グローバル化というのは、つまるところ1%の強欲大企業の経営者層が、さらに儲けるためには、関税も法人税もなるべく払いたくない、なるべく労働者への賃金も抑制したいというワガママを突き詰めていった結果、進んできたものだった。少しでも富の再分配の方向に舵を切れば、グローバル化ももう少し延命したかもしれないが、全くそれを実行する気配がないから、瓦解するのはやむを得ないだろう。今後、行き過ぎたグルーバル化の流れに歯止めがかかり、世界は国家主権を取り戻す方向に反転していくであろう。グローバル化の終わりが始まったのだ。
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