青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

毬藻 五十三

2015年04月01日 00時00分01秒 | 投稿


比喩、直喩上、裸体なる若め学生の男女、初見同士での会話の初々しさ。
企業地下の和風居酒屋の個室区画設営スタジオの角の扉の向こうは、早くから、こうした描写価値を渇望し、早くから、これへ到達し始める。
掛け軸裏の抜け穴の向こうでは、火力を無視した、非流通品なる下着を着た十九才女性達が、真剣な表情で素足で、集団歩行演習に耽っている。
女性のみである観察者は誰もが、真剣な表情にある。
現代、十九才女性にとっての、非意図的な、意識の変調ぶりを吟味している。
あの子は、足早さが強いられる区画を明らかに厭がった。
何故なの。
乳首の透け見えが牽引したのは強気さではなく、現実破砕化意欲との、無駄話への後程の爆笑化意欲よ。
異常高品質生地があの子のあらゆる意識を冷凍し続けている。
生地に等しい、異民族の高品位労働量を搾取しているとの云われを出身区画の記憶に、黙らせ続けようとしているのよ。
あの辺りは、歴史問題がまだやかましいらしいのよ。
解決への率先挙手など、現代の子は厭がるのは自然よ。
・・・あの子、人種上、緑がかった白い素肌に囲まれると、知性が眠りかけてしまうようだわ・・・。
あの歩き方を、あの子の表層自我は一瞬すら、言語説明していない。
宝石類を、大した判断も無く、長く解釈してしまう形質よ。
注意を仕向ければ、他の形質人への排斥可能性に繋がってしまう。
あの子達には、ああいった系統の生地が望ましい、と覚えておくわ。

以上を急いで、“比喩、直喩上、裸体なる若め学生の男女、初見同士での会話の初々しさ”と表現している。
女性用下着業界、貴金属業界は、こうした析出を、到達、更新を急ぐ中核ごととして抱くに至らしめられ、運営され出していった。
出会いいく新、真、生理言語描写、これらを業界は毎瞬、渇望していたと言えた。

橋がプールに二本架かっている。
二本の間には、やや落差があるが共に高さは十六米以上。
プールは水色に照らされているが、上は暗い。
橋は、ここで定点間隔に置かれし電灯が照らしている。
光量はかなり多く、激しく眩しい。
二本の橋、それぞれに若い男女が一人ずつ足を進めいく。
格好は、衒学、洗練なる伝統衣装、または水着のみ、または、股のみをハギレ覆い、または股も晒しての全裸。
ガラスの床、銀色の光る部品は、京都駅の高層通路や東京国際フォーラム版の相。



二者は既に、性的興奮などへの、完全無視を深く決意している。
各々は無数のスタジオ設定で、自己選択なる物語の主演を演じ、ここに立っている。
二者の知性は怒っている。
他方へ、何かを、ほざき出す自己、聞き入り、または押し倒そうとする自己、いずれかを諌め続ける自己なら、自覚している。
“まだ何かを俺に告げ、答えを聞きほじりたいと願う肉体生理姫は、眼前に現れ、何を望むのか。
言語で明晰理由を穿てずとの、いたたまれなさ、数学的極致座標専横王女よ。”
“肉体生理ではないわ。
剛毅掌握言語は政経上高位階級者気取りの文学的甚大さを、瞬時すら警戒出来ず続けな方に、私はこんな格好で出会い、そちらの打倒を望んでいるの。
一度として負けた事は無いわ。
日用品目、大小、無、有価値を問わず、これらへの痴漢と性交が財務省の主要財源な連中に。”
間の距離は、四から五米程度。
観察者や観察機器は、存在していない。
地下一帯を粒子状に舞う民度、意識、願い、提案、何らか一定量同士が、結晶化し、現場は設営され、主人公達は現れ出している。
文明の地下で紡がれ出した一、人間人生がこれ。
真剣告白同士の衝突環境。


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