代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

続々・普天間問題 -真に勝ち取るべきは不平等条約の改定

2009年12月25日 | 脱米
 普天間問題は、辺野古に代わる代替地を見つけることができない限り解決は難しい。しかし簡単に米国の圧力に屈しないという姿勢を政府が堅持することにまず意義がある。
 忘れないでほしい。民社国の三党合意の中で掲げられた「緊密で対等な日米同盟関係」の中で、最重要課題として掲げられたのは「日米地位協定の改定を提起」するということであった。「米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」という一文も入ったが、こちらの方は地位協定の改定の後に置かれている。最重要課題は「日米地位協定の改定」なのである。沖縄の負担を軽減するために最も必要な措置が日米地位協定という名の不平等条約の改定だからである。

 米兵が犯罪を犯しても米軍は引き渡さない、引き渡さないから日本側で捜査もろくにできない、公務中に起こした事件ならば日本側に裁判権もない、しかも米兵が酒を飲んで帰宅途中に起こした事件・事故も「公務中」とみなされるなどという治外法権制度があるから、沖縄県民は安心できないのだ。 

 先月の11月7日に読谷村で起きた、あの痛ましい米兵による引き逃げ死亡事件を見てほしい。容疑者が特定されながら、米軍はいまだに容疑者の身柄を引き渡していない。読谷村の周辺住民は寒空の中、今でも基地前で引き渡しを求めて抗議の座り込みをしているのだ。本土のマスコミはこの問題もあまり報じないが・・・・。
 
 結局、普天間の移設先としては、日本国内のどこを提示しても地元の人々は大反対だろう。どこの代替地を提示しても、みな「イヤ」の大合唱が起こることになる。代替地が見つからない限り、普天間基地の移設問題は決して解決しない。鳩山首相は米側に対し、「米軍が何故こんなに嫌われるか分かりますか? 騒音だけじゃないんです。日米地位協定があるから基地周辺の住民は安心できないんでしょう」と訴え、日米地位協定の改定交渉に持ち込むべきなのだ。

 辺野古問題をこじれさせることにより「今日の日本は昨日までの日本とは違うのだ」と米側に認識させ、それを契機に不平等条約の改定交渉につなげることができれば、外交上の大成果といってよい。ここで普天間移設交渉を長引かせるのは、日米地位協定改定交渉に持ち込むための外交戦術と認識すべきだ。

 地位協定改定という外交成果を上げることができれば、これに勝る負担軽減はないだろう。最悪、普天間に関しては移設先が沖縄県内になったとしても、沖縄の人々も納得してくれる可能性もあるだろう。

 私は前回の記事で、日本のマスコミによるプロパガンダの結果、民意は歪み、辺野古案支持者が増えているのではないかと書いた。
 おりしも、普天間移設先に関する読売新聞の世論調査が先日の12月20日に発表されていた。「国外」が35%、「県外」が14%、「現行案」が34%という結果だった(この記事)。読売としてはこの間のプロパガンダ報道によって、民意をねじ曲げた上で世論調査を行い、晴れて「国民の多数は現行案支持」という結果を示したかったのだろうが、蓋をあけてみたら国民から肩すかしを食らったというわけだ。
 読売の行う多分に誘導尋問的な世論調査においても、「国外・県外」がいまだに49%で、現行案支持者の34%を上回っている。おそらく一カ月前に調査をしていれば、「国外・県外」の数字はもっと多かったに違いない。

 マスコミは、この米軍基地に対する不信感の根源が日米地位協定にあることを認識すべきだろう。 「地位協定」という不平等条約撤廃を勝ち得るのなら、それと引き換えに普天間問題で譲歩せざるを得ないこともあろう。しかし、地位協定改定の方が果実としてははるかに大きい。

 前の記事のコメント欄でmsxさんが、沖縄の海兵隊は日本防衛のためでも何でもなく、中台間が有事の際、すぐ台湾にヘリコプター部隊を急派するために必要であり、それ故、米軍は沖縄県内で譲れないという情報を提示してくれた。海兵隊の主力はグアムに全移転するが、台湾有事を想定したヘリコプター基地が、台湾に近い沖縄に必要なのだと。
 
 しかし、このまま中台間の緊張緩和が続けば、いずれは中台関係も有事を想定する必要はなくなる。沖縄の海兵隊が全て不要になるのも時間の問題である。
 しかし中台問題の解決は、「今すぐに」というのも難しい。中台間の緊張が残っている間、どうしても在沖海兵隊が必要であると米国が言うのであれば、基地もすぐに撤去可能な暫定的なものに変更すべきであろう。ジュゴンの生息地として生態的価値の高い辺野古沖を埋め立てる必要はないのである。
 
 前の前の記事のコメント欄で「黒いジュゴン」さんが日刊ゲンダイの記事を紹介してくれた(この記事)。大手の全国紙では決して報道されないが、ゲンダイの取材によれば、当初は辺野古基地にしても、撤去可能な「メガフロート方式」か「くい打ち式」が提起されていたが、埋め立て式に代わったのは「1兆円砂利土建利権」が転がり込んで地元の土建業界が潤うからだという。何のことはない、日米問題かと思いきや、裏を返せば八ッ場ダムと同じ、公共事業利権の問題だったのである。

 最悪、日米地位協定の改定と引き換えに、「沖縄県内の海兵隊基地存続」で妥協することになったとしても、「台湾海峡問題解決まで」の暫定的な基地なのだから、用済みになれば撤去可能なメガフロート方式などで、さらにジュゴンの生息に悪影響を与えない場所に移動という「見直し」が行われるべきであろう。
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18 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-12-25 12:18:03
>沖縄の海兵隊は日本防衛のためでも何でもなく、中台間が有事の際、すぐ台湾にヘリコプター部隊を急派するために必要であり、それ故、米軍は沖縄県内で譲れないという情報を提示してくれた。

これは、軍オタが言っているだけで、グアムからな12時間でヘリコプターのフェリーができるということを計算してみたんですけど。

南山大学人文学部心理人間学科教員エッセイ
http://www.nanzan-u.ac.jp/JINBUN/Shinriningen/tokusyu/essay/2008/0422.html

米軍も国内治安業務にグリーンカード兵をつければいいのに。


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Unknown (msx)
2009-12-25 13:42:42
>最悪、日米地位協定の改定と引き換えに、「沖縄県内の海兵隊基地存続」で妥協することになったとしても

キャンプ・ハンセン(Camp Hansen)の中のウォーレス・ストリート(Wallace Street)を滑走路にすれば1600mの滑走路は作ることができる。

構内写真 - 在日海兵隊司令部
http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/Installations/hansen.html

構内写真 - 在日海兵隊司令部
http://www.okinawa.usmc.mil/About%20Okinawa/Photo%20Gallery%20Page.html

構内配置図http://www.globalsecurity.org/military/facility/camp-hansen.htm

AAFES Army & Air Force Exchange Service
http://odin.aafes.com/pacrim/okinawa/camp_hansen/map.htm

航空写真
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34e506cbffa7fcc7:0x46137d5ea7aa8d77,1&ll=26.459662,127.918496&spn=0.022245,0.035534&t=h&z=15
z=15

代替滑走路
Finnish Air Force HN-435 from Lusi highway strip
http://www.youtube.com/watch?v=8YtXpLPIK3I&NR=1
Ilmavoimien varatukikohtaharjoitus 29.9.2008
http://www.youtube.com/watch?v=6OWykF2t7zQ&feature=related
Hornet landing
http://www.youtube.com/watch?v=N4J-7UscCYE

Mig-21 landing on a highway
http://www.youtube.com/watch?v=NpuORPtSxhY
Mig-21 out of runway
http://www.youtube.com/watch?v=6A9EalSGq1E&feature=related

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Unknown (msx)
2009-12-25 15:02:17
造礁サンゴ - Wikipedia

造礁サンゴは必ず褐虫藻と共生している。これは、偶然ではなく、石灰質の骨格の速い成長には、褐虫藻が必要であるためらしい。その理由は必ずしも明らかではないが、いくつかの説がある。たとえば、褐虫藻が光合成することで、サンゴの体内から二酸化炭素を奪うことが炭酸カルシウムの沈着を促進するとか、石灰質沈着を阻害するリン酸を褐虫藻が奪うためとか、石灰化の基質となる有機化合物を褐虫藻が生産するためとか、さまざまな説明がなされている。いずれにせよ、造礁サンゴであるためには、褐虫藻が共生することが不可欠であるらしく、造礁サンゴが浅い海にしか住めないのも、熱帯海域にしか生息しないのも、それと関わりがあると見られる。

また、褐虫藻の光合成は、サンゴの栄養源にもなっている。褐虫藻の光合成産物は、直後に藻類からサンゴに移るらしく、その量は光合成総量の30%に達するとの説もある。また、サンゴは同時に動物食を行ない、それが摂取エネルギー量全体の中でどれくらいになるかは一概に言えないが、必須のものであるらしい。

なお、サンゴと共生藻類をまとめて考えた時、1日の光合成量と呼吸量を比べると、明らかに光合成量が多いという。すなわち、サンゴ礁の生態系において、サンゴは生産者の役割を果たしているといえる。
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Unknown (msx)
2009-12-25 18:05:22
キャンプ・ハンセン - 1945 - 国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=USA&courseno=M22&photono=110
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=USA&courseno=M22&photono=111

キャンプ・ハンセン - 1971 - 国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=MOK701X&courseno=C16&photono=4

キャンプ・ハンセン - 1977
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/cok-77-1/c37/cok-77-1_c37_15.jpg


基地関連情報|米軍基地 - 金武町
http://www.town.kin.okinawa.jp/site/htdocs/beigun/index.html

米軍基地の主要な部分は、1945年(昭和20年)の沖縄戦の最中に日本本土攻撃の前線基地として建設されました。
1945年の4月下旬には、中型飛行機が発着できる金武飛行場が現在のキャンプ・ハンセンに建設されています。
日本の降伏後、金武飛行場は一時放棄された時期もありましたが、1947年の夏頃から実弾射撃の訓練場として再び使用されました。
当時は、現在行われている陸上の実弾演習だけでなく、戦闘機からの爆撃、金武湾に停泊している艦船からの艦砲射撃なども実施されていました。

米軍関連の山火事について
http://www.town.kin.okinawa.jp/site/htdocs/beigun/kaji.html

米軍消火ヘリによる無断取水に対する意見書
http://www.town.kin.okinawa.jp/sitemanage/contents/attach/519/gikaik201001.pdf

米軍消火ヘリ、貯水池から無断取水
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136686-storytopic-1.html

米軍、約束ほご 消火ヘリ4機体制にせず
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-1322-storytopic-1.html

キャンプハンセン 都市型訓練代替施設が完成 - 2009年7月31日
http://www.qab.co.jp/news/2009073110907.html

キャンプハンセンにあるアメリカ陸軍の都市型戦闘訓練施設「レンジ4」は、伊芸区の住宅地から300メートルしか離れておらず、県や地元は訓練の中止を強く求めていましたが、アメリカ軍は4年前の2005年7月から実弾射撃訓練を実施しています。沖縄防衛局はこの施設を伊芸区から離れた「レンジ16」に移設する工事を29日までに完了し、8月末にもアメリカ軍に引き渡すということです。しかし、レンジ4の都市型訓練施設は海兵隊に引き継がれることになっていて、伊芸区の池原区長は「施設の解体・撤去を求めている。施設がある限り訓練は行われるはずなので、不安は払拭されていない」と話しています。

陸軍新射撃場が完成 キャンプ・ハンセン - 2009年10月2
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-150611-storytopic-1.html

キャンプハンセン 爆発、銃連射、ヘリ… - 2009年12月16日
http://www.qab.co.jp/news/2009121613884.html

都市型戦闘訓練施設レンジ4
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&ll=26.461756,127.886513&spn=0.011391,0.017509&t=h&z=16&brcurrent=3,0x34e5043d3b63d651:0x71841a4c0d9feebb,1

返信する
Unknown (msx)
2009-12-25 18:32:15
>辺野古問題をこじれさせることにより「今日の日本は昨日までの日本とは違うのだ」と米側に認識させ、それを契機に不平等条約の改定交渉につなげることができれば、外交上の大成果といってよい。ここで普天間移設交渉を長引かせるのは、日米地位協定改定交渉に持ち込むための外交戦術と認識すべきだ。

それじゃ、沖縄はどうなるんですか?

ダム問題をみても政府なんてものは時間がかかることになんら痛痒を感じないものです。

さっさと、内地の代替地を提示すべきです。
返信する
Unknown (msx)
2009-12-25 19:30:42
横浜市旭区米軍機墜落事故 1971年8月24日 F-8Jクルーセイダー
http://homepage3.nifty.com/thinktank/temple/aircrash.html

>こんどの事故は軍務中におきたため、日米地位協定の取決めで、いっさいの調査権が米軍にあるため、日本側はてをこまねいて米軍の調査結果を待つばかり。神奈川県警本部長が米海軍横須賀基地報道部に墜落機の機種、飛行目的や経路などの問合せをしたが、米軍側はノーコメント。

時間は解決しない。
返信する
正義だ、ゲンダイ (黒いジュゴン)
2009-12-25 19:51:49
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1134.html
返信する
Unknown (msx)
2009-12-25 21:48:57
------------------------------------------------------------
神奈川県
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/11/0112/kouhou/sassi-p125-142.txt

ejection-history.org.uk←uk

射出座席を本格的に実用化したのは、イギリスのマーチン・ベイカー社で、第二次世界大戦中から開発を行っていた。マーチン・ベイカー社が開発をしていた射出座席はドイツが採用していた圧縮空気より力のある火薬式のものだった。なおマーチン・ベイカー社は現在でも射出座席の代表的メーカーのひとつである。

パイロットの名前なんていう機密が同盟国からダダ漏れ

------------------------------------------------------------
横浜市神奈川区墜落事故 1958年8月31日 1名死亡(パイロット1名)負傷8名 FJ-1フュリー

------------------------------------------------------------
未記載?
------------------------------------------------------------
[Accident Report] US military accidents in 1972 to 2000 in Okinawa, Japan
http://forum.keypublishing.co.uk/showthread.php?t=43214

5 December 1960:
An US F-4D crashed in Tana, Sagamihara City, Kanagawa Prefecture.
Pilot killed.

------------------------------------------------------------
藤沢市高倉墜落事故 1961年4月21日 2名死亡(パイロット1名)負傷2名 A-4Dスカイホーク

------------------------------------------------------------
未記載?
------------------------------------------------------------
16 January 1964:
An US F-8U crashed in Sagamidai, Zamamachi (now Sagamigaoka, Zama City).
Glasses and roof of civilian house(s) damaged.
Pilot killed.

------------------------------------------------------------
町田米軍機墜落事故 1964年4月5日 4名死亡 負傷32名 RF-8Aクルーセイダー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BA%E7%94%B0%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

F-8_Crusader_1956-1964
http://www.ejection-history.org.uk/Aircraft_by_Type/F_8_Crusader/F-8Crusader-01amended.htm

5th April 1964 About 17:30
USMC RF-8A Crusader Serial Number 146891
Returning from Kadena AB, Okinawa Prefecture, to Atsugi AB, Kanagawa Prefecture
crashed in shopping area
2 Choume, Haramachida, Machida City, Toukyou Capt.

crew R. L. Bown
ejected Martin-Baker

------------------------------------------------------------
未報告事故?
------------------------------------------------------------
31st July 1964
USMC F-4B Phantom II Serial Number 151460

NAS Atsugi, Japan landing gear would not retract following take‑off.
At 1500 ft both engines flamed out and aircraft crashed

crew 1st Lt. G. F. Hanke, CWO3 F. H. Schwartz
ejected safely

------------------------------------------------------------
大和米軍機墜落事故 1964年9月8日 5名死亡 負傷3名 F-8Cクルーセイダー

F-8_Crusader_1956-1964
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

8th September 1964
USN F-8C Crusader Serial Number 146935 NM-4 VF-194 CVA-31 USS Bonhomme Richard
Engine trouble. Crashed at the Tateno Metal Factory in Kamisouyagi, Yamato City, Kanagawa Prefecture.
Ground casualties

crew LT R. C. Schroeder
ejected Martin-Baker Mk.5

厚木基地の米ジェット戦闘機墜落現場写真
http://www.ctktv.ne.jp/~y160515/tuiraku.htm

------------------------------------------------------------
清川村墜落事故 1964年12月8日 F-8Aクルーセイダー

F-8_Crusader_1956-1964
http://www.ejection-history.org.uk/Aircraft_by_Type/F_8_Crusader/F-8Crusader-01amended.htm

8th December 1964
USN F-8A Crusader Serial Number 145333 VC-5
in Japan

crew Lt(jg) W. C. C. Clark
ejected Martin-Baker

------------------------------------------------------------
相模原市墜落事故 1965年5月5日 3名死亡 負傷8名 F-105サンダーチーフ

[Accident Report] US military accidents in 1972 to 2000 in Okinawa, Japan
http://forum.keypublishing.co.uk/showthread.php?t=43214

5 May 1965:
An US F-105 crashed in an US military residential area, in Kamitsuruma, Sagamihara City, Kanagawa Prefecture.
Pilot ejected. Three Americans killed, seven wounded. One Japanese wounded.
Two American houses destroyed.

------------------------------------------------------------
横浜市旭区米軍機墜落事故 1971年8月24日 F-8Jクルーセイダー
http://homepage3.nifty.com/thinktank/temple/aircrash.html

F-8_Crusader_1969 - 1973
http://www.ejection-history.org.uk/Aircraft_by_Type/F_8_Crusader/PART_FOUR_CRUSADER.htm

24th August 1971
F-8J Crusader Serial Number 150315 VF-191
5 miles from Atsugi, Japan

crew LTJG R. G. Swearingen (Robert G. Swearingen)
ejected Martin-Baker Mk.F-7

------------------------------------------------------------
横浜市緑区米軍機墜落事件 1977年9月27日 3名死亡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

防衛省
http://www.mod.go.jp/j/info/choushi/choushi_pdf/01_04_02.pdf

F-4 Phantom The Year 1977
http://www.ejection-history.org.uk/project/YEAR_Pages/1977.htm

27th September 1977
USMC RF-4B Phantom Serial Number 157344 RF-611 VMFP-3
NAS Atsugi, Japan Engine caught fire on take-off

crew Capt. J. E. Miler, 1.Lt. D. R. Durbin
ejected Martin-Baker

返信する
Unknown (msx)
2009-12-25 22:39:55
普天間基地返還~在日米軍撤退のシナリオ~
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20091202-02/1.htm

>米財務省が公表している米国債についてのデータだ。それによると、日本は2010年、30年ものの米国債の償還期限を3度迎える。なかでも、3度目となる11月15日には、

>「相当な額の償還となる」(財務省関係者)

>日本がもつ米国債の総額は約68兆円。中国につぎ世界第2位。11月分がそのうちのどれぐらいにあたるかは明らかにされていないが、

>「半額の30兆円ほど」という指摘もある。

英文資料をめくりながら、この議員関係者は口を開いた。

>「財政的に苦しむアメリカは30年もの国債の償還などできるはずがない。代わりに日本が新たに別の米国債を買って償還分のカネを用立ててやることで恩を売る。それを交渉の材料にできるはずです」

財政的に苦しいのは日本も同じだ。
返信する
目論見 (kamo)
2009-12-25 23:23:23
民主党の目論見は、と言うより、小沢の目論見は、そんな高等なものではありません。
 彼は、来年の参議院選挙で過半数を取ることを目指している。その為には、社民党を取り込んで、とにかく、自民党を粉々に打ち砕くことが当面の最優先課題だ。
 普天間は、その、社民党を取り込む道具に過ぎない。5月迄というのが何よりの証拠だ。とにかく、引き延ばして、時間稼ぎをすればよい。その間に、自民党をやっつけて、その上で、参議院で、単独間半数を取る。さすれば、全て、小沢の思い通りになる。その上で、彼の言うところの、「普通の国」になるための改憲をする。米軍を追い出すことも辞さない。それで、確かに、沖縄から米軍が居なくなっても、此の国は再軍備して、膨大な防衛費を負担して、核武装までして、世界中から嫌われて、経済は消沈し、国力は衰えて、独裁者が支配する三流国に陥る。
 残念ながら、不平等条約などより遙かに深刻な、国家の凋落を、小沢がもたらす。
 或いは、日米「不平等条約」を廃棄したときのなれの果てがその姿だ。
 日米安保体制によって、此の国が得てきた利益を放棄して、出来もしない「普通の国」などを目指したところで、今よりよくなるものなど何もない。
 その状況を理解できないから、不平等条約等と夢想する。笑止。
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