青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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百三十三面目   宇宙の類似の国々の末路

2012年11月26日 19時00分00秒 | 投稿

かつてある惑星にはこのような国家が栄えていました。
強大な軍事力の背景を全く隠さない外交政策、文化侵略政策、社会資本の買収工作でほぼ惑星全土の国家を服属下に収め、この世の春を謳歌していました。
そのような振る舞いについての外国からの非難の声は知っていました。
しかし支配階層は意思を変えません。
自身や子息の放胆な欲望生活を反省する事になるからです。
また彼らは異星人に長らく目を付けられていましたが、その事を知っていました。
彼らは異星人の理知的な警告をただ無視するのみです。
惑星随一の若き超大国には宇宙からは慌てた老婆心の眼差しが届くもので心地良い限りだ、が反応です。
異星人はこの連中の国力を減衰させるために潜行的工作を進めていましたが、この事については彼らは気付きません。
異星人はこの国の支配階層、政治家や資本家、大企業の役員達の財産を狩り籠めにし、また子息を誘拐出来る倫理的間合いに至りました。
狼狽した彼らは他の異星人に助けを求めますがその異星人も作戦の協力者です。
こうしてその国の血液を抜き取るための双頭戦術が始まりました。
老獪な異星人達の策には敵いません。
時を経てこの国は滅びました。
その国はその惑星の国際連合組織の認定では”地域”です。
そこに流れ着くのは犯罪組織とその追跡のドサ回りを強いられる低脳警察官だけです。
そこはただ原始的な修羅が日常を支配しており、異星人はもう何も手を下していません。
周辺諸国はただ侮蔑するのみです。
この国の初期症状と極めて酷似した態度を見せる国が地球にあります。
周囲の侮蔑を意に介さないアメリカ合衆国です。
その国は軍事摩擦の意図的な創出とそれによる軍需産業の躍進で大国に成り上がりました。
学者や異星人達の冷静な警告は欲望投機的国家体制と暗殺を厭わない地下権力への親和性で黙らせます。
上のような手法で大国に成り上がったところで蓄積したひずみは必ず反動を呼び込みますが、社会冷却的政策についての未成熟な案出神経は類似の欲望投機的政策を上申するしかないのです。
そこで世界各国との間に形成した国力の彼我で安心しようと思ってもそうはなりません。
高度文明の異星人の介入の可能性が予測出来ていないのです。
数万年、数十万年の超太古よりあらゆる資本主義形態が出来し得る地下潜行的な腫瘍症状に対する洗練手術に長けた彼らには、欲望投機的な政策群でぬか漬けしてきた意思形成層は敵う訳はないのです。
要するにアメリカ合衆国の事です。
この国は既に数十年前より国の帰結はほぼ決まっていました。
建国期の動乱の背後での異星人の暗躍を見抜かれていたアメリカは、宇宙の社会学的知性連盟の掲示板に通報されていたのです。
予測はただ冷淡にこうあります。
”恐竜欲望投機的な愚物生産主義非忌避傾向は三百年以内に洗練知性の異星人による地下冷却措置の恩恵を受け、国家意思の挫滅を経験し以降ヒヨコが如くの時を選ぶ。”
他の多くの惑星文明圏にアメリカは古来存在し、処置を受けてきました。
洗練知性を持つ異星人には共通の警戒があります。
アメリカのような国を放置しておけば、惑星全土がその国の卑怯な暴力的地下権力経由で負債の共同負担を強要され、ひいては隣星文明に災禍を及ぼす。
遺伝病を抱えた当該太陽系は近傍の太陽系に対し、配下官僚を犠牲にこぎ着けた共同歩調体制を強要し、負債の分担を図る。
後は同じ事の繰り返しです。
実例があるのです。
だから地下潜行的な異星人契約を宇宙から突き刺す必要があるのです。
官民問わず、愚かな地下権力を厭わなければ異星人に目を付けられるのです。
そしてそれはその国や惑星文明圏にとってありがたい事なのです。
日本のドコモではない某通信会社は完全に異星人に目を付けられています。
いらん事をやらかしているからです。
先日引退を表明した某首相の勇名を宇宙掲示板で馳せた日本民主党と同様です。
いつまでも処刑を回避しておく事とはつまり、その者の意思に周囲が恭順の意を示したと同様だったのです。
さて、アメリカはこれからあらゆる力は、私の支援もありますが、漏出してゆくのみです。
世界各国はアメリカとは縁を切るという意思を継続して発し続けるべきです。
付き合いの総量は結果として益より害が勝るからです。
先に挙げた国があった惑星でこのようなやり取りがありました。
「しかしこの国とは同じ惑星文明に属します。
望んではいませんが付き合いは続けようと考えております。」
「いや、縁を切るのだ。
もうあの国に残されているのは国力の減衰に伴う災厄のぶり巻き現象のみなのだ。
知っての通り、あの国に倫理的規律意識は無い。
周囲の国々に負債の連帯を強いてくるのだ。
私達は宇宙の類似国家の追跡調査で知っている。
もう何もかも終わりなのだ。
こういう事を言ってくるだろう。
私達は大変な過ちを犯した。
そして泥沼の中にいる。
しかし逞しくもまだ生きているのだ。
あなた達の倫理観に訴えよう。
泥沼の中にいる私達が畑で耕して取れた農作物は醜いか。
さあ、受け取って下さい、と。
そしてあなた達は泥で汚れます。
更に、訴えられた倫理観故に付いた汚れを軸に、なし崩し的に次々と汚れを塗り付けて正当化してきます。
抗議しても、私達はこうするしか無いのだ、私達の生きる権利を侮辱するのかと逃げおおせます。
連中が求めているのは単なる時間稼ぎです。
指導者層へ異星人による追求の手が回るのを存命中だけは回避したいのです。
しかし結局はそんな国は絶対に滅びます。
あらゆる力の心拍音が無となるのです。
いずれ泥沼の中の死体になるのです。
では、それまで付き合いを続けた周囲の国々はどうなったのか。
ただ無限の泥で汚されただけでした。
利益などなく、疲弊が齎されたのです。
異星人は後になってこう漏らします。
だから付き合いなど止めとけと言っただろう、と。
もう一度言っておきます。
このような国は宇宙に幾らでもあるのです。
珍しくはありませんが放ってはおけません。
だから介入しました。
あとは自動走行で終末に疾走するのみです。
終わりなのです。
あの連中と手を繋いではなりません。
汚れるだけです。」
世界各国はそれぞれの理知的判断でアメリカと縁を遠ざける、縁を切るべきです。

二千五百十八青字


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