お盆に実家に帰ったとき、
田んぼの上を「精霊蜻蛉」が飛んでいました。
ネット画像
「精霊蜻蛉」正式名は、「薄羽黄蜻蛉」
この蜻蛉は、熱帯性なので、冬を越すことが出来ないのですよ・・。
南方から北上して、
丁度、お盆の時期によく目につくので、「精霊蜻蛉」とも呼ばれています。
亡くなった人の魂を背中に乗せて
空を舞う。のです。
からだが黄色なので、「赤とんぼの仲間」と勘違いされやすい。
これは、手作りの【蜻蛉の灯り】です。
≪懐いを乗せて≫
速く北上できる秘密は、卵→ヤゴ→成虫の周期が、約1ヶ月と短いから。
ですから、今、見かける精霊蜻蛉は、幾世代を積み重ねて南方から北上してきたものなのです。
からだはとても軽くて、グライダーのように飛びます。
羽根を動かし続けて、ほとんど休息しません。
≪精霊とんぼ≫
後ろに引き返さない。前進あるのみ。
その飛び方から、蜻蛉は縁起物のひとつですが、
精霊が、つくと、どこか、はかなげです。
よるべなき草をよるべとして蜻蛉 稲畑汀子
では
行って来ます。
今、制作中→「不思議植木鉢」
コメントは一度 大切に保留する形をとらせていただいています。
・・私に届いています。
今日はこの辺で