングから始まり、脚の引き上げ、ウェイポイントを忠実に守りながら空域を移動し、敵と接触しても時間が来たらすぐに帰投ルートに戻らなければならず、着陸も脚やフックの引き下げから自分でやらねばなりません。
それだけにやりがいもありますし、それに見合う操作のしやすさもあります。

登場機体のHUDや内装が実機のそのもの。
ボーイングやマクダネルダグラスなど、メーカーから直接資料を提供してもらっただけあります。
ただ、それだけに機銃まで含めて弾数も実機どおりで少ない。
適当に撃っていると、あっという間に丸腰になるので、その辺の知識も必要かな。
その分、AMRAAMミサイルの性能の良さは異常ともいえます。
照準も航続距離も誘導性能も、まさに打ちっぱなしな現代ミサイル。

というわけで、一言でいうなら"戦闘機でGO!"
何せタイトーのゲームですから(w


● 「サイドワインダーV」 PS2(2003)アスミック
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d5/16d677fc0c762fb7b695465f552620d7.jpg
こちらはゲームはストーリー進行ですが、搭載できるミサイル数には実機並に制限があるタイプ。
内装は再現されているけれど、HUDは全機統一なアレンジされたもの。
機銃は撃ちまくれますが、ある意味このゲームはそこが肝。
当たり判定が大きく使いやすいので、もっぱら撃墜には機銃が活躍します。

ミッションによってはハリアーで敵陣に強制着陸とか、熱さも十分。
その分ゲームアレンジされた操作感と挙動がフワフワとして独特。
一部のミッションでは離着陸や空中給油による補給が必要だったりするのですが、かなり難しい。
着陸でバウンドしたり、ドリフトやパワースライドをする戦闘機の姿は、ある意味見ものですが(w
なのでオプションで反応速度を重たくした方が、操縦はしやすいですよ。

ちなみに、このゲームの僚機は無茶苦茶弱い。
「V」ではストーリーが進むと連れて行ける仲間の種類が増えていきますが、どいつもこいつも空に上がって3分で撃墜……はまだかわいらしく、時には離陸中に撃墜されることも(w

つまり、このゲームは完璧にドッグファイトゲーム。
今回紹介した3本の中では、最も"ゲーム"です。
お手軽ではありますが、結構難しい条件のシチュエーションも多いのがたまに傷。

特にこの「SW」シリーズはリプレイがかっこいい。
カメラの種類も多いですし、撃破されて落下する敵機や、ミサイルのセンサーカメラ風映像など、2作品に比べると多少空気感に乏しいものの、最も満足度は高いと思います。


ついでにリプレイを比較すると、エナエアはカメラワークはなかなかですが、山や海、荒野ばかりで寂しい。
衛星写真から起こした背景は綺麗過ぎるほどですけれどね。
エスコンはその点、地上にビル街とか、民間飛行場とか、マスドライバー施設とか、見た目に楽しいですし、空気感もあるのですが、カメラワークがいまいち面白くないんだよねぇ。

またついでに音楽について。
エスコンはゲーム的にやはり、映画音楽的。
エナエアはレイブサウンドというか、リズム音楽っぽい。
そしてSWはハードロックでやたらに曲数があって、この曲のアレンジとかリプレイのシステムは、そのままSIMPLE2000「THE宇宙大戦争」や「THE零戦」に使われていたりします。

あと、エスコンとSWには、架空巨大兵器とか、ロボット兵器とか、SF要素も豊富。
今回は取り上げませんでしたが(手元にない)、コナミの「エアフォース・デルタ」も、こうしたSF要素というかアニメ的な演出展開があって、その手の趣向の人は頬が緩みます。
さすがにリアル嗜好のエナエアじゃ、そうした架空兵器はないけどね。

一部の各作品のファンは、住み分けが厳しいというか、縄張り意識が強いというか、他作品ヘリライバル意識が強い、いわゆる"信者"的な方も多かったりしますが、ぶっちゃけ"戦闘機ゲーム"という部分が同じなだけで、狙いが全く違うもの。
あまり固い頭にならず、遊び分けるのが良かろうかと。

そういえば、A-10以外の機種信者って、ほとんど見ないな(w

コメント
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