中東各地の遺跡で、三角、瞳から成る意匠物が発見される事があっても、極めて雑多判定。
こんなものは、そもそも、機械が簡単に着想し得る。
この星で、大潮流なる二意匠は、ホルスの目、そしてドイツ発、これらのみ。
メイソンが三位一体だ、ピラミッドの精密構造の頂点に相応しき神秘なる俯瞰力だ、それらの含意を隠蔽し、採用していたのは、ホルスの目、なんだ。
これは、アメリカ、フランスで確認出来る。
ドイツに降りたる意匠潮流が確認出来るのは、メイソンがフランスに残している、法的権利、自己詔勅書の印璽、僅か数点、そしてアメリカのドル紙幣、これの、三角輪郭のみ。
描画が試み、られた形。
しかし、内部にはホルスの目。
ドイツ降臨の、意匠が確かに、全て、刻印されし、無より文明腕力をほざく法的書類、頭部への陶酔象限君臨力をほざく芸術品は、残念ながら、無い。
アメリカのドル紙幣は、ドイツ降臨意匠を、全く参照してはいない。
ドイツに存在していた異端文明物を、収蔵していた博物館が、紙に刻印されし印璽の降臨地だった。
世の表には明かせない職務を認めていた、医者がこれと出会っていた。
精神の奇形症例への、無言選択履歴、かつ勇敢なる治療法探求履歴が博物館への接近資格だった。
一ケ月以内に、その博物館には詩編が載る紙が降りたっていく。
ラテン語が、重い内容に触れていた。
大闘争が、不可避的にいざないゆく、人間革新、これへの無理解判定者の悪態感慨は、無言のまま、必ず、先の大闘争の敗残兵の内、最強かつ最大の後悔と闘争決意者なる者への、侮蔑を後悔しゆく。
大闘争とは、宇宙唯一無二、一度の検証目的参照すら、許さずなる、宇宙全人類頭部観念にこだます記憶。
飛び立とうと、羽ばたきの仕草にある翼への、掴み掛かり。
人間の神聖への、無意味索引書き印し意欲、権力はこの宇宙に存在を許容されるべきかどうか、との検討議論を許さずは、大闘争。
自己の生存可能性の摩耗を厭わずの、死寸前まで楷書続きらしきが描画者と思われる、文明頭部へのしつような耳打ち意匠が、博物館とその近隣へ転送されてくるようになる。
その内の数点に載るラテン語が、簡単な暗号にて、アルファベットへの変換を求めていた。
意匠とラテン語に触れたドイツ人医師が、“異星人が名乗る組織名”を確信する。
“I”、“L”、“L”・・・
“I”からの指令は、三角の瞳、意匠、詩編を載せる紙と同様、遠くの星による、転送物が伝えて来た。
内容は、“銀行にこのような書簡を送れ”、“美術館に挨拶を伝えろ”等。
時代を経て、紙により命ぜられし作法を選ぶ時間帯の頭部への、直接伝達や会話、が選ばれていく。
結果的に、同じく地下社会に籍を置くメイソンは、媒体と化していった。
“I”への服従は、不可避だった。
今や“I”は、いつ何時、自由にメイソンの頭部、四肢を乗っ取り、自由に動かす権利、いや、自然呼吸に仕える肺と横隔膜の関係をメイソンに対し納得させている。
ドイツ人医師、二名が視認した三角に収まる瞳への印象は、二名曰く、“異星人、異人種の老人のそれ”だった。
当該紙は、彼らが長く従う裏社会の理に則り、暖炉にくべられ、黒い灰になりいく様を、自己の瞳が焼け焦げ、涙を流すかのような感慨を、愉しまず、貪らず、の時に資されていったが、搾取感は残らなかった。
地球人二名は確かに、宇宙、唯一無二の歴史の筆記具役、唯一無二の勇者の瞳を、見詰めた。
“I”が地球に残している接点は、ドイツ領域が多い。
地上権力による弾圧に出会うまでの期間に。
次点が、何と日本。
戦時中、偶然、海軍が、江戸時代、京、ねおを象徴とする、異星人との交際腕力が漂着した港だった。
“異星人が首魁と思われる軍事組織が、地球での大戦争時代を警視していると思われるが、目的は実のところ、生存者が、何らかの理念上の問いへ、礼節正しく向かいいくか否か、との資格を注視す、が実態。”
海軍が知ったのは、“I”が構想していた戦後処理方針だった。
どこが、最も銀行振る舞いを為すべきか、どこの人間が、最も工業発展上不可避なる手作業負荷を浴びいくべきか。
国名には言及せずであったが、それは容易に分かる事に、北米が頻度高く指差されていた。
戦争の勝敗については、言及は無し続けだった。
日本領域、接点回数、首位者が海軍高官。
次いで、三井財閥。
これが抱える密偵部隊が、“ぅをるぉすちゃーぅどぅええいんき(要するに財閥の意)、をものともせずの、平然鵜飼い力を、一顧だにせずとのお捉えに、失礼は無し”との確信を数多く数えていた。
“地球の金の流れを、管轄している、地球外なる堂々袴、こちら以上の権力は地球に無し”と確信していたのが、俺のジジイ、きょうゆう利、だった。
“メイソンを気軽な会話相手、ご同輩へ自然にお誘いせし、長々しい漢語暗号相応組織は常日頃、バチカン市国の政務が御関心の筈。
長々しい漢語暗号相応組織が大信頼しておられるバチカン市国、こちらが大安泰なる地球首席銀行とのお捉えは全く理性的。
然るに、バチカン市国へ、日本の民生判断及びとの、中華民国(中国)方面への兵士の流れ、二者の業の絡まりを、丁寧に上奏申し上げる方向が、日本にとって、最良の国家操舵方針の筈。
しかし、既にこの視座に、三井は耳を貸さず筈。
日本は既に、大量の兵士を大陸へ、川流し措置済みにて、業を、倫理的に、暗算出来ずとの自己責任事態。
畑に立つカカシ。”
“コノホシヲコワスタメ”、の開示は遠い。
予想通り。
お前もだ、フルァースヌァウ。
星際間哲理摩擦解消所掌兼罵声火炎即時放射権能主筆外務大臣よ。
こいつらは、口論相手との再会をかまし、虐を喰らわし、相手が折れんなら泣く、を全部やる。
強欲過ぎんだ。
ポンキッキのガチャピン体型でから目を潰れた楕円形にしたら、必ずうるせー系人種とぞ。
筋肉は初期設定から力が爆裂。ベンチ二百キロが普通。
物事の習熟意欲とは俺並。灰色の肌。俺が認めてやる。お前らとは、俺。
フランチュワーブ星文明への連綿なる文明と血脈への無自覚。星民皆、弩暴力系弁護士。ムカついたらどこぞの星へ降臨して直接の罵倒、ボコし。身長は百前後で冷蔵庫体型。あ、目は六角形を横に倒す、だ。楕円形潰す、という例えは、実像に遠い。ただ表現を間違えただけ。あー、言いにくい。六角形が横に広い、だ。
緑の方