代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

戦争が避けられぬのならせめてアメリカと戦って死にたい

2008年02月01日 | 脱米
 先に書いた、赤木さんの「希望は戦争」についての記事のコメント欄に、赤木さんと同じ境遇にあると思われる方々から次のようなコメントをもらいました。多くの皆様にも読んで欲しいので再掲します。

****<読者のコメントの引用>*******

私はまさに「失われた世代」末期の人間で、所謂「負け組」ですが、赤木氏の主張はまさに私の思いを代弁してくれています。結局この世代は景気の調整弁として使い捨てられ、忘れ去られていくのでしょう。しかし、当人たちにとっては、これからも人生は続いていきます。ぞっとするほど、気の遠くなるくらい長い余生です。いっそ自殺でもと考えますがそれもアホらしい。どうせなら幸せそうな、普通の生活が出来ている人間たちを巻き添えにしてリセットしたい。別に戦争でなくても、大地震でも隕石衝突でも何でもいいんですよ。一言でいえばルサンチマンに過ぎません。しかし社会全体からみたら所詮はマイノリティです。別に放っておいても革命も戦争を起こすことも出来ないし、ちょっとナショナリズムを煽れば無邪気に自民党にも投票するでしょう。私たちに出来るのは、否応なしに少子化に貢献することくらいでしょうね。

***<別の方からのコメント>******

新自由主義は戦争を可能にする為の一つの手段なんだよな。
未来の無い貧乏人を量産するって事はそう言う事なんだよ。
戦前の日本と同じだな。
一億総中流だと誰も戦場になんか行きたくないわさ。
だけどその新自由主義を止めるのは非常に難しいな。
日本は消費市場もエネルギーも食料も安保も米国頼み
だからな。
そこからどうにか変えないと脱米=反新自由主義は難しい・・・
ロシアや南米(特にベネズエラ)が米国に従わないのも原油を始めとする天然資源や穀物資源が豊富にあるからだしな。
現状で日本が対日年次改革要望書に従わない場合、どんな目に合わされるかまず考えないと。
もう冷戦構造崩壊前の米国の対日態度とは違うんだしな。
貿易摩擦で叩きはしたが今のように露骨に内政干渉や脅迫はしなかったからな。
日本が米国の露骨な内政干渉=新自由主義化をかわすにはエネルギーや食糧や安保で米から自立しないと難しいんじゃないかな。
中国のように米国債売却をちらつかせて圧力をかわす
だけの度量や根性が日本の政治家や官僚には無いしな。
それどころか聞くところによると最近ではこちらから
揉み手ですり寄って売国してるらしいからなw
駄目だわ、この国は。
今にして思えば、日米安保は解消しておくべきだったな。
在日米軍は日本を抑え込むためのビンの蓋だったんだと今更ながら痛感してるよ。
*****<引用終わり>********

 
 ・・・・・・今の市場原理主義経済をこれ以上放置すれば、いずれ「戦争によるリセット」という赤木さんの提示する選択肢が現実問題として浮上してきそうです。そろそろ覚悟が必要になってきています。最後までそれを避けるように努力したい。しかし、そうなってしまうこともやむを得ないのかも知れません。

 しかしなお、私は次のように言いたい。戦争に行って死ぬ事が避けられぬのなら、中国・韓国ではなく、アメリカと戦って死にたい、と。

 私は、ネット上に広がる中国・韓国敵視論に一貫して異議を唱えてきました。「敵はアメリカだ。間違えるな」と。

 おそらくネットウヨクの皆さんは、強大に見える米国と戦っても勝ち目はないけど、中国や韓国相手なら勝機はあるのかと考えているのかも知れません。それ故、戦争によるリセット待望論者は、米国ではなく、中韓敵視を強めるかも知れません。どうせ戦争するなら、勝ち目のない国ではなく、勝ち目のある中韓とやろうと・・・・。

 その考えは間違いです。

 日本は、中国はおろか、韓国と戦争しても勝てないでしょう。野球やサッカーを見ていたってわかるでしょう。韓国人は、相手が日本となれば、実力以上の力を出すのです。気合の入り方が違うのだから。戦争リセット待望論の若者たちじゃ士気も上がりませんから、束になってかかっても、韓国軍にはかなわないでしょう。

 こっちには戦争の大義などありません。それに対して韓国からしてみれば「積年の恨み」とばかりに士気を鼓舞し、戦争の大義など山のようにつくれるのです。気合いの入り方が全然違います。

 私は戦争に行って死ぬことを強要されるなら、中韓ではなく、米国と戦って死にたい。大義のない戦争で死ぬのは絶対にいやですが、大義のある戦争ならば死ぬ覚悟もできます。
 それに、戦争の相手がアメリカだったら、私は勝機はある思います。正義は向こうにはなく、こっちにあるのだから。米国に正義はない。それ故、米兵の士気も上がりません。大義のない戦争は勝てません。ベトナム戦争をみればわかるでしょう。

 私たち日本のポストバブル世代をこんなにも残酷に苦しめてきた元凶は、プラザ合意、日米構造協議、そして年次改革要望書と、米帝が日本に押し付けてきた数々の内政干渉にあるのです。
 私たちポストバブル世代からすれば、まさに米国こそが仇であり、真の敵なのです。真の敵と戦うのなら、気合いも入ろうというものです。
 中国がちょっとくらい農薬入り食品を輸出したから何だって言うのですか。それだって米国の責任です。米国が押し付けてきたWTO体制が、危険な食品が世界中に出回るようになった諸悪の根源なのですから・・・・。
 
 作戦はこうです。

 まず無駄なダムと道路建設をただちに止めます。そして戦時に標的にされる原発をただちに停止し、放射性廃棄物を地下に廃棄します。さらに年収1000万円以上の世帯からは70%の所得税を徴収します。そうして財源を確保した上で、公共事業として、核シェルターにもなる巨大な地下要塞を各都市に建設します。フリーター層を雇用して。一気に完全雇用と無格差社会の実現です。 
 
 次いで日米安保の破棄を通告し、期限以内に米軍の全面撤退を要求します。
米国がそれを拒否すれば宣戦布告するのです。

 米帝は張り子の虎です。強くありません。地下深くに身を潜め、ゲリラ戦で戦えばよいのです。栗林忠道が硫黄島でやったように。持久戦に持ち込めば、こっちのものです。数年で米帝など内部から崩壊するのです。
  

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21 コメント

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勉強になります。 (カラテカ)
2008-02-21 02:32:07
> 中国の資本主義的膨張に歯止めをかけるために   も、中国政府に社会主義国であることを思い出さ  せ、労働・環境面を重視するよう働きかけること  が重要だと思います。
  いまの中国の胡錦濤政権は、そちらの方向を向い  ているので、隣国の私たちは応援すべきだと思い  ます。
  社会主義というのは、本来は自由貿易の原理も否  定するはずですし、限りない対外膨張に歯止めを  かける節度を内在しているシステムのはずなので  すから。

関様がニュートラルな思想をお持ちになっているのを再確認出来て安心しましたです。

これからも勉強させて頂きます。

この若輩に色々な事を御教示下さい_(._.)_
返信する
カラテカ様 ()
2008-02-20 21:28:55
>中国・ロシアは、これから「外へ外へ」と進出しよ
>うとしているように思えるのですが?

 地球の資源・環境のキャパシティーを冷徹に判断すれば、その道は行き詰まらざるを得ないでしょう。
 何とか国連の枠組みでの安全保障体制、パワーバランスを構築して、かつての米ソ軍拡競争の再現を阻止せねばと思います。

 中国の資本主義的膨張に歯止めをかけるためにも、中国政府に社会主義国であることを思い出させ、労働・環境面を重視するよう働きかけることが重要だと思います。
 いまの中国の胡錦濤政権は、そちらの方向を向いているので、隣国の私たちは応援すべきだと思います。
 社会主義というのは、本来は自由貿易の原理も否定するはずですし、限りない対外膨張に歯止めをかける節度を内在しているシステムのはずなのですから。
 
 現在の地球で社会主義のお手本はキューバ。中国政府はキューバを見習うべきでしょう。

 ボクシングのはなし、勉強になりました。ありがとうございました。
返信する
安心しました。(~_~) (カラテカ)
2008-02-20 02:24:30
何か過激な記事でしたので、関様はどうしたのだろう?と思いましたが、安心しました。(~_~)

国力低下により、アメリカは世界から手をひきつつありますが、中国・ロシアは、これから「外へ外へ」と進出しようとしているように思えるのですが?

ロシアでは18年振りだかで、赤の広場で大規模な軍事パレードが復活するとか?

軍事パレードは平たく言えば
「俺達ゃ、こんなに強いんだぜっ!文句があるならかかって来いやっ!」
と、外国にアピールする為にするんですよね?

私は何も中国・ロシアを批判しているのではないです。単に彼の国が栄える「順番」が来たのだと解釈しております。

しかし、ベルリンの壁の崩壊を早くから見抜いた人がいないように…また、ソ連邦の崩壊を1960年代に見抜いた人がいないように…未来は誰にもわかりません。

院政をひいていると言われる「プーチン」さんも失脚するかもしれませんし、中国・共産党も民衆の手によって打倒されるかもしれません。

アメリカは衰えていくのか、盛り返すのか?
評論家や元・政治家などのオサーンは好き勝手言いますが、誰にもわからないでしょう。

貯えが有る人は自らの長生きのみを考えるし、無い人は不公平を口にするのは、結局どこの国でも一緒でありましょう。

私が明るい分野では韓国ボクシングの衰退が不思議なのですよね。チャン・ジョング、ユー・ミャンウー、素晴らしい「スーパー・チャンピオン」でした。
今は韓国ボクシングそのものが存続の危機にある程です。ハングリーでは無くなってきているのかも知れません。
また同様にヘビー級の本場アメリカにベルトがないというのも凄いです。(~_~)

ロシアン、ウクライナ人の強いこと、強いことっ!(~_~)
ロシアVSウクライナの因縁の対決みたいなのは盛り上がります。

こうして考えますと、ボクシングの様な競技はその時代のその国を「象徴」しているような気がするのです。

80年代は「マイク・タイソンの衝撃」が席巻したように。

私は、好むと好まざるとを別にして新たな「KOセンセーション」がアメリカから出現するような気がするのですが…?
返信する
DHさま、カラテカさま ()
2008-02-19 02:22:26
 DHさま、はじめまして。出張していたためお返事が遅れて申し訳ございませんでした。

>重篤な中毒症状を呈して一時は意識不明に陥りいま
>だに入院中の人もいることに鑑みれば、この言葉は
>不適切だと思います。

 この点、ご指摘のとおりです。当時、産経新聞などを中心に繰り広げられた、ここぞとばかりの中国バッシングの大キャンペーンに絶望的な気持ちになり、筆がすべってしまいました。不適切な表現でした。謝罪とともに、被害者の方々の健康の回復を心より祈念いたします。

 おそらく事件は、日中関係の改善を快く思わない何者か(日中双方にたくさんいます)による犯罪の可能性が高いのではないかと思います。しかし憶測で何を言っても始まりませんので、捜査の進展を見守りたいと思います。

>「正義の戦争」などないと思います。
 
 
 戦場に駆り立てられている米兵も貧困層。本来は連帯して富裕層に立ち向かうべき日米の貧困層同士が、お互いに殺し合うことなど、確かに不正義きわまりないことだと思います。
 しかし、戦いながら、私たちは米兵に対しこう叫ぶことができるのです。「敵を間違えるな。真の敵は君たちの国の特権支配層だ」と。

 「帝国」の覇道により、世界中で何十億という人々が貧困と絶望のどん底へと突き落とされて喘ぎ苦しみ、「帝国」は貧困層のその絶望感を利用して、彼らを戦争へと駆り立てています。まず、この状態が著しい不正義です。戦争よりひどい状態といえるかも知れません。

 私は、米国民が立ちあがって、選挙であれ革命であれ、「富者の、富者による、富者がさらに富者になるための、貧者をさらに貧しくするための政治」を終わらせてほしい。

 きわめて残念ながら、「金のなる木」である日本が米国に従属し続ける限り、帝国はその最期を先延ばしすることができます。(いずれにしても終わることは明らかなのですが、日本が彼らを助けることで、最後の悪あがきをすることは可能になります)

 日本人が半植民地状態からの脱却の決意を固めることで、米国の貧困層に覚醒を促すことができるのであれば、彼らの手による社会変革をサポートすることができるのであれば、それは社会正義といえるのではないかと思います。

>やはりアメリカと手を切る方向に持って行くなら、
>エネルギー・食料の問題も解決の道筋を立てねばな
>りません。

 カラテカさま。その通りだと思います。
 エネルギーに関しては、自然エネルギーを全力で振興していけば、自給率100%達成も可能になります。食糧も山海の珍味が欲しいなんて贅沢さえいわなければ、肉食もちょっと抑えれば、100%達成は可能だと思います。
 温暖化対策を進めることは、米国への従属状態からの脱却と平和の構築のために必要なことなのだと思います。

>安保破棄なら徴兵制度も検討せねばなりませんよ?
>でも、それは周辺のアジア諸国が黙ってはいないで
>しょう。管理人さんの好きな、中・韓両国の徹底的
>な反発を受けるのは必死です。

 そんなことはありません。
 江戸250年、徴兵制も何もありませんでした。鉄砲や大砲なんて兵器は廃絶しても、外敵の脅威は幕末に至るまでありませんでした。17世紀、世界各国が、拡張から収縮へと転じたためです。

 21世紀においても、確実に各国が内向的になっていくでしょう。各国が、自然エネルギーを振興しながら抜本的な温暖化対策を進めねばならないからです。輸送によるCO2削減のためにも地産地消を進めねばならないからです。
 拡張主義と、資源や化石エネルギーの争奪戦には終止符が打たれるのです。各国は自国内に降り注ぐ太陽や風力やバイオマスの利用に生き残りをかけるようになるのです。自然、どの国も内向的になっていくのです。

 侵略の脅威はなくなるとは言いませんが、減少するのです。そのような中では、覇権国は必要ありません。世界の安全保障は国連を中心とした枠組みで、十分に担えると思います。

>気合いがどうというのは、ちょっとどうかと思います。

 集団スポーツの場合、規律の有無で、全体の力が部分の和以上になる場合あれば、和以下になる場合もあります。まあ、「気合い」というより、「規律」でしょうか。

 最初にも謝罪しましたが、この記事は絶望的な気分で書き殴ったので、ちょっと不適切な表現が散見されます。その点はご容赦ください。
 
返信する
花ブナ様 ()
2008-02-19 00:53:05
 内モンゴルより帰国しました。

>さらに以上のレーザー技術を進化させて、人工衛星
>に搭載し、宇宙空間からもミサイル迎撃を可能にす
>ればベストです。

 MDに関しては、シロートの私にはにわかにお答しにくいのです。ただもっとも怖いのは宇宙に軍拡競争が進んでいくことです。
 日米がMDを持つことによって現行のパワーバランスが崩れると、焦った中国やロシアは何を考えるでしょうか。
 たとえば、MDを無効化しようとすれば、宇宙からその衛星を打ち落とすシステムを構築すればよいわけで、際限なく宇宙を舞台にした軍拡競争がエスカレートしてしまいます。
 限なく軍拡競争が進み、互いの経済を疲弊させる可能性が高いと思うのです。
 温暖化対策や貧困対策のために最大の予算を回さねばならないこのご時世に、そんな愚行をすることだけは避けねばならないと思います。
 
 私としては、国連主導で、各国のパワーバランスを維持しながら全体的に軍縮を進めることが、もっとも現実的な安全保障の方法だと思います。

 今はこんなことしか書けません。この問題、また別途論じてみたいです。 
返信する
DH殿に賛同いたします。 (カラテカ)
2008-02-16 21:08:22
単に方向性や、ある種の「気構え」を管理人さんが示しただけだと思いたいです。

見方を変えれば管理人さん自体がアホな「ネット・ウヨ」に見えてしまいます。

私はボクシングやコンタクト・カラテをしてきましたが、いざ突撃銃を手渡され、D・東郷の様に打ち合え!と、言われたら、自信はありませんね。

喧嘩もろくすっぽ出来ない奴は、兵士にはなれませんよ。

物事には順序があります。足し算・引き算を覚えてから、掛け算・割り算を覚えます。

日本人にも、朝鮮人にも中国人にもアホはいます。
もちろん米国人にも。
ようは政府の役人のせいでしょ?

金正日は悪いところもありますが、管理人さんの言う通り「外交手腕」では見習うべきところはあると思います。まぁ、その良い点も国民を飢えさせている…という面で帳消しですが…

私は日本の先導者をどうにかするのが「最優先課題」かと思います。

その次に、やはりアメリカと手を切る方向に持って行くなら、エネルギー・食料の問題も解決の道筋を立てねばなりません。

安保破棄なら徴兵制度も検討せねばなりませんよ?
でも、それは周辺のアジア諸国が黙ってはいないでしょう。
管理人さんの好きな、中・韓両国の徹底的な反発を受けるのは必死です。

また、サッカーの事例を出されていましたが、日本サッカーは暑さにバテて走れなくなる程のレベルなので、気合いがどうというのは、ちょっとどうかと思います。近代スポーツは気合いでは乗り越えられないのでは?と、思います。格闘技は別ですが…

最後に「DH」さんもおっしゃる「被害者の家族になってみれば…」と、いう事は賛成です。
管理人さんに娘さんでもいて、そのお子さんが例の物を食べて入院や最悪の事態にでもなれば?
それでも「大勢に影響無しっ!」と、言えますか?

死刑反対を訴える人も大半は言葉遊びで、討論好きな人だけかと思います、
中にはいらっしゃいましょうが、実際に家族が犯罪に巻き込まれ、被害者遺族にでもなった時には「罪を憎んで、人を憎まず!」とは中々言えないと思いますよ?
返信する
大義ある戦争? (DH)
2008-02-12 17:37:50
はじめまして。早速で恐縮ですが


>中国がちょっとくらい農薬入り食品を輸出したから何だって言うのですか。

重篤な中毒症状を呈して一時は意識不明に陥りいまだに入院中の人もいることに鑑みれば、この言葉は不適切だと思います。
そもそも「ちょっとくらい」ではありません。これまでも安全性に関しては危惧されていました。過度に扇情的に騒ぐことは避けるべきですが、軽視するのも間違っていると思います。

「米帝」(←おおっ、懐かしい)の覇道に対する関さんの非難、批判には共鳴する部分も多いですが、相手がどこであれ私のような軟弱者には命を投げ出すことなどとてもできそうにありません。

中国人とも韓国人・朝鮮人ともアメリカ人ともその他何人とも殺し合いなどしたくない。「正義の戦争」などないと思います。

じゃあ、そのためにどうすればいいのか、と問われるのですが、いまだに明快な答えが見つかりません。

とりとめのないコメントになってしまいました。
どうか御寛恕のほどを。
返信する
MD構想・日本の債権行使・横田基地について (花ブナ)
2008-02-07 15:26:56
度々すみません。表題の件について少し詳細を述べさせてください。

MDの本命はこれです。
・ABL(現代兵器を学ぶ)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/abl.htm
・MDの超本命(復活!三輪のレッドアラート)
http://klingon.blog87.fc2.com/blog-entry-210.html

日本はアメリカへの一部債権を行使して、これらレーザー兵器の開発に投資し、運用ノウハウ込みで現物接収すれば良いと思います。海外に展開する米軍の経済的負担の軽減を前提として、日本からの米軍撤退と新たな東アジア防衛網の構想を示して見せることが、『交渉役』に課された最も重要な使命と思います。さらに以上のレーザー技術を進化させて、人工衛星に搭載し、宇宙空間からもミサイル迎撃を可能にすればベストです。

これら兵器のポイントは相手が発射するミサイルを「相手の国内」で落とすことが可能であるということです。つまり相手の力(核)を利用した抑止力となります。世界の核廃絶に向けては、理念だけでなく具体的な方策が必要です。自然主義経済により地域内の自給自足を確立すれば、戦争の種は徐々になくなっていくでしょうが、その「過渡期」においては具体的な抑止力を持った「鞘の内の力」が必要と思います。

さらにこれには別のメリットがあります。人工衛星やレーザーの技術は、軍事だけでなく、宇宙太陽光を利用した持続可能なクリーンエネルギーの産生に必須であり、平時において人類の平和的発展に役立つということです(むしろこっちが主目的と考えています)。

・加速する宇宙太陽光利用研究(日経サイエンス)
http://www.nikkei-science.com/topics/bn0702_1.html
・宇宙エネルギー理想システム(JAXA)
http://www.iat.jaxa.jp/res/amrc/ssps/index.html

以上の国防・エネルギー政策を国家の最重要課題として進め、同時に日本および世界の地方自治に「自然主義経済」を導入して(認めて)いきます。その結果として、人々が核の恐怖やエネルギー・食料危機から解放され、徐々に世界全体でボーダーレス化とやおよろず化が進むという未来を考えています。

つまり日本の債権行使の手段として、持続可能な防衛・エネルギー産生のインフラ構築のために、日米共同で関連産業に「投資」し、実際に役立つ現物・ノウハウとして「返却」あるいは「共同利用」するのが理想だと思います(その一環として、エコロジカル・ニューディール政策も位置づけることができると思います)。最大の問題はこの辺のビジョンを提示し、しぶとく交渉する政治家が日本に欠けているということです。

ちなみに横田基地等の問題は、東京からの首都移転および都市機能の分散化で対応すべきと考えます。首都東京と横田基地の並存は国際的観点からもあきらかに異常です。確かに横田基地の米軍が東京を爆撃することはないかもしれません。しかし、様々な形で脅しをかけることは可能です。これは人々の「イメージ」に影響します。人々は武力そのものに拘束されているのではなくて、「イメージ」に支配されるのです。東京で生活する政治家が従米的になるのは、そうした首都の状況を鑑みればむべなきこと、とも思えてきます。また、最近は超高層ビル群が皇居の周りに林立し、見下すような状況となってきました。これも「異常」です。たまに地方から東京に行くとその異常さが良くわかります。

国連についての温度差は、私も気にしていません。「国連」の存在を否定するのではなく、当面それをどのように利用するかという議論には価値があると思います。いずれにしても戦前・戦後と繰り返す「歴史の悪循環」から抜け出るには、根本的な発想転換が必要で、なによりガッツが必要だと思います。

こちらこそ有意義な議論の機会と場をいただきありがとうございました。
いつかお会い出来る日を楽しみにしています。

返信する
花ブナさま ()
2008-02-06 12:39:07
>徳川家康は彼らの作戦を見抜き、上手く対応したのに対し、

 たしかに、今後の日本の進路は、秀吉型の拡張主義+土建政治から、家康型の内向的な小日本主義への転換ですね。
 それをやりつつ、宇宙開発は必要であると私も考えます。米国が軍産複合体の支配から脱却する鍵は、軍需産業を宇宙開発産業へと構造転換させることだと思います。彼らの目を「地球内の敵の捜索」から「宇宙のフロンティア」に向けさせてしまえば、アメリカは戦争政策から脱却できると思います。

 ただ、ミサイル防衛に関しては、「うーん、費用がかかりすぎるし、経済を圧迫するのではないか」というのが、現時点での私の考えです。

 国連が治安機能を担えば、各国が高額の軍事費を拠出して経済を圧迫することから脱却できると思うのです。国連への評価などには温度差がありますが、今後とも楽しく議論を続けてまいりましょう。
 
 ぜひ東京にお越しの折は、よっていらしてください。
返信する
>関さま (花ブナ)
2008-02-05 12:05:29
>「やれるものならやってみろ」という気概

ここに深く同意します。まず、ガッツがなければ、相手に要求を飲ませることはできませんからね。国際政治・経済を目指す人にはぜひこのガッツを持って欲しいと常々思います(今の日本の凋落の原因は、本質的には指導層のガッツ不足だと思っています)。

あんまりスマートにやろうなどと思わずに、「戦争も辞さない」と言いながら、自分に少しでも有利な条件を手繰りよせるのは外交の基本でしょう。金正日がやっていること自体はまったく肯定できませんが、あのガッツと手腕は日本の政治家も見習うべきです(笑)

ただ、これは本来、損得がキチンと読める政治家や軍を動かすことのできる実力者がやってこそ効果のある技です。歴史的には、庶民が直接そのような世論を高めるとあらぬ方向に利用されることがほとんどです(2・26事件のように)。米国の次期大統領が民主党からでると日本でも(表面上)労働者の権利を支持するヒラリーの代理人たちが活躍するようになり、庶民の怒りが彼らに都合よく利用されることでしょう。メディアでワーキング・プワーやロスト・ジェネレーションが集中して取り上げられたのは、(誤解を恐れずに言えば)社会の反応を見るための試験だと思っております。

市場原理の導入で日本の中流・中小企業を破壊し、継いで労働争議や内部告発など「市民の権利」を利用して、さらなる企業の弱体化と根幹産業の買収を企画する。たぶん、これが米国「奥の院」の作戦です。彼らの基本戦略は戦国時代に鉄砲・火薬とキリスト教をセットで持ち込み、日本の中枢を乗っ取ろうとしたときから変わっていません。昨今の政治家は、右も左もまんまと彼らの作戦にはまって(便乗して)、戦後築き上げてきた産業基盤を献上しようとしています。家康が見たら「なんと愚かな」とつぶやくことでしょう(間違いなく!)。

全ては凝り固まった頭でしか歴史を見ていないからです。まずは、彼らの戦略「奪わんと欲すれば、まず与えよ」「分割して統治せよ」を理解しなければなりません。徳川家康は彼らの作戦を見抜き、上手く対応したのに対し、明治以降日本のリーダーは(少数を除き)まんまと嵌められています。日本の教科書において、キリスト教迫害が過剰に描かれ、徳川家康がどこか腹黒く、明治の元勲が英雄のように描かれていることは故なきことではないでしょう。

近代以降の経済システムというのは一言でいって極めて趣味の悪いゲームです。このゲームのルールには「騙された方が悪い」という一文が書いてあります。人を信頼することを美徳とする日本人には始めからハンデがあります。唯一の望みは、ゲームそのものに限界があることです。その限界を向かえるまで、負けないように、また変に一人勝ちしないようにしつつ、安全にゲームから抜け出す方法を編み出すしかありません(そのための考え方と方法をブログに綴ってきたつもりです)。

これから赤城さんの戦争待望論が、ロスジェネの自立へと向かうのか、更なる国内破壊の方向へ利用されるのか、今後極めてセンシティブな領域に入ってくると思います。国内の右派も左派もここが見えていないと無用の内ゲバや魔女裁判を繰り返し、自ら首を絞めることになるでしょう(戦前も戦後も何度も同じことが繰り替えされています)。戦争待望論が効力を発揮するのは『本当の敵が見えている』ことが条件だと思います。本当の敵とは何か、それは悪趣味なゲームルール=お金のしくみ、というのが平和党的回答です。庶民は悪趣味なゲームに無理やり付き合わされてきましたが、そろそろもうできる人からスイムアウトしていきましょう。そして何か出来る人は、そのための社会ツールを作ることに集中しましょう、ということです。

孫子曰く「彼を知り己を知れば百戦危うからず。彼を知らずして己を知れば一勝一敗。 彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず危うし」

今後、食料自給やエネルギー問題は、いよいよ着目されてくるでしょう。ワーキング・プワーの増加もまず止まらない。加えて経済の前線から離脱して、ハゲタカ企業のカモネギやお荷物となる団塊世代が増える。これら内外の状況を利用して、自然資源の豊かな地方において、新たな産業を自らの手で作る。庶民的対策としては、これしかないと私は思っています。

一方で、悪趣味なゲームとは言え、国家がこれに負けて被害をこうむることは、庶民も無縁ではありませんので、ここは有能な国際エリートを支援なくてはなりません。ただ、積極的に支援できる人が少ない現状であることは間違いなく、だからこそ庶民が庶民の手でで「シェルター」を作る必要があると思います。

大局的・戦略的な見識を持ちながら、自分のできることをわきまえ、目の前の人と助け合いができ、地域で信頼できる人間関係を築くことが出来る。これが21世紀の日本人、ロのヲシテ・トのヲシテに従う古く新しい日本人像だと思います。表面上の経済格差のなかで意識の格差も進んでいます。軽いロハス的な気持ちから始まって、目の前の失業者を救う気持ちや経済・環境問題の根っこに気がつくというのが、スムーズに近代を超克する、トランス・モダンを実現する道になると思います。まさにエコロジカル・ニューディールはこのコンセプトを内包するものになると思います。

ちなみに私は米軍の日本撤退は「法的手続き」ではなくて、米国経済の崩壊かクーデターによって起こると思います(その際に法的手続きを装うことはあると思います)。先に示した案は、相手国にクーデターを起こすために、日本の金を「まずあたえて」、相手派閥を「分断させ」、最終的に支配権を「奪う」という西洋的戦略の「意趣返し」です。もちろん、そのような危ういことをやらなくても、相手の崩壊を「待つ」という戦略もおっしゃる通り有効なカードだと思います。いずれにしても、そうした経済的・軍事的「ターニングポイント」を経てから、関さんのおっしゃる米国へのエコロジカル・ニューディール導入と日本の債権使用が可能になると思っています。この順序が大切であって、その逆をやろうとしてもなかなか上手くいかないだろうというのが私の予測です。唯一可能性があるのは、米国の中央政府を介さず、直接地方やロストの人々と連携することです。中央政府の理解や力を要するような企画は避けたほうが良いと思います。

「国連」を通した活動についても似たような予測から、自ずと限界を露呈すると思っています。私がリバータリアンではありませんが、やはり現在見られる米国の軍事的行動も国連の存在意義も、さらに安全保障の意味も根本は「世界の経済覇権維持」のため、という見かたでおります。真に軍事的に必要な活動というものは、軍の地位が「経済の奴隷」から開放されてから、模索されると思います。その時点において、日本は主体的に米国との係り(互助関係)を持った方が良いと私は思っております。なぜなら、持続可能なエネルギーの確保と核に頼らない防衛システムの開発に『宇宙開発』が必須だからです。これらのノウハウと技術を持っているのは米国です。経済奴隷の地位から軍と知識層を解放することで、はじめて世界規模でエコロジカル・ニューディールを推進できます。

以上、長々とすみません。関様の研究の進展と成功を心から願っております。
返信する
花ブナさま ()
2008-02-04 18:27:01
追記です。

>条件は新政権への米国国債の帳消しですよ。それが
>不可能でも日本に有利な状況の維持に動いてもら
>う)。そして日米安保条約を解消し、日米同時に国
>連から脱退、完全に対等な関係になった段階で新た
>な安全保障条約を結びます。

 「米国債帳消し」は、日本経済に与えるダメージが大きすぎると思いますが、一定額の放棄と引き換えにアメリカに要求を飲ませるという案は以前、私も論じたことがあります。以下の二つです。 
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/19bbf23cf52c8a2193804addb9f13961
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/85ba4937af6a45e4af8c9617db81fb4f

 あと国連ですが、日本が独自核武装の選択肢抜きに安全保障するためには、やはり国連の機能強化は必要だと思います。この点は意見が異なるかも知れません。国連の機能が十分に高めていけば、二国間の軍事同盟というものをすべて国際法上禁止していくことが
可能になると思います。
 米国としても、国連に治安機能をゆだねた方が、シーレーン防衛のための莫大な軍事費を拠出する必要がなくなるので、財政的に安上がりで、いずれそちらを志向すると思います。その上で、世界から完全に核を廃絶することが可能になります。
 その点で私は、「国連無用論」の米国のリバータリアン的考えとは相いれないです。
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花ブナさま ()
2008-02-04 17:41:43
>つまり、米国の内部崩壊を目的とした場合、日本か
>ら戦争を仕掛ける必要は全くありません。むしろ対
>日戦で固まってしまうので避けるべき選択です(そ
>う、それはかつてルーズベルトに嵌められた
>道・・・)。

 同感です。こちらから先に手を出した時点で、向こうに大義名分を与えてしまいます。法律的手続きにのっとって、米軍基地を撤去させる手続きを踏めば米軍は出ていくと思います。間違っても、こちらからは先に手を出してはいけない。しかし、「やれるものならやってみろ」という気概は必要です。でないと彼らに舐められるばかりですから。

 「極東から手を引くべき」と考える米国内の友人・同志たちとともに、国際連携の元に、その作業を進めるべきだと思います。
 私があえてこの記事を書いたのは、日本人の多くが米国を必要以上に強大と考え、恐れているように見えるからです。怖くはない。勇気を持とう。そういうメッセージと思ってください。

>庶民の怒りは、とにかく内政と雇用状況の改善に向
>けられるべきと思いますし、

 これも同感です。国内的にやるべきは、あくまで自国政府に持続可能な雇用創出策を実行させることです。
 ただ、赤木さんのような戦争待望論の存在は、政府にその実行を迫る際に有力な説得材料になります。
 
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まる様 ()
2008-02-04 17:09:09
>そうするとエネルギーや食糧の事も考えればロシア
>や南米との関係強化は不可欠になって来ます。

 この点、大賛成です。長期的には、日本は自然エネルギー振興によって、エネルギー自給率も食糧自給率も上昇させて脱米をはかるべきと思いますが、短期的にはエネルギーはロシア、食糧はブラジルやアルゼンチンが大変にたよりになると思います。
 
 独自核武装は、私個人は反対ですが、まる様の大和魂と心意気は大変に頼もしく、うれしく思います。日本人に必要なのはアメリカを恐れぬ勇気だと思います。
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萩原さま、まる様 ()
2008-02-04 16:57:43
>にもかかわらず中朝との戦争も辞さずみたいな空気
>をプンプンさせてた前首相とその取り巻きさんたちの知的レベル

 本当に。そもそも本気で中朝との戦争考えるのなら、日本海側にズラーッと原発並べるなんてことはあり得ないですよ。彼らのたわごとは単なる「国防ごっこ」にすぎません。

>でも、日本を敵に回したら、アメリカはどこから戦
>費を調達するつもりなんでしょうか?
 
 たしかに。そもそも戦費が出ませんね。
 日本人が勇気をもって、内政干渉はやめろ、日米安保の名に借りた占領軍は出て行け、と叫んだら、米軍は撤退すると思います。
 私たちが勇気を出すことです。
 アメリカの中にだって、「もう極東からは手を引くべきだ」と考える私たちの「友軍」は沢山いるのですから、彼らと手を握れば、米軍は追い出せると思います。
 
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戦争の前線に敵はいない。その背後に「戦争を望むもの」がおります (花ブナ)
2008-02-04 00:26:56
年次改革要望書など米国による策動は、米国の国民の意思を反映しているわけではないことに注意が必要かと思います。
また、米国には日本以上にワーキングプワーがいます。大学進学の費用を稼ぐために兵役を志願し、イラクへ派兵される兵隊はイラク人を恨んでいるわけではありません。彼らこそ帝国の内側で搾取されるロスト・ジェネレーションではないでしょうか。
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2005/04/post_aad9.html

日本が米国と戦う時、その戦場に出てくるのは誰でしょう?太平洋戦争のときにもっとも先に命を落としていった世代はどの世代だったでしょうか。ゲリラ戦にしても、なんにしても結局「世界を司る老人達」はいつ、いかなる時にも安泰な場所にいます。戦場に本当の敵など現れません。私たちが忘れていけないのは、日本に「戦争をさせて得をする人」、「(ゆえに)戦争をさせたい人」は大勢いても、日本に自ら戦争を仕掛けたいと思う人は実はあまりいないということです。むしろ生かすも殺すも自由の奴隷にしたいと思っている。これは何度言っても良いでしょう。

そして太平洋戦争のとき、なぜ日本と米国が戦ったのか、この問いの答えを米国と日本の庶民が真に見つけたとき、実はとても理解し合える間柄になるのではないでしょうか。

イスラエルや中国・韓国はよく米国の議会などにロビー活動をしますが、日本ももっとやるべきですね。一番良い方法は、日本が大量に保有する米国国債の一部を使うことです。まず、イラクやその他の紛争で心身を負傷した兵士の生活保障や社会復帰、学業支援に日本の債権を放棄して使う法律を通します。で、イラク戦争時にラムズフェルドやネオコンから冷や飯を食わされた将軍にロビー活動を強烈に行います。そして軍部や政府内の一部に確固たる親日派や国外派兵反対派を作った後、いずれ機会をみてクーデターを起こしてもらうわけです(条件は新政権への米国国債の帳消しですよ。それが不可能でも日本に有利な状況の維持に動いてもらう)。そして日米安保条約を解消し、日米同時に国連から脱退、完全に対等な関係になった段階で新たな安全保障条約を結びます。

つまり、米国の内部崩壊を目的とした場合、日本から戦争を仕掛ける必要は全くありません。むしろ対日戦で固まってしまうので避けるべき選択です(そう、それはかつてルーズベルトに嵌められた道・・・)。

ただし、これは国際エリート向けの戦略。
庶民の怒りは、とにかく内政と雇用状況の改善に向けられるべきと思いますし、それでも都会で暮らせなくなったときはとりあえず食べ物と薪が確保できる田舎に租界するのがよいと思います。白洲次郎のように。

参考リンク:「抜け出す第一歩は「隷属の認識」」 (晴耕雨読)
http://sun.ap.teacup.com/souun/178.html
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Unknown (まる)
2008-02-04 00:18:09
日本が新自由主義=米国による日本国民の搾取を止めるには外交・防衛から根本的に変える必要がありますね。
具体的には反新自由主義、反米の国と関係を強化する事です。
そうするとエネルギーや食糧の事も考えればロシアや南米との関係強化は不可欠になって来ます。
日米安保も解消して在日米軍は追い出さねばなりません。
ただそうなった場合、裏で北や中国が米国にけしかけられて日本に攻めて来るかも知れません。
地域対立こそ米国のプレゼンスを高める手段なのは中東を見ていればわかります。
おそらく米国は北に核武装させてイスラエルと同様の役目を担わせるつもりでしょう。
そうなると日本の核武装も必要不可欠になりますね。
ただ現状で日本が核武装すると国際社会から制裁を食らって生きて行けなくなります。
うまい事北を挑発して一発撃たせる必要がありますね。
そうなると国際社会も日本の核武装を止める正当な理由がなくなります。
国民に犠牲も出るでしょうが国家100年の計で見た場合、米国や中国の植民地にされて半永久的に奴隷のように搾り取られるよりは遥かにましでしょう。
あとは欧米メジャーを通さないエネルギーと食糧確保のルートを確保する必要があります。
これはロシアや南米で代替が効くでしょう。
今までのような加工貿易を続ける必要はありませんしね。膨大な欧米市場への輸出はあきらめてつつましやかに暮らして行くんならそんなにエネルギーや資源を必要としませんから。
それにしても在日米軍がビンの蓋とは良く言ったものですね。
まさに日本を抑え付ける為、日本の富を吸い取る為のものだったんですね。
冷戦中は全く気付きませんでしたが・・・
60年安保当時の一部の右翼・左翼は正しかったんだなと・・・
今では右も左も在日米軍バンザイですがw
そう言えば、当時バリバリの左翼だった猪瀬氏が今や米国万歳の新自由主義者になっちゃいましたしねw
国を売れるんなら彼らはイデオロギーなんて関係ないんですねw
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戦争のことで思い出すのは (ふすぶじゑ(萩原))
2008-02-03 21:00:37
今の効率重視による東京一極集中化って、国防的にもリスキーなんですよね。
にもかかわらず中朝との戦争も辞さずみたいな空気をプンプンさせてた前首相とその取り巻きさんたちの知的レベルと平和ボケに大きな疑問符を持っていましたが…w(民主党の前代表も似たようなもんでしたが…)。

アメリカの軍需産業のおかかえシンクタンクあたりの言ってることを、そんまんま真に受けていたんでしょうかね…。


アメリカとやるなら、今のイラクやアフガンのような、長期ゲリラ戦でしょう。
食料さんのおっしゃるような攻撃をやらせるだけやらせて、向こうが安心したところで反撃開始というのがよろしいかと。
でも、日本を敵に回したら、アメリカはどこから戦費を調達するつもりなんでしょうか?
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Chic Stoneさま ()
2008-02-03 07:09:53
 以上の提言は、戦争で格差をリセットするなら、核シェルターに地下要塞の公共事業はどうか。雇用問題も格差問題もいっきょに解消できるぞ、という点がミソです。
 地下要塞の建設中に米国が先制攻撃などしてきたら、それこそ国際法違反で国連に訴えて制裁させましょう。

 私は、以上のシナリオに至る前に、アメリカ経済が崩壊し、「帝国主義から普通の国主義」「単独行動主義から国連中心主義」に進路を変え、遠からずモンロー主義者が政権に返り咲いて、海外の軍事基地は撤収するだろうと思います。
 それを可能にするためにも、米国が太陽光や風力などを最大限活用し、車依存を減らしてエネルギー的に自立させる必要があります。そのために、対米債権国会議の結成と、米国でのエコロジカルニューディールの実践を支援すべきだと、書いてきたのでした。

>横田基地は関東上空を封鎖し、東京を瞬時に焼け野
>原にできます。

 米国がこれをやったら、それこそ国際的非難の嵐で、国際的に孤立し、米国内の反戦運動も高まって、自滅すると思います。
 
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秋目漱石様 ()
2008-02-03 06:50:39
 「死にたい」ともらす人々は、「生きる意味」を考える以前に、「生きたい」「生きさせろ」と訴えています。衣食住が保障されて、安定した結婚生活を営めるだけの所得が必要なのです。「生きる意味」は、その所得が保障されない限り考える余裕もないと思います。宗教者の方々も、彼らの経済基盤を具体的に支えられるような社会プログラムを同時に持たねばならないと思います。
 
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食料 (Chic Stone)
2008-02-02 11:00:48
食糧は自給できるでしょうか?

そして、現在の米軍基地の配置をもう一度思い出してみては?
横須賀基地はいつでも東京湾口を封鎖できます。
厚木基地から東海道新幹線・東名高速を破壊するのは一瞬です。
横田基地は関東上空を封鎖し、東京を瞬時に焼け野原にできます。
沖縄基地からは日本の最重要シーレーンを封鎖できます。
急所という急所に銃と刃を突きつけられ、おまけに狙撃兵にも狙われているような、そんな感じがします。
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生きる目的と意味は?? (秋目漱石)
2008-02-01 23:42:42
はじめまして。
突然のコメントですみません。
ご迷惑でしたら、削除してください・・・。

最近、「死にたい」という若い人が急増しているように感じています。
裏を返せば、それは、「生きたい!」「生きる意味を知りたい!」という心の底からの叫びなのだろうか、と考えたりしますが、間違っているでしょうか。

人は一体、何のために生きているのでしょうか。
人はどこから来て
何のために、勉強し、働き、生きて
どこへ向かっているのでしょうか。
なぜ、人は孤独なのでしょうか。
愛とは何か、生きる意味、死とは何かなどのことについて、ブログで分かりやすく聖書から福音を書き綴って来ました。
ひまなときにご訪問下さい。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/

(聖書のことば)
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
                   
★私のブログから----------。
「生きる目的は一体何か」
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/m/200705

「人生の目的と意味は何か」
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/d/20060519

  
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