代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

郵政民営化反対派議員へのエール

2005年04月11日 | 郵政民営化問題
 自民党の郵政民営化反対派の皆様、最後まで断固として闘ってください。日本のマスコミの多くは、「小泉首相が郵政問題で解散すれば、内部分裂状態の自民党は選挙で負けてしまうだろうから、自民党の反対派は徹底しては闘わず、どこかで矛を収めるだろう」などという勝手な観測をしています。反対派議員の皆さん、随分となめられた話だと思いませんか? 
 ぜひ解散を恐れずに闘ってください。「自民党が郵政で分裂のまま選挙になれば反対派議員は不利」という一般の観測は誤りだと思います。皆様の決意次第では決してそのようにはならないでしょう。小泉が解散する気なら、その前に皆様の方で新党を結成してしまえばよいのです。

 例えば、野田聖子氏を党首にしてみるというアイディアはどうでしょうか? 残念ながら有権者の多くは、マスコミによって捏造された小泉の「クリーンで清廉潔白」というイメージに騙されておりますので、それなら、それ以上にクリーンなイメージの野田氏が党首なら文句はないでしょう。日本の偏向マスコミも、皆様方を「抵抗勢力」呼ばわりして攻撃することはできなくなるでしょう。野田氏は、今の状態で民営化してはいけない理由を非常によく理解しておられますので、能力的にも人格的にも旗頭として適任なのではないかと思います。日本初の女性首相としても、申し分のない資質だと思います。

 さらに「総選挙後は民主党と連立して政権を担う」と宣言して、民主党とも候補者の調整を可能な範囲で行えば、必ず反対派議員の皆様は全員当選するだろうと思います。落選するのは小泉派の市場原理主義派議員たちです。市民の良識を信じて下さい。
 また、そういうプランをチラつかせるだけで、小泉の方が怖くなって解散などできないでしょうから、廃案に追い込めだろうと思います。とにかく、ここは新党結成と民主党との協力というカードをチラつかせて小泉=竹中を揺さぶるべきかと存じます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。