新宿伊勢丹のメンズ館、って何か呼称がExile系の気がするぜ。“ryusei”.
ここの一階の雰囲気の醸成はねおの低階層では意図的であり、目的は京外郭の文明印象とねお内部との比我による当惑、の事前供出命令だった。ここは上からが全然違いますよ。
これが出来た。人間文明としては究極段階だった。華頂系の顔。
新宿伊勢丹、本館、この色調が、ねおの二階との、階段を上がって見える、入口判定階で、実現されていた。
ねおの二階と三階の間の階段と五階の廊下には、ガラス張りの人間と等身大の大きさの精密な人形が立っていた。まま、山村志津子。身長百七十二センチ。和服をまといつつ、包丁を手にガン付けている。志津子が鏡を睨む顔。
着ている和服は白練(しろねり)、帯は鴇色(ときいろ)。
https://www.colordic.org/colorsample/2024
五階の志津子は極めて精妙状況下の問い詰め顔。怒りと憐れみの稀有なる五分混合。異星人はすれ違って足を止めた。京人の異常段階の精神理解縫合指数。人形の製法は元(中国の国号、げん)の田舎、常識閑散地帯に降臨せし神の部族が出元。毛髪は皇族のそれ。和服は北朝鮮から金星行きになってそこで再構成されてから明、京。 ガラスは金星技術。二階、三階の間は、包丁を右手で胸元。左手は自然に垂らす。
何やこれ。
ねおの寝台の布団は、鶴の雛の幼毛、駝鳥の毛、兎の毛の混合。表面は化学繊維で触感は光沢のあるロウ。金星技術。枕は中心に木曽檜の棒を置き、左の小さな木片と粉末を高級綿で包み、濃い緑色の西陣織で直方体に整え、もう一度高級綿で中央を包む。ここで寝れば、無理やり羽ばたいていくべき也なる、貴人の運命へ。
布団の色は宿泊者が女性なら紺藍(こんあい)、男性なら藤鼠(ふじねず)。
あ、前に絹織物、繭、駝鳥と布団の材質について書いたが、それは別の布団について。後期となると、現代の高級布団と変わらない風貌。
ねおとしては、高い宿泊料の便益は、未来にわたる人生環境の波浪(はろう)の極小相似形を当人に知るに至らせた上で、早期に飲まれさせ、最短時間で舟の形成を起こし得る環境の糸を、常時手繰(たぐ)り寄せ得る意識状態を購入させ、以降の波浪に際しては次々と要する実学の学びが早期になる、べく事。
宿泊客には無言。伝えれば、必ず意識の購入が呼べなくなる。自動的に購入意識がずれて別のに。
これが宿全般についての基本的色調。
部屋毎には当然違いがある。介入記号は床、内装、廊下の景色の推移、額縁の絵、厠との距離、望遠鏡のある踊り場など何もかも。
ねおを知った地球人は国内、国外に多くは居ない。極めて僅かの把握で正解。京にも滅多に居らんかった。
儂は噂は知っとった。興味は無い。金星人やら異人種形象を呼んで宴会しおるなんぞ気持ちわりーんじゃ。
ねおは昼間は窓を開けおった。換気。部屋には窓か天窓があった。天窓は客は開けられない。
大陸の花、白く大きな牡丹(ぼたん)が飾られている部屋があった。死に際する意識環境、最後の運命が豊かになるべく。分かったのはんヰ。直感。
白とは、大きなとは、この形の花をこの部屋に、とは。なし崩し気味なる、精神への介入。それによる利益の終着先とはこの場合。
高さ七メートル馬車には異星人は大勢乗っとるよ。全然異人種形象も。
背が低い人種には、飛行感が人気だった。天上人風情(ふぜい)だねこれは。小豆抹茶かき氷のんヰ三名。ソーダ味かき氷が人気だった。明るい水色。これは現代にある味と色。
屋根瓦の紋様の緻密さを見れる、も人気。望遠鏡持参派は四条烏丸と堀川五条の間の裕福層の歩き方を観察。五条堀川、は俺は記憶に合わん。そう言えば。
あ、音楽家のYoshiki氏作曲、Violet UKの“God Bless You”という曲の0:34~0:54がねおで演奏されとった旋律と同じだった。
作曲者は火星人。
この人の名前はあまりに長い。呼ばれる、読まれる機会はそして無い。貴族。
略称名、人間関係も無く、僅かの期間の結婚生活のみに於いて名を呼ばれるを許す。
ピュウルェプァシフプクス・キュウフリュウワウク・クウァオウンク・ピャオウンク・ナウォウフクス氏が当時五十才の頃のご作曲。来日のご経験は無かったがメールで地球のある村のある指数が火星に向けて頑張っている、と知り気に入ったから、の創作意欲。
和訳者は みゅうりびこ りうみびらめわ
囮逼 盗裏徴仔 常迩美恣遵目琵
僥 薔 維小 幸
羅
う、び、み、は上の漢字を上半分に、下を下に。め、についてはあみめ辺を上に、下に幸。
びについては、 恣を上半分に、下については小、りっしんべんを左に置き、羅を右半分に。わ、は琶ではなく、琵の方。
苗字の頭、囮は筆記はするが読まない忌字(いみじ)、常なる自戒。
人間関係はあったが、呼び名無きまま、互いに靴型知らせざるままが彼女階級の公家。
高次存在の教え。結婚は無し。
堀川五条頂点階級の公家の女性、二四才。知徳は東大医学部大学院生。顔、日々は異界の者。現代のまま映画館、への出入りの足音を聞いて客層の知徳の低さが分かった。体重移動の乱雑さへの無視度。五条皇后云々との音の鳴りが適い、好むは河原町五条界隈、ここのみ、なんだよ。
“Violet UK”、“God Bless You”。
作詞、作曲:Yoshiki
Violet UK - God Bless You
0:34~0:44
作詞、歌唱:みゅうりびこ りうみびらめわ
作曲:ピュウルェプァシフプクス・キュウフリュウワウク・クウァオウンク・ピャオウンク・ナウォウフクス
曲名:興行利益へ近づかぬべく、曲を扱う際に意識体重が乗らぬべくの、トゲまといが目的の音鳴りにして、意味は毎度即興変化する、禁止先不明との、無数の、するな指示。
客席:清、台州から福州にかけての海運業が二十名、ロシア、トゥアウリュプスクフの代理使節が男女半々二十名、んヰ、七名。
公演は昼間に小劇場で僅か数回で、異星人が初見の人間も居た。当然、驚愕。何やこの国の首都は。異星人が支配しているからあんなに頭が切れる奴等が居るのか、いや観光客か。驚愕の後の笑顔、いや初めから雅量と共の会釈を浴びる異星人。他国それぞれの腕力階級者だ。外星語と笑顔を返すんヰ。
きゅうーーりーしやーーー
ろぎりじーーーー
こうーー
しーーりーーにやーーー
のしりもせーーーー
(きゅうりしやろぎりじこうしりにやのしりもせ)
人を求めずのままの、人への使役動態実現者たる、つまりは頭部が、人を丁寧にお呼びしての対話の果てに、漆黒の影に染まりての文明の移ろいの中での人知れずの絶望に沈んでいるならば、その絶望のある日の務めとは、必ず、懸命、無私の四肢作法仕草にある女中の廊下歩みの足袋の裏が舐める音とまで、全貌全てを筆致にて穿ち尽くす他は無い。
筆致を漏らしたとあらば、絶望を世に漏らすは女中が持つ盆に非ず、先の対話理性者のみならず、世の万象全て。
おーりーーきーいーーーー
のいりきーーーー
ろうーー
ぴーーりーーいいーーー
のきりやいーーーー
(おーりーーきーいーーーーのいりきーーーーろうーーぴーーりーーいいーーーのきりやいーーーー)
時の流れとは、人の過去の鋭敏察知を眠りのように、推移の存在主張力を根から溶かしゆくものであるが、この指摘を得るまでの観察推移に於ける、俯瞰上共通評価項目の数々、推移観察万象についての肉体の迫り出し履歴は、すぐさま肉喰らいの時を嗅いでの笑みを灯せしめられてしまう。
ある者が時の流れの影の濃淡を覚えようとすれば、すぐさま肉喰らいの時を嗅いでの笑みを灯せしめられてしまう、ものだ。
かくなる緻言は人は明かさずべし。
かような一連を歌う様の人の顔とは、はこの曲の舞台背後の掛け軸、音にとっての濃き影。
逃げられぬ思考疲弊を歌う、がこの音節の役。
歌唱法とは二一才、百七十センチぐらいの山村志津子系の女性歌手が月製の電源不要の鍵盤楽器を座って演奏しつつ、顔を斜めに維持しつつのしかめっ面、見開いた眼で、繁茂源不在の怒りへの憶測は、歌唱を強要されし歌詞にあるとのみ許される。
口の動きの大きさ、斜め顔の揺らし方はわざとらしさふんだんを漏らしており、聴衆、自己の意識を抉るのみとなりゆく、難解、復層的なる怒りは高度な意識の志向性を。
声はそして嫌みったらしい。誰に、は謎。
VIOLET
ちなみに、UK,は作曲者が選択した活動の方向性に先行せし、米英間の映像業界周辺でイギリス圏が析出したアメリカの音楽業界に向けての健全指数維持努力を、無名の機序群が反映し、発行した模様。膜をかぶった感じ。
何故UKにまで、か。国家輪郭にまで推定を求める業態の努力量が感知された為。眺望者、指示者は不在。発揮者は映像業界の中、上位階位者で輪郭への拡大理由とは、肉体的緒元に起因する洗練思考への陶酔癖、随伴銘柄は投資志向。
例えば、このような開示を知ったとなると、にやっと笑って、エイジャンには無理とばかりに奇怪な梯子理論、イルカは頭がいい、人間は性欲が強い、イルカが美しく性欲を持てばJapは水に溺れる筈、系を即興開示して周囲と笑い合うのを真の先進国民のfanatic masterbation,と美化する前にもう、諜報食券者の何、割は微量への誘惑に負けている事実を知るhermit butler国民の最近のcustom,はアトランティス、の字を見る度に、沸いて来る欲求、微量、との口論、は熱き恋仲のそれ。
“DIR EN GN GREY”、“かすみ”。
作詞:京
作曲:薫(かおる)
かすみ (KASUMI)
0:06~0:31
作曲:クォウフルァクフォス
プルァトゥヌァー
譜面翻訳:十一名の記号翻訳業公家、上京区
曲名:無し
演奏:三名の女性公家、中京区
客席:月、無数の管区人、七十五名、ねお屋上、館内に直接到着の二十七人種、五十五名、清、台州から福州にかけての海運業、前衛芸能関心者、不動産業、料亭経営が十五名。
火星製の弦を鳴らす三味線(しゃみせん)で聴衆の印象は、ほぼ同じ。
作曲はねおを訪れた二名の火星人女性の共作。印象を返礼するわ。膝を曲げずのまま、緩急と共に足を機械的に振り上げて歩く動きの、料理を運んでくる給仕が時折、足の振り上げと共に斜め前を急いで顔を向かせつつ、一度目はその際、反対の斜め前視線、次は反対の斜め前方向を顔が向き、同様に視線が対角を向く、と思いきや、顔を動かせながら、視線は対角を既に向いている。顔は動く。つまり、それによる視線先が維持されるべく、眼球を動かしている。ねおの思想。全てをいやらしく、いやらしくが全てになりつつ見渡すが無罪なのはこのような宿で。
顔が移動を済ませたら、視線は対角を向かず、顔と同方向を足一歩時間分向き、次の一歩目で上を。次の一歩目で視線が維持されるべく、眼球を動かしつつ、顔を真正面に動かす。次の一歩で顔を下に向かせ、視線は両手が抱える盆の上の料理を包む皿に。ここで複合言語、繊細文化人とは、肉体の四肢神経の無視及び、その状態に向けての努力、文化的四肢の一秒毎高速縫合とは。
次の一歩で十七の二名の公家女子は眉、口、目、鼻の穴が鋭利な黒い三角に見えるべくの化粧を大分前の時間に、鏡の前の間抜けな時を過ごした顔は、左を向き、その時間帯の努力を後から、思い出し、客の前でその努力に向けて、機会を与えし黒子役、見習い役に壮麗装束を着せてやり、過剰に凛とした表情を向ける。次の一歩目には文化的立脚、心内からの身なりが完遂したとの安堵を漏らすが、その機とは既に文化的試練、客人の前での本番であるので、人間とは常日頃滑稽、といつぞや遂に分かりつつ、次も繰り返す浅ましき、を否定すべく、鏡の前でまたも間抜けな時、その結果更に増す滑稽さ、黒い三角の眉、口、目、鼻、一連に壮麗装束をいつぞやに着せてやるべくの機、残虐な試練に向かうべくの表情とは、何だろうかは打ち合わせ無し。その日に映る鏡の顔。二人共、重い思いが籠る笑みだった。薄い黄色が混ざる、白の麻生地(あさきじ)に身を包む十七は百四十七、百五十三センチ。顔は現代には無い。かなり上の公家の娘。
迎夢作品のFF4にねおで演奏された曲との酷似が多く聞こえる。譜面は漂着。作曲は機械。
スクウェア社“Sa•Ga3時空の覇者”。
【Video Soundtrack】聖なる遺跡(時空の覇者 サ・ガ3[完結編]) ン ム メ ゥ ヘエルロウフズ フスシヒリ ィ ユゥフ
作曲:機械
譜面翻訳:三名の公家、上京区
曲名:あのあるか めもくらみそのか のうむのうい ほそおこの
歌唱、演奏:膝下から三層構造を漏らし伝える薄い桃色の袴を着た十五名の女子、中京区、上京区
楽器:月産三味線、月産三角鉄、三味線の音が乾いており、鳴る音は動画と似ている
客席:金星、文明便益吸気経緯、肉体拍動の鈍麻傾向と視野由来の愉快さへの鋭敏感覚、二者を注視対象者はいずれを強く無視中かとの峻別が瞬時に正解判定を過ぎるべく、日々の利便性感覚の健全さを維持する人間が、対象者所属の文明へ侵入していく推移とは、全く倫理的かつ、対象者の渇望を浴びゆく筈、との金星人無言ながら高速服従中の一、長期行動視野に於ける、利便性感覚の健全さ維持の容易性を高しめるべく、いつぞやからか繁茂してきた、複数の長期行動視野との土壌から自然繁茂せし花、自他の視野喰って良し判定そのもの、非学者が九十五名、八割女性。
フランス地下の金星人、一般市民、八十五名、清、台州から廈門アモイにかけての海運業が十五名、南寧、馬車観念非意図的連結状態との愚昧なる夢へ隷従の経済を真剣計算が生業の、妄想都市回遊欲望血流を効率的に鈍麻する唯一の冷檸檬水給仕作法体現人生者、女性が十名。
主旋律は少女のこれよりゆっくり目の歌唱。歌詞は金星語。意味は知っていない。金星語を流暢に操る者が御苑に居た。言葉は月の金星人が月人に教え、月人が状況として仕方無く、京で大勢の侍に教えた。
楽器はシンセサイザー。
ねおの後期に、数に挙げるに値しない稀な事象として、火星人が星籍を知りつつ舞台に立ち、歌唱した。
旋律と声色を聞いた、女優の北川景子氏顔の月人の六名の女性が舞台の後の宴席で一人で来日した火星人男性を囲む。
言語差は無視で、話、いや声色のやり取り、つまりは脳の波形の原始的ぶつけ合い、をしましょう、あなたなら提案を分かる筈よ。
初めは当惑していた火星人は、月人の真剣な表情と声色で、応対を変え、他方の何か、に何かを、どうにか合わせていった。結果的に真剣に。
「どうして、あなたはこの文明段階は牧歌的ながらも、高度発展への道筋に眩い光をもう見つけている人達の町で、あんな、私達が捉える、犯罪衝動の露出効果しか学理的に結果現象を指摘出来ない、つまり、目的の、犯罪行為を行ったの。あなたがやった行為はね、子宮への強姦なのよ。私達は分かるの。言語差は無視よ。私達は芸能に真剣なの。本当の声色、意識履歴、歴史の潔斎の析出のみを、よその星の人に伝えているの。」
「私は、私達の国は、犯罪、汚れ、黒い色の始原画素への漆黒の嫉妬、時代、文化の差異を無視して、また無視されるべくの、非言及たるべし、の命令主語にして、目的語不要概念、女性器の汚れ、ドアホが満ちているんだ。
苦労している。精神の、発達に向けての努力励起起因小枝すら、言語化ならざるを指定され過ぎた、苦労概念の非析出状態、鬱積により、折れており、言わば宇宙瓦斯の充満、爆発、開闢両者の非定義をただ待つ、奇形音声が、言語として人間の意識と国の内部で主張しているんだ。
私は、そして、爆発、開闢いずれかによりこの星に放たれた、一本かどうか分からずの、折れた小枝の一部分、“キューゥイリヒ・キィェ”、数学的、朴訥な問いなんだ。
この問いを外部からの参照状態に導く為の資源は無い。
そして、この状態についての答え、この状態の自己参照状態への資源、が朴訥概念提示状態、この呆れの表情だよ。」
月人は達する。この人間は、何らかの業績未達者だ。
実際は犯罪人属性。価値の不均衡な交換を行った。何故、地球に来たのか。事故。背後は損壊の宇宙。
怒りの月人は詰問を続ける。
別の曲調を歌ったらどうなの。
無理です。
両者の脳波旋律の和合、同期は無かった。
月人の残り五名は立ちつつ、一名は右向きで無表情、一名は火星人と正対せずに右下斜めを向いて沈鬱な表情、一名は真後ろ向き、一名は真後ろを向きつつ首を上下、一方的に酷い事をされ、泣いている、一名は火星人を向いて微笑と無理やりの笑顔を定期的、機械的に交代表示。
火星人は大いに疲弊した。“シュゥワーイス”。
曲調は、最頂点の神界の音楽の高次標高旋律。高次存在にさせてくれよ、成りたいなあ、正当化の輝きと共に、子宮から一気に体の輪郭に変わる文法形成権能が欲しいんだが、この旋律に没入しているとまず、正当化が・・・。
“Dir en grey”、“朔(さく)”。
作詞:京
作曲:“Dir en grey”
朔-saku-
1:03~1:07
歌詞の火星語はちんぴら発音。
曲名:無し
作詞、作曲、歌唱:ヌァルゥワズァルゥアクァーイズ
客席:七度の公演への列席者は皇族の代理人の頂点階級公家、や文化交流事業、他星籍接遇役を担っていた小雪系、何もかも万象が貧相故の歴史のクラリオン星人と酷似の他次元人種、本の帯の小柄な女性、グレイと似ていながら口の回りの骨格が角張っている黒に近い灰色の肌の身長百四十センチの人種、清の幇(パン)、カナダ地域を担当職務領域としていたグレイ、金星の王族、身長百四十センチ、濃い黄色の肌で、頭部に小さな角が二百本ある事での異常な憤慨性向を悩み、解決への刺激を模索している火星衛星の異空間文明人種、への警戒随行役、を認識している火星の総務省首席事務次官、月人、北側氏系。
清は上海の南北二百キロ圏内の幇三百七十名、渤海ボッカイ湾沿岸の前衛芸能三十名で十代を含む女性が四割、フランス地下の金星人が家族帯同旅行を含む百三十名の順。
歌唱者は四十五才の男性で仕事は文化の解釈と融通だが、履歴により押し流されていきし花壇楽屋が待っており、そこは芸徳題材の通報を待っていた。
な に ひ
ルゥェゥトゥ グゥェ ルゥォ
と つ
フキュァー ルィゥフ
(ここを1調子単位とし、表記4、で歌詞“とつ”により発生している音階の響き、“とつ”の間の長さを四倍に)
倒立子房の内に籠る雄しべが知的読解しゆくには時を要す業なる芸徳とは、文明のあらゆる地下隠蔽女子、他者人生の要所の致命点を言語解釈すべくの緊急転倒認定要件、もはや非記憶系の、視野の端にての火星の定点浮遊観念歌劇。かくなる二者、倒立子房内雄しべの歌劇と非記憶系女子の相関への社会学上の解釈者は不在が常、そして今とは、我が芸徳の題材化決定との過去を告白され中の時、客席とは、先行歌詞からして、倒立子房内雄しべ“アルァーークゥス”
も す
プゥァーフ クゥェフスフ
異端なる陶芸物の内に籠るは、女子の真剣濃度高し嬌声だが、そうと指摘過程が課しゆく、理性との壷にとっての、籠りいき可能性とは、すべからく、陶芸物の外殻意匠制作難易度に対する女子の無視との無様人生評価。
社会学的知的誠実段階、指摘は愉悦を得ずであったとして、かくなる間抜け倒立展開とは何故。然るに芸徳の楽屋への通報ごと。
く え
ヴゥァルゥァ グルフ
ああ、他者の倒立ごと、ただ招来しいき系共よ。
な い
フゥァーイ キィャー
倒立者の籠りに適切と判断されゆく、子房外殻の素材を招来しゆくは他者、非倒立たるべしとの警戒意識、高濃度状態、そは女子の化粧品関連経済活動、“ゥエュゥーゥ”。
レ#4 ド# シ#8
ィキィャ ァアーーーーーー
ぬうをぐるぉあーっ、との怒声が、世の倒立ごと、芸徳への変換甘言への知的隷従決定の後の現在の声帯とは、機械選定らしき音、機能にとっての悲鳴の代弁、ソレムリナノーーー。
(“キ”の発音は可能な限りゆっくり、結果発音への認識分割、による、への、自律神経への無理矢理攻略文明の自認記号であり、これ系の記号筆記へのインク絞りへの、“キィヒキィヒキィヒ”が、実際音声、“キ”に先行して存在しているが、今“ィャァアーーーー”で全てを焼くとの噴出式頭蓋破壊語法“つまり”)
ド#7 シ ソ#8 シ15
アーーーーーーーーーーーーー
楽屋への通報ごとによると、機能は悲鳴を上げているのだ、聞いているのか、他者への倒立ごとの仕向け及び状態の強化を招来しゆくのみの、子房外殻招来系との、胸の盛り上がりを世で露呈を巧妙陶酔共、つまりは蝶系統属性よ。
ド#0.5 ソ# ラ# シ ド# (ソ#からド#まで1)
ティイヤー クェ ルフェスフ プヒィキヒチィ ヒユゥー
ド# シ ラ# ソ# (ド#からソ#まで1)
ピュ ァ ルァ ルィー
ソ# ラ# シ ド# (ソ#からド#まで1)
ルゥェ ルォ キャ スゥー
ド# シ ラ# ソ# (ド#からソ#まで1)
ヌゥォ フムォゥ フプキゥャフ スゥー ァァァア・・・
酒場での寄り添い合いは、知的研磨結果話法伴わずの野放図な、知的乱交の時との断定を笑う者は一人として居らずながら、いつの時代も、誰もがいつかは酒場で鱗粉りんぷん、系統、私達は世の下層状態を認めるならば、かくなる世で失笑されざる、時代をまたがりし、肉体的断定ごと、根と子房と受粉容易性が連結する観念花壇の存在、ここを楽屋に選びての、闘争行為、子房外殻素材招来系への肉弾攻撃、声帯経由の粗暴芸徳、そして、
ファ ソ#(一音階上げ)ラ#シ# (ここでの絶叫は音階が上がる次の旋律までへの繋ぎとなるべくの長さ全て)
アー(次第に喉を焼いた絶叫に)
かくなる、思考推移、の告白の推移、との階段を昇るならば、昇る、と階段いずれが勝るのか、との検討は待たずして、すぐさま、階段、推移への表彰儀式などは無きながらも、推移の咆哮の時。
楽屋への通報ごとによると、機能は悲鳴を上げているのだ、聞いているのか、聞こえていなかっただけなのか、これらの問いへの答えがまだ非弁別状態なのだこちらは、蝶系統属性よ。
一音階上げ、以下四行文の歌詞音節は怒鳴り声での絶叫調
と つ
ヴゥウワーゥ リュァフス
も す
キュァーゥ リュァフス
く え
ヴィャィャ ユゥグゥ
な い
キヒィャー チヒィャー
自己分析の実践すらならずままである、いたたまれない思い出は、他者を交えての形成の過去を主体人格者として識別ならず、これ強姦にて生まれし私生児の虚ろなる視線、これは何故なの母親はどこに居るの。
再度一音階上げ
ファ#4 ミ ド#4
ィヒャァハァーーーーーーーーーー
ミ8 (低い)シ8
アーーーーーーー
レ8 ラ8
アーーーー
ド#8 ソ#8
アーーーーーー
シ8 ファ#8
アーーーーーー
透徹哲理伴わずの子房外殻素材、無指向的噴霧系統とは、社会学的有意視座に晒されず、ただ社会下層の連結観念花壇楽屋、闘争行為、声帯経由の粗暴芸徳題材。
選定推移とは、表彰儀式などは無き、子房外殻素材噴霧系統、内部からの爆破咆哮現象の時、実のところ既に非芸徳、社会更新指令電波、未予見、突然でありし少女の新たな物腰。
我、連結観念花壇楽屋への隷従ならぬ、社会更新視座の提供側、“ケェウヌハァーン”。
赤混じりの栗色の髪を真ん中で分け、片方の前髪は丸みを帯びつつ垂らし、片方は真面目そうに、分けの勢いが及ぶ髪の先端が全て、頭蓋と平行に並ぶ。八の字の一画目を四倍柔らかくし、二画目は厳しい直線。顔は地球には無い。勘違い先はオランダの下層階級、となるだろう。
左手の人差し指が、顔の左端の輪郭、左耳の上辺りから曲に合わせて右に移動し、(フキュァールィゥフ)鼻の左横辺りで真下に下降(プゥァーフクゥェフスフ)。指先が左目の下まぶたの高さに来たら、一気に高速で真左に移動し(ヴゥァルゥァグルフ)、顔幅一・五倍の緯度から高速で肩の高さに降下し(フゥァーイ)、次は右腕付け根まで高速(キィャー)。右腕は体の横に付け、両脚は肩幅。
始終、右目を瞑り、左目は怒りと共に全開。
髪型と、この目つきで、損壊文明、怒りに満つ運命の子宮を聴衆者の意識に必ず感じさせてくる。
歌詞は前後の繋ぎ部分でこれだけでは意味をなさない。
伴奏は無し。服装は七十年代のイギリスのちんぴらの様なボロ臭い成り。ジーンズに中古の赤い皮ジャン、ちんぴら組織の紐帯を伝うかのようなベルトで印象を獲得可能。身長は百七十二センチ。体重は七十キロ。体型は彼らは選ぶ。伝える印象は、貧乏。裕福は百八十六、体重は百。
胸領域主体なる突然の律動意思による突き出し、背骨反らしにより、両腕は戦闘服脱衣を命ぜられし機械人形であったが如く、乱暴律動なる民意には無力のままの検品被害、体側面からそれぞれ後方にかけて放り投げられての、胸領域以上に統率力無き故の闘争的経済発展の車輪の下、反らされた首の上、苦悶なる少年の顔への感慨の上納に機能するのみ。(ィキィャァアーーー)
(アーーーーーーーーー)
肩幅よりやや広く開いていた両足はそのままで、胸の前で交差していた状態の両腕を体側面の斜め下方向に勢い良く伸ばしつつ、指はやや曲げての緊張、への動きと同時に、それまでは両目を開いて下にうつ向いていた顔を勢い良く首を反らせる事で天井を向かせる際に両目を全開にするのは文明資源相互参照状態故の少年期への悪貨蓄積、絶叫(ヴゥウワーゥリュァフス)。
左足のみを一歩前に進めつつ、両手の薬指のみを手のひらに着く程曲げながら、右腕は胸の前の高さで左方向に伸ばし、左腕は肩の高さで、真右を九十度として右側四十五度の方向に伸ばし、顔は下にうつ向かせつつの苦悶(キュァーゥリュァフス)。
指をそのままの右腕を体の側面から十五センチ空中で勢い良く停止すべく、伸ばす(ヴィャィャ)。
指をそのままの左腕を体の側面から十五センチ空中で勢い良く停止すべく、伸ばす(ユゥグゥ)。
指をそのままの右腕を左肩の角輪郭に突っ張った親指の側面のみが接着させ、手首は限界まで内側に曲げる(キヒィャー)。
指をそのままの左腕を肩の高さから真っ直ぐ前方に向けて、肘を伸ばしつつ、手首は限界まで内側に曲げる。うつ向いた苦悶だった顔を、動作と同時に前方を向いた無表情に遷移させる際は、“一連の非言語上の振り付け、にして機械的挑戦がその無機的色彩のまま舞台で聴衆を素通りの結果、暗示言語、通学路での挑発的嘲笑を、歌唱中減らずのままであった苦悶量は、内部から妊娠し間抜けな事に、絶頂を迎えての債務不履行宣言”、両目を瞑り、口は力無く半ば開放気味(チヒィャー)。
舞台の広さは京都劇場の舞台五分の四、観客席の奥行きは一階席最後尾までを五倍に、高さは一階席の最前列から二階席の最後列までを、かける三倍だが、席は二階に分けられておらず、後方に行くに連れてのせり上がり構造。四百六十席。
スクウェア社、“Final Fantasy VI”、 “The Prelude”。
プレリュード
0:00~
作曲:機械
譜面翻訳:公家五名がかり、中京区の音楽家、記号検視業。
演奏、歌唱:楽器は月との関係を経て結果的に京に漂着したハープ、非電動のシンセサイザーをそれぞれ奏でる六十名、六名、口腔内唱法の百二十名。上京区、中京区の十四から三十三の男女。
曲名:涙、これのみを、美しいと捉えたいと振る舞う、理性言語の足首へすがり、まとわりつかず領域との頭頂部、生活雑感頭蓋の、を浮上させる、が目的の音鳴り。云わず、気付け。
客席:月、ヌァンウァン管区人、八割五分女性の百七十名、月、三管区から四十名、台州から潮州にかけての海運業が二十名、難波の商人が五名。
ねおの蕾組、茜組、演劇舞台担当の霙(みぞれ)組が、月人を感動させ、それによる、京都を高く評価する月人同士のメールの送受信が、金星への定期連絡の文言の行間修飾を起こし、譜面が京都に降った。
太陽系中の無名の機序群が記録せし、金星の活動音波、清地下、難波、京。
音色は、全く同じ。主旋律は合唱。曲名はただの配列的記号だった。無機的。
映画、“リング”の山村志津子役の女優の鼻を一・二倍大きくした人が、合唱隊に含まれていた。声は小雪系。身長百七十糎の降臨種。
我慢出来ん丸星人がその人を宴席に呼んでから、言語差無視で酒を飲み、部屋まで行ってから、合唱、“Final Fantasy”の真意、意識、記憶全てが潔斎済みの喘ぎ声の同期、がただ一度のみでもあれば、必ず連唱していくその絶頂水紋。
重要アイテム、避妊具は、始めから所持済み。ずこー。
女優はな、始終、照れ。年齢二十三。お初。
鼻がもう少し大きく唇は下が厚い。
着物は、胡粉色ごふんいろ、江戸紫、白練(しろねり)。
髪型はそんな感じ。
ねおの中庭の日本庭園が満月と赤い満月の夜に、何者かの開催に任せていた演劇演目は日常の雑感の昇華、だった。
例えば舞台俳優、給仕、料理長、支配人が日々、庭飼いする事にしていた性交相手、は昇華の何たるかを知らぬ振りのまま、経血を周囲にばら撒いた給仕だった。喝。月の者。
庭園の壁には小さい皿状の燭台が壁から、吹き抜け(建物内部の空見え部分)の空に向けて壁に沿い生えており、この外郭が呑む音波が細い鉄鉱石の糸を通じて伝わる事で、ねお全ての階の三カ所ずつに、庭園の一定以上の声を知らせた。
遮断は操作で可能だが、中庭の客にはいちいち、この糸電話の存在は知らせていなかった。
誰かが中庭に居る時、一定以上の音量があれば、他の階は分かった。
白い装束に身を包んだ十六の女子の給仕が小さな滝の源流を囲う岩場の上で嘆いている。
傍らでは三匹の白うさぎがまどろむ。
“こんな夜にうるさいよ馬鹿”。
体長四十センチかつ、ここで惟神に喰い太りし果て、最中のデブ共。
別の階で月を見ながら考え事をしていた、んヰが糸電話の声の終端として逡巡を震わせる。
“直接聞きに行こうかどうか”。
電話の上の表示で声の出所は分かる。
“・・・脚本は無いぞ。それに真剣だ。内心の吐露だ。何だこの宿は。夜に一体どのような無編集感動の声を滞在者の非意識領域に流し込むつもりなのだ。挑発には正対、がここで選択した姿勢也。”
階段を降り、庭に向かうんヰは多人種なる異人種と歩行速度を共にする事になる。金髪、黒人、青人、緑(みどり)人、身長六十センチで黄色い肌の角三本人、目が三つ人、は超能力常備が定説、別派のんヰ三名。
「何か聞こえましたね先ほど。」
「ええ、そうですね。壁から生えている皿状の穴からの女性のわななきですね。」
「滞在者の素性を対象に収めたる、何らかの即興対応指数の調査を起動した可能性を知ろうとしたところです。」
「ええ、この手は受任とあらば、所属文明、対外外遊意識総体への微量染色に至りますね。(死後の環境の劣化に繋がる、他文明による何らかの吸い取られ行為が最終帰結)」
中庭に集まったのは身長は五十センチの人から、二・一メートルの人。
目の数は一つから六つとそれぞれ自在設定である強欲天体望遠鏡数。
肌の色は七種。耳の数は二つから十。
鼻孔の数は二つから七つ。
人数は初めは三人だったが、後には二十三人。
主役の十六才は場慣れしている。ちなみに感得は弩人気。六十万柱とリア獣は六血(ち、柱単位)。現金、が欲しいんだ。
給仕は演技技量では、操作はならぬ、懸命人生、非支配を認める、との時に在った。
周囲に佇む動物の腹べり寝、集まりし衆目、人種の多様ぶり、を暫く無視するとの作為付随の力みをも、堂々準備の論理にて、変換する先は非支配中の我が腹圧の呼吸、つまり声の大小を自在選択すとの、そことの腹圧。
給仕は、あらゆる仕事にとっての、無私、利他なる仕えごととの支配はならずであった、影達による譜面無き即興合奏に身を委ねている。
かくなる惟神の時、彼女は果たして次の瞬間にいかなる栄光、いや不覚を吐露する事になるのか、全く予見をせず、とは毎秒。
金星出身、モルモットと酷似形象、“うんうん、大変だねえ、ひとひとはいつも、頭に声を喋らせている事に、疲れていない振りをしている事を、頭に気付かれずのままな事を、注意出来ないから、頭が毎日、好む寝床を探す事が大変なんだねえ。
注意出来ない、野放図動きの顎があるところは、好む寝床がどこか全然分からないままなんだよねえ。
頭が喋ってばっかりのひとひとは、大勢のひとひとの中で、どこで寝たがっているのか、正解を当ててやる事がとても大変なんだよねえ。
君は今、頭がどこで寝たがっているのか、と当てたがっていた、体中の顎動き達それぞれに、好き勝手にくさくさを食べさせているところなんだよねえ。
顎動き達はくさくさを食べながら、もしかしたら、頭が本当に寝たがっている寝床を言い当てるかもしれないからねえ。
疲れている顎動き達にくさくさを食べさせてやればいつか、頭にも少しずつくさくさが回っていって、その内、くさくさが欲しかった、と頭が言わしめられて、安心して寝るかもしれないからねえ。”
月出身の純白のバク、“人生への天啓振る舞い哲理、頭上の樹木、いかに生りゆく実、すべからく地に落ちゆくとの純朴への敗北を噛み締めゆくには、自己の肉体の疲れ、いずれの機能停止への無言不問を樹木が如くの直立にて完飲しゆくには、かくなる結実への到達眺望を伴わずのままの、枝組み立ての時が要る。
枝とは、樹木より落ちし無私、種籠らずの哀れ達。
無意味なる無限達が視野に映って漏れる、我が悲しみとは、かつて選び食みし木の実が糧。
枝、漏れる悲しみ、木の実、皆等しき。
いずれ頭上の樹木の敗北を教えゆく。”
月出身の異常知能の純白の羊、“声を出さしめている、との作為を霧散する力み論理を、不覚さ自覚で破砕して血流に流しているだろう君は。
四肢の仕草に、君達が得意な社交辞令象限の嘘の匂いは籠ってはいない。
然るに今の状況ではな、作為無きまま破砕したる君の真剣言動に仕えたる、純白なまとい毛、これの飛散しゆきとの、怒りへの隷従、これに違いない。
私は純白なまとい毛への陶酔はすぐに見抜く事が出来るのだ。
陶酔とは、生き様だ。
まとっていた陶酔も純白なのに、その中で生きてきたのに、今が陶酔をまとっていない。
ならば、上手くまとえてはいない、陶酔にとっての皮膚が問題だ。
陶酔は君は周囲への機能的仕え、だ。
皮膚はな、にがりが混じる非純白視線の記憶だ。
これがあるが故に、皮膚が病気になっているんだ。
陶酔をまとえないという、云わば怒りを、露出すべく命令されているんだ。
命令者とはな、純白観念そのものという、陶酔の高次存在だ。
不覚さを自覚する論理を認めての、嘘ではない真剣な四肢の動きの今の根源とは、まとっている陶酔の毛の見合った美しい感激を君が生きる中庭で得られなかったからだ。”
給仕のわななき仕草とは、毎秒の非演技を異人種に即座に伝える。
両の手の平、肘の高さで夜空向かいとの、社会的苦慮の姿勢を無視したる、首の揺れ、これを更に無視する様、酒瓶の中で揺れる梅が眼球。
一連にある人型に空く口が漏らす音とは、向こう十秒以内の健全理性を画する音鳴りとは無縁続き印象、樽から複数空きし穴から漏れる劣情薬効の酒。
「おうすりヰみ・・・ものこすいりひきしひときとおもねりやー・・・。
なも・・・そのほおろすなきおおすけりや・・・とのこ、こうすー。
ほのの・・・けみヰしや・・・ときと、こうこそふすいみ、・・・むいりききー・・・。
めのう、ありさ、けヰみしやーーー・・・。
もうむ、なほうむ、こおおろくおうす、むえいうりじーーー。」
わななき中の自我が、支配せず、との荒れたホウキ五指、その強張り痙攣の故を五体はどこも明かさず続きとの、わななきそのものの二手は、上に咲く顔との相関には無き。
顔との霧中にて次の文章行を渇望中らしきとの、貧相なる学び舎は、そこの内の眼球に、左右への揺れの故を、毎秒伝えず。
彼女を包むは、濃き狂乱。
では、彼女を現在、げに冥くら、く啼かすは、何か。
彼女の口は、既に五体、十指とは、毎秒が離別中。
こうした、一音ずつでは、理性的音韻、これら、炎にとってのロウを、十秒以内にどうにか、顔に灯しいくとの、左脳営為は何故起きぬのだろうか。
またこうした時の持続とは、何の燃焼によって実現されているのであろうか。
この状態を如何にして、彼女は維持したるか。
興味深い、観察視野として明瞭に、強欲に認める事としよう。
貞操を以って、彼女の人生、異人種を眼前としての壇上伽藍、堂々主演の一人狂言舞台の時にお応えすると、しよう。
即興創作印象続きの彼女、そして遅発なる我が思考。
現在、雌雄は明瞭。
強欲に喰われるがままとは、時間を野放図に呑みゆく、後の我が人生の肉体の内の精神。
異人種、無数を隣に立たしめるも、歴然と異人種のまま続きの彼らは、若き彼女への劣位を認めぬべく、各々が独力にて、思惟に耽り始める。
彼女の秘密とは、行住坐臥ぎょうじゅうざが、あらゆる即興発生時刻に於いて、明晰識別を実現され続きであった、全身の状態、全視野との、左脳機能記憶の感光先、放牧時の小唄歌唱に在った。
彼女の口とは、毎秒、流れ出る詩を、知らぬまま。
夜八時半、結集せし異人種、そのろうみいにについては、一切無視。
知らん。
触っては、ならぬべし。
この中庭、即興演目とは立ち見者は、外星人のみ。
糸電話の終端が存在したのは、異人種さん稀人まれびと、の客間区画の奥だった。
人種数、百五十以上が夜の中庭へ。
地球人形象の月人、金星人の鑑賞は無かった。
“Final Fantasy VI”, “Dancing Mad”。
妖星乱舞
3:10~3:35
この音節が、フランスに気付かれぬまま、ここから京が降臨種の知性の袖で、本心から非意図的に泥棒した弦楽器四十二本全てで奏でた。譜面は欧州地下からの宇宙船でねおの屋上に着陸した金星人が、素性を隠して女中の振りをしていたねおの支配人を、日本語の音韻だけで見抜いて無言で渡した。“大勢に喜びを与える機会を照らす全く無視したままの鍬入れがあなたの身分隠しでの立ち回りなのよ。これが根を生やし、他者により、深みへの気付きに至るにはもう、絡まるつたに隠れるあなたは、光に至る、たるを知らざるのまま、もう。”譜面はねおで執筆。
作曲:ネムェヌ マファヌァクァス クアウス
プァーゥアゥス
演奏:中京区、上京区の十四から二十三の九割女子、六十五名で内二名は全盲の女子十六と男子十七。美月なら弦楽器。足首を縛った袴、帯は光へ強く抵抗して照る、純白の京製繊維。
歌唱:女性、十八名、中京区、上京区。
曲名:置かれず
客席:月、ヌァンウァン管区人、七割女性が百七十名、ロシア、商品と脳髄が両輪、馬車観念への挑戦中車軸、トゥアウリュプスクフの使節大使が男女半々で二十五名、台州から潮州にかけての海運業が二十名、バーレーンの油商人が七名、難波の財界人が二名。
演奏に用いられし楽器は、今回は月伝来品ばかりだった。
使節大使はロシアのメンゼリンスクへ、固定電話四カ所をまたいで、月四度の連絡頻度にあったウラジオストク駐在の商社員属性で、取引先は清。
品目はオーストリア製のオルゴール、中央アジア産の金剛石。
互いは、高品位民度維持への希望確かな下品を、より確かに虚ろへ、が含意。
10:25~10:34は金星語の無理やり発音での十代から三十代の女性の合唱。
ねお周辺に片言の金星語を話せる者が居た。