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ハヤテのごとく! 18巻

2009年01月19日 17時18分39秒 | ▼マンガ・本
おニューマウスのren.です。
まあ、先日壊れたマウスと同じタイプですけれど(w
色が変わったので、ちょっと気分一新、かな。


 ● 「ハヤテのごとく! 18巻」 畑健二郎/SSコミックス
  https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b2/1c8e26873672d7af5040e3d3c162a55b.jpg
文教堂で買ったら、表紙イラストのカードが付いてきました。
一回り(1cmほど)大きいだけですが……あまり意味ないなぁ。



17巻からまたいで、「王族の庭城」の話。
やっぱり、私個人的には要らないエピソードだったなぁ。

この漫画がギャグ漫画なのか、シリアス漫画なのか、割り切ってほしかった。
ハヤテがなぜ貧乏か、強いかなんてのは、「ハヤテだから」でよかったんですよ。
そんな重たい話で補完されても、正直、気分が悪くなるだけで、この漫画に対しての好意が殺がれるに過ぎないエピソードであったと、私は感じます。

今後、1巻から読み返しても、今まで笑えたところも笑えないんじゃないかな。

一転、擬似デート話やGW旅行に関する話の、なんと面白いことか!
やはり、私はこういうのが読みたくて、この漫画を買っているんですね。
それに気づかせてくれたということが、「王族の庭城」の価値かも。
女装もあるし(w



今回も細かいネタが多く含まれてましたが、やはり私が触れるべきはLOMOでしょう。

LOMOはかなり歴史の古い、ロシア-ソビエトのカメラメーカーです。
何せ、ロシア革命以前からある、次代をまたいだメーカーですからね。

LOMO-LC-Aは、1983年発売のカメラで、現在は復刻されています。
元々のLC-Aは、工場出荷された製品一台ずつの写りや精度がバラバラという、なんとも共産圏らしいおおらかなカメラでした(w
そこがまた、コレクターの心を刺激するところなのかもしれません。

漫画で説明されているように、焦点距離が固定された所謂"バカチョンカメラ"のはしり。
しかも精度の悪さから、画角の四隅にピントや露出が合わない仕様。
ところがその真ん中だけが浮かび上がるような写真が、写真家に大人気となり、現在は"トンネル効果"と呼ばれる撮影技法にまでなっています。


一時期、子供向け雑誌の付録なんかについてきた110カメラなんかで移しても、似たような写真が撮れたものです。
他にも、私は高校の写真部時代にレンズ付きフィルム(「写るんです」など)を自前でリサイクルし、白黒フィルムを入れたものを使って、変な写真を撮ったりしていましたね。

一昔前の携帯電話付属カメラも、画質や画角が悪かったり、自分撮り用に画質が落とされていたりしましたから、デジカメで擬似的にLOMOっぽい写真が撮れたものです。
というか、いまだにそんな携帯電話を、私は使っていますけれど(w