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みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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*ぺタル ダンス

2013年05月20日 | ✿映画
なんだか、不思議な映画でした。
モノクロの世界のよう。
まるで、ヨーロッパ映画の雰囲気。


ネット画像


解説・・CMディレクターとしても活躍する石川寛が、『好きだ、』からおよそ7年ぶりに放つ劇映画監督作の第3弾。さまざまな苦しみや悲しみを抱えながらも懸命に生きる女性たちが、小旅行に出たのを機に自分を深く見つめ直し、新たな気持ちで前を向いていこうとする姿を見つめる。『少年メリケンサック』の宮崎あおい、テレビドラマ「家政婦のミタ」の忽那汐里、『愛のむきだし』の安藤サクラ、『ゲゲゲの女房』の吹石一恵ら実力派が一堂に会した。彼女らの心象を反映させたかのような、繊細なビジュアルにも魅了させられる。

あらすじ・・大学からの友人である、ジンコ(宮崎あおい)と素子(安藤サクラ)。ある日、同じく大学時代の友人で、一人だけ地元で暮らしているミキ(吹石一恵)の妙なうわさを耳にする。それは、彼女が自分から海に飛び込んでおぼれたものの、助かったというものだった。ジンコたちは休みを合わせ、うわさの真相とミキの様子を確かめようと、彼女のいる町へと向かうことにする。ジンコが勤め先の図書館で出会った原木(忽那汐里)も運転手として加わり、一泊二日のスケジュールで車で旅をする三人だったが……。



Youtubeお借りしました。


初冬の曇り空、関東のどこか、枯れススキの河川敷で鉄橋の下、
川田は無言で近づき、ジンコ抱き締める。
この、冒頭のシーン、いったいなんだったんだろ。
風間俊介くん演じる川田は、宮崎あおいさん演じるジンコにとって、どんな存在なんだろ。


ネタばれは、しませんよ。ご安心を~


この不思議な映画、台本はほとんど存在せず
セルフやものごしは、出演者のアドリブにまかせて進んでいくのです。

不思議な会話をくりかえし、
田舎に住む自殺未遂?をおこした友人に会いに行こう。というストーリーが完成する。


それぞれ心に様々な哀しみを抱える女性たちが小さな旅に出ることで自分自身を見つめ直し、新たな気持ちで再スタートをきっていく。

等身大の彼女たちについて、石川監督は「道半ばの人たちは、心の揺れをもてる。相手のもつ奥にある光を感じとれ、それを響きあわせることができる。人としての幅があり、隙、弱みすら魅力と感じられる、いとしい人たちだと思います」と語っておられます。


タイトルにある“ペタル”とは、英語で“花びら”という意味。

「風に乗って漂っているものに向かって願い事を唱えると叶う。」と
いうセルフが、しばしば劇中に出てきます。
風に舞う、はなびらのような彼女たちも、
きっと、誰かの、願いの対象に、なっていたのですね。


ペタル ダンス5月12日鑑賞




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日はこの辺で
コメント (17)
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