なんだか今日は眠くならないren.です。
昼に眠気が来るまでとファイプロをいじってたら、そのまま今に至ります。今も眠くはないけど、やたら肩がこってたり、指先がしびれたり、タイプミスが多かったり……多分、このエントリを投稿したら倒れます(w
さて、今日も特に話題もないので、最近巷を騒がしている事件について、与太話を。
それは「らき☆すた聖地巡礼騒動」。
なんか、ついにテレビニュースにまでなってましたね。
でも、噂に聞くほどファンのマナーが悪いわけじゃなさそうですね。イラスト絵馬くらい?
で、聖地巡礼という行動ですが、正直なんでいまさらこんなに話題になるのか、という感じですね。人気作品は罪つくりということなんでしょうか(w
いうまでもなく、今まで様々な作品の舞台(モデル)にたくさんのファンが訪れています。それこそ「ネギま!」の舞台探訪サイトも、いくつかありますよね。
ここ近年で一番有名なのはやはり「冬のソナタ」の韓国ツアーでしょうか。ご当地には巡礼客を相手にする御土産屋さんも多いようです。
それ以前にも、尾道三部作の舞台や、「幸せの黄色いハンカチ」の夕張なんかも多くの人が訪れていますし、太秦映画村だって聖地に変わりないでしょう。
アニメや映画以外でも、歴史探訪なんてのは一種の聖地巡礼ですよね。私の友人の新撰組ファンも、函館に行ってはしゃいでましたよ。
遊びではなく、学問として訪れているという方もいるでしょうけれど、あの実地に行ってみたいという欲求自体に、大差はないと思われます。
私も実は、巡礼経験があります。その題材はアイヌ民話。
アイヌ民話に「人喰い刀(イペタム)」という話があります。
これはアイヌ版の妖刀村正でして、そのタシロ(鉈)を手にすると、人を切らずにいられなくなる、というお話。物語の最後にイペタムは、底なし沼(アサムトー)に沈められます。
私はこの話が大好きで、TRPG「妖魔夜行」でキャラクター化したり、モチーフにした漫画を描いたりしたこともあります。
図書館でアイヌ民話を集めた書物から、イペタムの箇所だけをコピーして集めたりもしました。……ただのマニアですね(w
で、マニアが高じまして、聖地巡礼したわけです。
イペタムの物語は、北海道内各地に残っています。

この本に収録された、札幌に近い新戸津川町を舞台にした物語には、アサムトーの場所がちょっとだけ触れられていたのです。
その僅かな地名情報から、道に大きく迷いつつ、ついに私はアサムトーを探し出しましたよ!ちょっとした宝探しでした。
あの時は、すでに地名が変わってしまっていたにもかかわらず、親切に教えてくれた新戸津川町町役場の皆さん、農家のオバちゃん、商店のおじさん、「沼を知りませんか」と聞いて回る不審者に対し明るくお話してくれて、本当にありがとうございました(ここで言ってもなぁ
沼を発見したときの達成感といったら、他に比類しないほどの快感でしたね。「俺は今、イペタムのすぐ近くにいる!」みたいな感じです。
聖地巡礼とは、そうした架空と現実の一体感を感じるためのものでしょう。その場所を訪れることで、そこに物語が存在することを実感するというか……言葉にするのは難しい感覚ですね。
これから様々な作品の舞台を訪れようとしている皆さん
とっていいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ
……とは、日本野鳥の会のフィールドマナーですが、聖地巡礼もこれと同じ。ひっそりと迷惑のかからないよう、ニュースにならない程度に楽しみましょうね(w
昼に眠気が来るまでとファイプロをいじってたら、そのまま今に至ります。今も眠くはないけど、やたら肩がこってたり、指先がしびれたり、タイプミスが多かったり……多分、このエントリを投稿したら倒れます(w
さて、今日も特に話題もないので、最近巷を騒がしている事件について、与太話を。
それは「らき☆すた聖地巡礼騒動」。
なんか、ついにテレビニュースにまでなってましたね。
でも、噂に聞くほどファンのマナーが悪いわけじゃなさそうですね。イラスト絵馬くらい?
で、聖地巡礼という行動ですが、正直なんでいまさらこんなに話題になるのか、という感じですね。人気作品は罪つくりということなんでしょうか(w
いうまでもなく、今まで様々な作品の舞台(モデル)にたくさんのファンが訪れています。それこそ「ネギま!」の舞台探訪サイトも、いくつかありますよね。
ここ近年で一番有名なのはやはり「冬のソナタ」の韓国ツアーでしょうか。ご当地には巡礼客を相手にする御土産屋さんも多いようです。
それ以前にも、尾道三部作の舞台や、「幸せの黄色いハンカチ」の夕張なんかも多くの人が訪れていますし、太秦映画村だって聖地に変わりないでしょう。
アニメや映画以外でも、歴史探訪なんてのは一種の聖地巡礼ですよね。私の友人の新撰組ファンも、函館に行ってはしゃいでましたよ。
遊びではなく、学問として訪れているという方もいるでしょうけれど、あの実地に行ってみたいという欲求自体に、大差はないと思われます。
私も実は、巡礼経験があります。その題材はアイヌ民話。
アイヌ民話に「人喰い刀(イペタム)」という話があります。
これはアイヌ版の妖刀村正でして、そのタシロ(鉈)を手にすると、人を切らずにいられなくなる、というお話。物語の最後にイペタムは、底なし沼(アサムトー)に沈められます。
私はこの話が大好きで、TRPG「妖魔夜行」でキャラクター化したり、モチーフにした漫画を描いたりしたこともあります。
図書館でアイヌ民話を集めた書物から、イペタムの箇所だけをコピーして集めたりもしました。……ただのマニアですね(w
で、マニアが高じまして、聖地巡礼したわけです。
イペタムの物語は、北海道内各地に残っています。

この本に収録された、札幌に近い新戸津川町を舞台にした物語には、アサムトーの場所がちょっとだけ触れられていたのです。
その僅かな地名情報から、道に大きく迷いつつ、ついに私はアサムトーを探し出しましたよ!ちょっとした宝探しでした。
あの時は、すでに地名が変わってしまっていたにもかかわらず、親切に教えてくれた新戸津川町町役場の皆さん、農家のオバちゃん、商店のおじさん、「沼を知りませんか」と聞いて回る不審者に対し明るくお話してくれて、本当にありがとうございました(ここで言ってもなぁ
沼を発見したときの達成感といったら、他に比類しないほどの快感でしたね。「俺は今、イペタムのすぐ近くにいる!」みたいな感じです。
聖地巡礼とは、そうした架空と現実の一体感を感じるためのものでしょう。その場所を訪れることで、そこに物語が存在することを実感するというか……言葉にするのは難しい感覚ですね。
これから様々な作品の舞台を訪れようとしている皆さん
とっていいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ
……とは、日本野鳥の会のフィールドマナーですが、聖地巡礼もこれと同じ。ひっそりと迷惑のかからないよう、ニュースにならない程度に楽しみましょうね(w