青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

九面目   自ら力を求めない異星人の末路 その三

2012年07月31日 19時00分00秒 | 投稿

理由は、資源をもらっておきながら対価を払わなかったからだと考えた。
しかし実態は違った。
本当の理由は、私たちが自分より弱い異星人に対しいつも傲慢に振る舞っていたということであった。
役人の態度が理由だったのだ。
詳細に態度が記録されていた。
私たちは謝罪した。
そして感謝した。
一連のやり取りで過ちに気付くことができたと。
彼らは、どうして過ちに気付くことができたと感謝してきたのか、聞いてきた。
私達は彼らの会議調整通信を盗聴していたのだった。
盗聴していたことはばれていた。
ばれるようにわざと開放されていた。
「お前達が盗聴するような連中だからだ。
そんなことで本当に謝罪していると言えるのか。
どうしてお前たちは軍事力が弱いと思われる異星人の通信や情報を平気で盗み見るのだ。
むかつくのだ。」
下品な言い方で罵倒してきた。
「もう私達は他の惑星と連合しなくともお前たちの惑星軍事力を上回っているんだぞ。
隠していたんだ。
まだ盗聴をするか。
大変な事になるぞ。」
「もう盗聴はしません。」
「ところであの恐ろしく軍事力の強い事で有名な惑星の通信を盗聴するか。」
その異星人も会議回線を共有していた。
「いえ、しません。」
「何故しないのだ。」
お前たちは盗聴惑星なのに何故だと、百回ほど同じ言葉で罵倒してきた。
こちらが押し黙っていたからだ。
そして百一回目にどうして黙っているのだと聞いてきた。
大臣は泣いていた。
そして黙っていた。
「お前はどうしてそんなに愚かなのだ。
何も質問に答えようとはしない。
盗聴の指示を出したのは誰だ。
お前は答えようとはしないだろう。
愚かだからだ。
私が答えてやろう。
それはお前ではなくお前の部下だ。
そして、お前はそのことを知らなかった。
いや、知らないふりをしていた。
そして会議に臨んだ。
いや、実のところは盗聴の事実が露見した場合、部下に責任を負わせる算段であった。
明るみに出なかった場合は、お前は自分の手柄として出世のネタにでもするつもりであった。
汚い男だ。
そんな人間がなぜ部下を従えて惑星間会議に臨むことができるのだ。」
意味は、責任と手柄の間にずれを企図するものは、惑星間にずれを齎す。
信頼できない大臣との政治協定の合意は不可能だ、ということだ。
そして、上述のずれがばれないと誤認識しているということは、自分の能力の足りなさ、相手に対する侮辱を意味している。
こちらは服を着ている大人だ。
相手は裸で望んでくる子供だ。
そのように解されるのだ。
ずれを展開してくる方は、責任と利益という人間にとって根本的なものを、思考という人間にとって同様に根本的なもので弁別してくるので複層的な人間だと解される。
相手は責任の所在と利益の享受者が一致しているため、単層的、裸であると解される。
ばれないと思われているということだ。
何故ばれないか。
相手が愚かだからだと認識しているからだ。
そのことが相手にばれないと思っていた。
しかし、ばれた。
つまり騙そうとした方が愚かなのだ。
愚かと判明しているにも関わらず、聡いと思われる複層的な姿勢を取ってきた。
つまり言行不一致だ。
愚か者が聡い姿勢を取ってきたという意味だ。
そんな人間は条約など締結できない。
また、盗聴の発見事実を隠して条約を締結しないでおいた場合は以下のようになるのだ。
騙そうとした方は星に帰って、向こうが押し黙っていたため条約の締結はならなかったと、まずこちらのせいにしてくる。

続く

枯葉剤

千三百九十四青字


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八面目   自ら力を求めない異星人の末路 その二

2012年07月30日 19時00分00秒 | 投稿

何故私たちは自身の大混乱な状況に気付かないのという議論、何故私たちはこういった議論を行っておきながら知性の発展がないのかという議論が起きた。
ものの根本は分かっていた。
他人から技術を盗んでいたからであった。
これは大いに反省した。
しかし進展はなかった。
手遅れな状況だと気付いた。
盗み出して五、六百年ほど経っていた。
ある学者はいった、あきらめずに頑張ろう。
そして、遂に見抜いた。
今のような大混乱状況は異星人が意図的に興したものだと。
教育機関の大混乱だった。
相手は複数の異星人の連合体であった。
私たちは謝った。
あなた達の技術を盗んできた、と。
彼らの返答は

「いや、別に怒っていない。
ただ処置をしただけだ。」
であった。

しかし、彼らの処置とは私達が常に異星人の科学技術を盗む体制に依存するようにし、かつ教育機関への政治資源の投資が阻害されるよう、巧妙に微調整することであった。
収賄で侵入した異星人がある政治階層で巧妙に政治意見の調整を行っていたのであった。
資金源は私達のもので無限だった。
彼らは
「政治資源を教育機関に投資するのです。」
と進言してきた。

そして従おうとしたが、当の異星人の政治家が邪魔をして実行できない。
そこで彼らに状況を陳情した。
彼らの返事はこうだった。
「それでどうするんですか。」
政治家を本惑星に召還してくれないかと彼らに伝えた。
すると、
「そんな要望は聞き入れられない。

何故ならあなた達にはそんな要望を聞かせしめるだけの惑星力がないからだ。」
と返ってきた。
堂々巡りとなった。
彼らはついに感情を出してきた。
「こんな堂々巡りとなったのは何故なのだ。」
「私達が根本的に悪い。
盗んできた。
認める。」
「そうだ、その通りだ。
そんな泥棒連中はこんな堂々巡りに陥ってしまうんだ。
だから、君たち泥棒連中はこの堂々巡りの中で何故泥棒連中に陥ってしまったのか考えなければならない。」
こちらは顔が青ざめた。
事の重大性に気付きだしたからだ。
根回しは陰湿だった。
私たちの陳情は予測されていたのだった。
私たちは何故“泥棒連中”に陥ってしまったのか考え出した。
そしてついに答えを導いた。
それは、触れてはならない技術、快楽に触れだしたからだった。
その由来は電波傍受技術であった。
その技術は複数の異星人達に意図的におろしめられていたものであった。
つまり盗んでくれ、ということであった。
その異星人は私たちが陳情した相手の異星人とほぼ重なっていた。

続く

 

千三十青字


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七面目   自ら力を求めない異星人の末路 その一

2012年07月29日 19時00分00秒 | 投稿

以下はある異星人の告白です。

私たちは異星人から科学技術を盗んでいた。
方法は他の惑星を行きかう特殊な周波数帯の電波を傍受するやり方だった。
科学技術は当時その電波で送信するのが主流だったのだ。
百数十もの惑星から科学技術を盗んでいた。
私たちは凄まじい発展をみせた。
対価はそれらの惑星に殆ど払っていなかった。
そして衰退が始まった。
まず通信技術産業が育たなくなった。
対策として通信産業省はより多くの科学技術を盗んで業界を活性化しようとした。
しかし、無駄だった。
次に植物産業が廃れた。
対策として植物産業省は他の惑星になんくせをつけ、植物をより多くかっさらうようにした。
しかし同様にすぐに廃れ出した。
そして順次みんな廃れた。
私たちは問題の根本は産業の主導における主体的意思の喪失にあると見抜いたが、時は既に遅く社会構造が他の惑星に常に依存するようになってしまっていた。
そこで社会構造を根本から変えようとした。方法は他の惑星から優秀な社会構造学者を招へいし、教育させることを選んだ。
しかし次に異星人の社会構造学者を招いて果たして本当に正しく変われるのか、という主張が起こった。
対立主張もだ。
結果、招聘主張側が勝った。

また、即座に社会構造学者を育てようと言う主張が湧きおこった。
しかし、教育機関が脆弱で学者をすぐには育てられなかった。
だから教育機関の教育を実施しようとした。
そしけ結局は、異星人を招聘した。
次に、社会構造をそのまま選択していればよかったのではないかという議論が沸き起こった。
次にどちらの段階で、つまり社会構造についてか、それとも教育機関の教育についてかのどちらで異星人の招聘の話をすればよかったかという議論が沸き起こった。
次に何故私たちは社会構造学者の異星人を招へいする前に、こういった一連の議論を行わなかったのかという、議論が発生した。
次に何故、社会構造を異星人の知性に委ねて立て直そうという浅はかで危険な考えが湧いたのかという議論が起きた。
そして何故あっさりと実行したのか。
何故私たちは十全な議論を行うことなく、社会構造学者の異星人の話の内容を立ててしまったのか。
何故私たちはこのような議論を行っておきながら、大した果実も待たずに、次の議論に移行してしまうのか。

続く

 

九百四十二青字


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六面目   月と本能

2012年07月28日 21時00分00秒 | 投稿

画像は太陽観測衛星ひのでが撮影した金環日食

私たちが肉体を持って生きる空には太陽と月が運行します。
月は夜輝いて見えますが、実のところ自ら光を放っていません。
太陽の光を受けているだけなのです。
同じ美しさなら読者はどちらが好きでしょうか。
肉体という生物的細胞の塊は、誕生時に充満していた生命の美しさをその後に必ず年を経た老いによって消されていきます。
どんな犯罪人もかつては無垢な笑みと生命の美しさを周囲に見せびらかしていた赤子だったのです。
その生命体は仮に二十数年後に他者の生命と人生の美しさを奪ってしまったとしましょう。
それでもなお、その事件の報道ではその人間の生命の美しさを繊細な指に、逞しい太ももに、隆起したかいなに見ることが出来る、といちいち触れられるでしょうか。
そんなことはないのです。
その人間の幼年期の周囲を囲んだ当時の近所の大人たちですら、絶句と侮蔑、慨嘆の眼差しを向けるだけなのです。
魂が醜い人間だからです。
しかしその人間の生物的肉体はまだ若々しさを保ったままです。
そういう意味で、幼年期に賞賛された生命の美しさがまだ残っているはずなのです。
近所の大人たちは報道に触れ、「ああ、まだ犯蔵ちゃんはかわいい顔をしていたね。」と一定度和んでもいいはずなのです。
しかし誰も和みません。
その代わり、近所の大人たちはこう断じました。
あのかわいかった犯蔵ちゃんはもう動物になったと。
動物は美しい、生命力あふれる肉体を以ってして自然世界を謳歌してはいますが、動物的本能に従っているだけなのです。
彼らは振舞いを近所の大人たちに非難されません。
動物だからです。
肉体本能のみに終始する存在だからです。
犯蔵ちゃんは動物の真似をし続けてしまいました。
多少、煙草の煙や薬物で肺や脳は生命の美しさを減じているかもしれませんが、しっかりと肉体本能のみを追求し続けてきたのです。
人間は動物性を否定せねばならない部分があるのです。
どんな美しい、若々しい肉体を維持しているとしても、本能の奴隷である動物であると社会的に断ぜられたなら、私たちは賛辞を送らないのです。
何も知らない、生命の美だけを備えた赤子は動物本能を否定していき、人間になるべきなのです。
本能の追求は、時に人間性の美しさを汚しうると言っているのです。
食べるという本能に従うことで維持できる肉体は、言わば太陽の光を受ける美しさを自慢する月のように私には感じます。
赤子も犯罪人も健康な肉体の美しさを確かに誇っているのです。
人間が成長するにつれ備えなければならない、本能以外の立脚条件が犯蔵ちゃんには必要だったのです。
近所の大人たちはあの頃の無邪気な幼児の記憶を消せません。
特に両親はただ、人間になる可能性のあった赤子に餌だけを与えてきた過ちに後悔を感じるでしょう。
本能や欲望に従うだけの犯罪人、強欲な経営者、資本家、権勢欲の政治家などは実のところもはや動物なのです。
肉食獣なのです。
彼らはこう言います。
「人間社会は努力や有能さで勝ち組みが決まる。」
「私たちを非難する連中は他者理解や思いやりといった甘い自己逃避で敗北の屈辱を糊塗しようとする。」
「勝てば良いのだ。」
「勝者は格好がいい。
綺麗な高級料亭で食事が出来る。
上目の異性と交際できる。
他者の尊崇の念を得られる。
協調社会など邪魔な幻想だ。」
国の経済の回転に他人より効率的に貢献している、などという取ってつけたうそぶきが出てくるのは最後です。
以下のようなことをほのめかされなければ、彼らは自身の心性になかなか気づきません。
「あなた達は牙を持つ有能なライオンですね。」
狩りの上手いライオンは弱者を見つけ、容赦なく喰い殺し、逞しく生きていくのです。
動物社会も人間社会も生きていくには戦わなければいけません。
私は戦いの価値を認めます。
彼らはただ欲望のために食うのみなのです。
彼らには欲望を満たす力の冠たる矜持が無いのです。
然るに力と欲望の範囲が他者に及んでも止められないのです。
このような欲望本能のみを尊ぶ愚かな動物的人間、つまりもはや人間的動物はきちんと犯罪人の肉体に賛辞を送るべきなのです。
このような人達、つまりライオンは他者を修羅の世界に引き込んで殺し、肉体を排泄物に変え、炭水化物の大循環に貢献しているだけなのです。
奪うだけで、太陽のように自ら光を放とうと意志を発そうとしないのです。
私たちはともすれば社会で厳しい場面に出会います。
上司の厳しい叱責、同僚の罠、裏切り、誤解、理不尽さなどです。
その中で動物や植物の肉体を残虐に死()で裁断し、自身の生を豊穣させなければならないのです。
欲望を追求するだけの人間は、自分の意志の無い人間だと私は主張しております。
しかし、自ら意志を発っすることで、食うだけの動物人間から脱することができるのです。
太陽のように自ら光を放ちだすと捉えられるのです。
この厳しい現実社会の中で欲望と対極である矜持のために動き出すことで、肉体の支配から放たれるのです。
老いゆく肉体にある、魂はこうして輝きだすのです。
感動の涙は、精神的価値の振動であり、つまり魂が流すと考えます。
青龍神界鏡を覗き込み、流される涙は読者を欲望の奴隷人間からの救いの導きとなるでしょう。

感魂光

二千百十二青字


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五面目   全知の養蜂

2012年07月27日 21時00分00秒 | 投稿


蜂の巣

人間が全知となるのは不可能である。
大勢は上の一行に同意するでしょう。
私もその通りです。
ところで私の場合、実際の可能性の具備と実践の検討の上での同意です。
全知になれるのですが、そのような事をしようとすると私の現実的生活や今まで磨いてきた感動能力が破綻してしまうのです。
副作用のない、超絶的快楽を齎す薬物の日々や、言葉を唱えるだけで巨石を動かす文明の利器の情報の詳細を知ろうとし、また知って耽溺してしまったならば、私の日常への回帰が困難となってしまうのです。
それには大変な時間がかかり、そして既に大変なことになっているのです。
私は自身の言論活動に必要と思われる情報を知っています。
それだけで十分と思っております。
そして、初めの一行から人間が恐らく想像しうる便益を十分に引き出すことができます。
要するに欲しい情報は自由に降ろせるのです。
そういう意味で私は全知になれます。
一行目とは全知の用法が違うのです。
現在となっては、注意は必要ですが情報収集に対価はありません。
霊能力を使っているのです。
興味に任せた情報収集により、好奇心の満足が達成されたか。
そうでもありません。
大部分はその時の状況や強いられた戦いに付随して知っていった次第です。
緊張が知的満足を大いに減じていました。
上の状況が終わったころには、私には人間が立ち入ってしまった秘密の宇宙図書館の古文書数十巻の読了の知識が溜まっていました。
懐中電灯で逃げ込んだ暗闇の宇宙図書館で喧嘩をしながら敵の情報を探っていっていたようなものでした。
必死だったのです。
私は幼少時から文系人間でした。
古代インドや南米、エジプトの現代の科学者ですら屈する難解な数学理解、天文学の知識、惑星間の距離や光の速度にまで言及している文学に惹かれていました。
少年ながら何となく異星人の足跡を匂っていました。
数年前から神道に興味を持ちだし、霊能力の覚醒時には神名は七十柱ほど言えました。
自分でもかなり多い方だと思います。
哲学者や心理学者の本が魅力的な書名で本屋に並んでいれば必ず立ち読みをする人間です。
英語を長らく勉強しておりましたが英英辞書を数冊駆使しておりました。
超絶的霊能力に覚醒した男には知的体力にそこそこの自信があったのです。
戦いの終わった今となっては、日本史に混ざりこんだ異星人の真意をくつろぎながら探ることもできます。
そして私は読者の好奇心の範囲は分かる人間なのです。
読者の知的関心の範囲の淵を刺激し、驚きと理解の定着を推測しつつその淵を更に押し広げる事が出来ます。
自信があります。
既に私の手元にある情報だけで好奇の眼差しが大いに集まるでしょう。
情報の根拠は物理的に挙げられません。
しかし読者が納得に追い込まれる状況説明と背後論理を言語でつらつらと展開できます。
自身の長期間に渡る知的誠実さは、脚本会社の壮大な社会変動計画に絶対に服属しないのです。
私が大勢を虚偽で籠絡に成功したとしても、その後の私の精神が破綻していくのです。
証拠を挙証せずに真実性を高められる科学論理の展開の際に再度説明します。
科学論理は異星人に教えられました。
私の同志達です。
以下のような情報はいかがでしょうか。
関心が集まると思います。
かつて太平洋に存在した広大な大陸は異星人の兵器で沈められた。
理由は自分達が降ろしめた兵器や状況を収められなくなったからだ。
聖徳太子と豊臣秀吉は異星人だった。
降臨の目的は侵襲行為を現地民との同化と合法性で隠蔽するためであった。
小アジアの地下には巨大な地下空間と邪神殿が存在している。
大西洋に存在した大陸では獣人形象の異星人が強姦を繰り広げた。
民主党のある政治家は愚かにも異星人に接触を試みた。
自民党のある政治家は異星人と契りを結んだが、全て霊的存在である神霊に筒抜けであり、後に叱責を受けた。
崑崙は実在しており、欧州のある国が資料を収集した上、入口を封印している。これは危険な霊的空間と人類の接触を遮断する摂理の発動だ。
欧州の大勢の社会学者は異星人の知的啓蒙を受けた。
レオナルド・ダ・ヴィンチや古代ギリシアの数学者達は異星人だった。
古事記の記述が意味蒙昧なのは、霊的摂理発動による攪乱を受けたため。
日本の神に完全な魔物がいた。
大西洋の魔の三角海域の犯人は異星人だ。
大和三山は異星人が造った。
米国の有名映画に異星人の脚本が混じっている。
月は人工天体だ。
脳に薬物を注射し、霊的能力の意図的覚醒により異空間の扉を開こうとしている異星人がいる。
日本のテレビに異星人が堂々と名乗って登場した。
日航機墜落事故は自民党のある政治家達が犯人だ。
秦氏の起源はユダヤ人だ。
殺されて完全に肉体を模写され、戸籍を奪われている日本人がいる。
寝ているときに電波を照射され、脳を一時的に殺されている日本人がいる。
密教は異星人が編み出した。
情報のネタはその他大量に引き出しにあります。
開示には一生かかるでしょう。
何度も折に触れて述べることでしょうが、異星人の科学技術と残虐性にはとにかく絶句させられます。
地球人とは脳の構造が根本的に異なるようで、思考過程に地球人が通過する躊躇がないようでした。
自身の好奇心と情報の背後の知的論理に誘われた読者はしかし、読み進めてしまうでしょう。
私は宇宙究極の酸鼻を、人間性の皆無を凝視しました。
地球に三つとない瞳を持っております。
稀有な男です。
ところで花に誘われた蜂は養蜂業者に囲われていても蜜を降ろしめるのです。
読者も私のように、目は涙に濡れ、必ずこの問いを構築することでしょう。
“神はこの世にいないのか。”
そして養蜂業者は蜂を放ち、蜜を不当に吸ってきた魔物共を襲わせるのです。
力を求める意志を持つ者がより高位の神なのです。
戦いの忌避を上品と謳うだけの道徳本の路上販売などやかましいのです。
その内に読者は気づく事でしょう。

花壇

二千三百八十青字


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