青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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百二十二面目   罪を犯して得た進歩は罰により退歩するのみ その六

2012年11月16日 15時00分00秒 | 投稿

人間ののこぎり処理が伴った異星人との契約のアメリカ側の利益は、ある人間行動学理論でした。
ところでこの理論の実際的運用により利益を求めるには地下基地で行った非人道的行為の数々を地上の基地に伝達しなければなりません。
しかしそうなると地下基地の基地司令の運命は破滅です。
理由は、自身の裁量では許されないはずの指示を部下に与えた事が地上に露見してしまうからです。
よもや契約の報酬がそのように変質してしまうとアメリカ軍は契約締結時に気付きませんでした。
アメリカ軍の法務担当者が異星人に人間行動学理論を提供された後に報酬の変質に気付きました。
このままでは異星人契約の報酬が無益のままだ、と。
そして後世の知恵に託すがため、地下基地で保管し続ける事にしました。
この異星人契約の報酬に接触を試みたアメリカ軍人は数多く居ます。
高級将校達です。
地下基地で、ある階層に達すれば、高級将校は異星人契約の存在に気付きます。
そして何故か手つかずのままその契約の報酬が地下基地で眠り続けているという事にもです。
高級将校は当然、その契約報酬に興味を抱きます。
しかし、そのからくり箱に近づこうとするにはある職権を得なければならないのです。
その職権が無ければ、異星人由来の人間行動学理論の資料を紐解けないのです。
そこで障壁があります。
その職権の獲得のためには、ある種の非常な判断を下さなければならないのです。
簡単に言いますと、命令系統を通じて部下を見殺しにするのです。
大勢の高級将校達は異星人の人間行動学理論の掌握のために規律を無視し、倫理より欲望を優先しました。
高級将校はついに資料に接触します。
しかしその資料を紐解いた彼らはある事に気付きます。
使えないのです。
利益をその資料から得るためには先述の通り、地下基地でかつて行われた非人道的行為の数々を地上の基地に伝達しなければならないからです。
また、その資料に接触しようとした自身の経緯と動機がまず地下基地内で露見してしまいます。
高級将校は資料を書架に戻し、書庫から立ち去ろうとします。
組織の仕組み上、まず彼らは規律無視で到達した職位跳躍状態に一旦戻る必要があります。
その時に周囲に見つかるのです。
行為の理由を即座に明かせず気まずい彼らは書庫の方に戻ろうとします。
その時、何の資料を探しに行こうとしているのだ、と誰何(すいか)を受けるのです。
異星人契約の報酬資料とは正直に言えません。
異星人資料への接近など、職位からの跳躍行為であるためです。
代わりに適当な資料名を挙げて手にし、元の職位に戻ろうとします。
元の職位では質問をこう受けます。
“何故、そのような資料を持ってきたのだ。“
規律違反を犯して得た職権で到達した書庫から資料を持ち出した理由が急場凌ぎでは適当な説明となります。
本当はそんな資料には興味が無いのです。
決定的なのが、誰何された時の戸惑いです。
何故、逃げるように書庫に戻ったのかという質問で、今手にしている資料の理由がその場しのぎ嘘であったと決定的になるのです。
ただ手ぶらの気まずさを隠すための振る舞いだけだったからです。
明らかになった規律無視と資料持ち出し理由の嘘で導かれるのが、異星人契約の報酬資料への接触欲です。
これでその高級将校は職位跳躍行為のため降格人事を受け、もはや定年まで出世はありません。
しかし、その将校は異星人契約の報酬資料については肝心な部分は沈黙を守ります。
何故、その資料の閲覧した部分だけでも活用しようとしないのかという質問に対しては、“もはや資料の有効性は失われていた”と答えるのみです。
何故、資料への接近の危険性を周囲に知らせないのか。
それはその将校は自身が経験した危険、閲覧した資料の抜粋の知識を用い、後続の将校に対する先駆者としての優越的地位を占めるためです。
このように、資料への接触が失敗に終わっても、将校の欲望を理由として、異星人資料の罠としての機能は保たれ続ける事になります。
これでその資料は地下で眠り続け、ある階級に達した高級将校が抱く、地下基地に存在する、異星人契約の謎の報酬資料に対する欲望は冷却され続けていくのです。
大勢の高級将校は欲望故にこうして資料に接近を試み、出世が頭打ちとなっています。
これは異星人の知恵光る策略だったのです。
規律無視に踏み切ってまで満たそうとする欲望を抱く将校は、異星人資料が無ければそのまま出世を果たし、規律無視をせずとも膨張している欲望で組織の地下文化を穢していき、当該組織は摘出不可能な潜行性の組織退廃理由の転移、複写により自己破滅的な自動走行状態に向けて推移していき、不可逆的点を超えるであろうという理知的な予測を異星人は立てていたのです。
異星人がアメリカとの契約で得た利益とは何だったのでしょうか。
それは武断的意思と投機的欲望を時に隠し、そして隠さぬ軍事優先主義政府と倫理的抑制力展開機構を具備していない軍産複合体を背後とする国家の取る意思形成過程の研究の蓄積です。
その異星人による“幼稚なのに思春期を超えた振りをする一方、思春期のように大食らいの奇形児国家群”という国家的症例に分類さるアメリカは契約前、既に多くの異星人の間で有名であり、そしてその異星人の耳に入ったのです。
その異星人はただ理知的、怜悧な判断に従い、アメリカ軍のある階層に異星人契約を正当且つ紳士的な接近方法を経て持ちかけました。
対等な地位、明晰な意思の明示可能状態の相互確認、清潔なやり取りを資源として双方の契約交渉は進展し、その締結を見ました。
契約を通じた異星人の研究と、地下基地に残された資料は、倫理摩耗を厭わぬ投機的欲望に走ろうとする意思が一定まで加熱すれば、その冷却がために効果を齎す為のものです。
また、そもそも異星人は契約により、アメリカが欲望を駆動力に奔った契約の締結、及びその義務遂行に集められる欲望の総量を地下一ヶ所に集約発射させる事で、地下権力を経由せず欲望を発散させてしまった場合の地上被害よりも理知的に圧縮する事に成功しているのです。
これでアメリカから倫理跳躍的、投機的欲望が発散されずに大量に一ヶ所で乾燥する事になります。
その残存物を見て投機的欲望の危険性を学ぶ事で、アメリカは自らの意思で招来発生し得る、循環景気に基づく投機的欲望の過度の加熱の抑制を選択出来るかもしれぬのです。
しかし、”幼稚なのに思春期を超えた振りをする一方、思春期のように大食らいの奇形児国家“の投機的欲望の乾燥や冷却がなされないまま一定期間が経過し、一程度の勢いと倫理観の鈍麻状態が、当該国家内に浸潤したならば、後は意思の発信すら操作出来ぬ、自動走行状態に至ります。
投機的欲望自体が意思を発するようになり、理知的抑制策が後手に回り、後はその二者の影響力の格差の彼我は等比級数的と表現出来る速度で拡大していくのです。
その過程でその国は投機的欲望に従順な資本家、政治家の地下権力指向意識で溢れ、大量資本の地下投機を好む地下経済細目が現れるようになります。
それは医療目的の人体実験であるのが大定説です。
理由は資本家が慎重な投資のために好む、単価価格が高額の付加価値高級施設の段階的拡充が可能であり、潜行的な知的支配機関に対し許容的傾向が強い高度知的営為が可能な従事職員を求め、また意図的な疾病の拡散方法が付随的に開発し易いためです。
人体実験のために不可避の誘拐被害に遭うのは、まずアメリカ近傍の経済配下圏にあるカナダ、メキシコ、ブラジル等です。
次にアメリカの人体実験による倫理感の意図的な摩耗と、アメリカ内資の高度医療機器産業資本に随伴的に出現してくる競合資本の勃興により、世界中で類似の非人道的な利益追求企業が現れ、国家群と結託しだします。
そして発生する倫理摩耗的な企業間経済摩擦については、資本主義国形態であり、理性陶冶文化の乏しさ、南米、中米の麻薬経済由来の豊富な資金、軍事優先主義国であるアメリカ資本が勝利を収めます。
世界の倫理の退廃の責任についての批判はあっさり力で押さえつけると同時に、アメリカは悠々と世界を支配します。
そして噂を聞きつけた悪党異星人が提案してくる、民生犠牲的な異星人契約の締結には忌避感は見せません。
地球の政治神経を異星人が掌握すれば、彼らは宇宙海賊への連合をアメリカに誘ってきます。
時を経て、豊富な資源を誇る地球は流浪の宇宙海賊が夢見てやまぬ基地と成り果てるのです。
そうなってはもはや、連中の討伐は異星人の連合による大規模な戦争しか方法は無くなるのです。
実例があります。
結果、宇宙海賊共は全員生け捕りとなり、永遠の苦痛を喰らい続けています。
連中は一体何をやらかしたのでしょうか。
アメリカという永遠の若造国家の放牧の結果、地球で絶対に起きる事です。
それは異星人の誘拐、強姦、生物兵器の展覧、生物兵器の格闘賭博、生物兵器による強姦の鑑賞、宇宙由来の麻薬の展示、異星人同士の格闘娯楽、処刑娯楽、強姦の鑑賞、人種を超えた内蔵培養貿易、人肉食の横溢、潜入捜査を試みた宇宙警察官の永遠苦痛独房、霊術の開発です。
既にいくらかはアメリカは自らの意思で実行に及んでいますね。
止められなかったのでしょうか。
止めなかったのでしょうか。
いずれにせよアメリカの意思の発露なのです。
ところで契約で齎された報酬の人間行動学理論が無価値となった理由とは、アメリカ軍側の倫理的落ち度です。
被験者の同意を得ての試験施行についてアメリカ側は責任を有する事を条件としてアメリカ側は契約に同意をしたのです。
しかし、実際は得ていません。
誘拐なのです。
これは異星人側の責任ではありません。
ところで心理実験の現場で被験者達が声を上げます。
「早く家に帰りたい。
もう嫌だ。」
「疲れたから休みたい。」
このような不満で試験担当官のアメリカ兵は時間が摩耗します。
必ずなのです。
そして被験者の同意を信じた振りをせざるを得ない異星人も不満を表さざるを得ません。
二者の試験義務の履行遅滞により、異星人が求めている情報の納期が遅れてしまうからです。
異星人は何故だ、同意はあったはずであろうと、疑問を投げかけます。
アメリカ側の答えは同意はあった、という回答です。
そこで、責任を求められるのは、情報回線の不手際です。
地下では被験者達の同意があったとアメリカ側は主張しています。
しかし、聞き取りでは同意が無い事が分かりました。
地下のアメリカ側は仕方なく、地上のアメリカ軍人のせいにするのです。
そういう訳で地下と地上の間で、被験者の同意の有無についての説明情報の交換の際に事故があったと導けるのです。
アメリカ側の説明情報の交換の不手際により、契約による正当な要求情報の納期が遅れました。
それにより迷惑を被った異星人はアメリカ側の情報回線担当の名簿の原本を手に入れます。
複写版ではありません。
とにかく紙媒体でも何でも原本です。
これで当該契約に関するアメリカ側の地上とのやり取りは異星人が掌握する事になります。
アメリカ側は地上に何も聞けなくなるのです。
対する異星人側は、地下から遠く離れた母星に問合せを出来るのです。
何故かというと、地上との連絡という権能をアメリカ側から奪った異星人は、地上に連絡を取ろうとしても地上には連絡要員は誰も居ません。
彼らは地球人ではないのです。
そういう訳で、地下と母星の回線が開くのです。
アメリカ側が失った連絡回線でのやり取り項目は異星人のものとなります。
母星と地球の地下の異星人は互いに、何が欲しいのかと質問し合えるのです。
“何故、そのような契約上の幼稚さが露見するのかを知りたい。
情報をくれ。”
という要望が下ります。
ところで異星人側はアメリカ側の不手際による契約遂行の遅滞で損害が発生しています。
その損害でアメリカ側は学びを得ています。
“常識のある連絡要員を地上に配置しておかなければならない”
という先見です。
異星人も契約の遅滞による待機時間で、何らかの学びを得ても良いという理解幅が当然、発生していると言えるのです。
アメリカ側には無言で上述の要求に応えるべく調査が開始し、完了します。
そして実験は第二陣、第三陣と続きますが、相変わらず本人の同意無き被験者を強引に誘拐してきての実施であるため、異星人からの詰問が起きます。
そしてアメリカ側の組織資料の原本は異星人にせしめられ続け、倫理資源は壊滅してしまいます。
ついにこのような暗示がアメリカに突き刺さります。
“契約の締結のあの時、人間行動学理論が欲しいと嘘を言ったな。
何故ならお前達は嘘を言ってばかりで、組織構造も嘘ばかりだ。
つまり、時を遡っての契約締結時の言葉も信用は失われたのだ。
しかし、嘘であっても人間行動学理論は与える。
契約の体裁を整えるためだ。
ところで私達はアメリカの虚言を見抜けなったという落ち度がありつつ、契約を締結してしまった。
その事による自分達の倫理資源の損耗の回復を期す必要がある。
そこで人間行動学理論の譲渡時にアメリカ側に教育的指南を綾しめる。
アメリカは嘘を言いつつもそれは露見しないと思っていたが、そのような事は後に露見するという事を認識させる。
そのために、人間行動学理論の説明事例に地下での実験の不始末沙汰とそれに派生した異星人側への迷惑の数々、露見してしまった嘘の数々を書き込む。
その書き込みについてはアメリカ側に堂々と許可を求める。“
アメリカ側は要望に応じます。
異星人側からアメリカ軍上層部の円形のこぎりによる処刑条件の緩和を提示されたためです。
それにより、上層部は判明して怯えていた処刑の可能性を回避出来ると踏んだのです。
ところで、地下での不始末沙汰を書かれた人間行動学理論は地上ではどうにか実用出来ないのでしょうか。
この理論の実行には、必ず軍人以外の民間人の参画が必要なのです。
その際、地下での不始末沙汰が必ず民間人に漏洩してしまい、地下での非道な心理実験が世の表に晒されてしまうのです。
その事は、地下で理論の資料を紐解けばすぐに分かるようになっています。
また、アメリカ兵による被験者の妊娠すら意に介さない粗雑な心理調査の情報は不純物にまみれて実用に耐えないものばかりでした。
異星人契約による異星人理論も上記のように実用出来ません。
要するにアメリカは非道な心理実験の実益は大して無いに等しかったのです。
上層部は円形のこぎりを回避出来たのでしょうか。
出来ませんでした。
結局は契約に関わったアメリカ軍上層部の約三十名の高級将校は生命維持のための特殊薬物と神経鋭敏化剤の注入を受けつつ、約八十時間の円形のこぎりの激痛を感得する事になったのです。
逃げれば発生するより激しい苦痛を恐れ、上層部は青ざめて観念し、素っ裸で体を機械に据え付けていきました。
無音高速回転の円形のこぎりが常時体に接着して血を吹き上げる状態での、間抜けな契約の積極推進者の最後の独唱はこうです。
「ごめんなさーーーーーーーい、中国人の皆様ーーー、オーストラリア人の皆様ーーー、インド人の皆様ーーー、ロシア人の皆様ーーー、西ドイツ人の皆様ーーー、東ドイツ人の皆様ーーー、ローマ教皇庁の聖職者の皆様ーーー、イスラエル人の皆様ーーー、スペイン人の皆様ーーー、フランス人の皆様ーーー、スイス人の皆様ーーー、韓国人の皆様ーーー、インドネシア人の皆様ーーー、日本人の皆様ーーー、イタリア人の皆様ーーー、エジプト人の皆様ーーー、スウェーデン人の皆様ーーー、ベルギー人の皆様ーーー・・・・・・・・・」
円形のこぎりは全身七ヶ所で回転させながら装着している状態なのですが、雑音を謝罪に混ぜれば苦痛が追加です。
神経鋭敏化剤の濃度が高まるか、もしくはのこぎりの枚数が追加されるのです。
異星人契約でこの男が望んだものとは、要するに出世と権益でした。
換言すると、金、食い物、女です。
すでに高い俸給を得ていたはずなのに、“早期退職し、もっと欲しかった”との事です。
翻って現代のアメリカも反省はありません。
出世のために八百万人も自国民を殺害してもまだ国家公務員として給与をせしめている連中がいるのです。
事の重大性の斟酌からも逃げ続けています。
Pearl HarborへのJapのsneak attackが何度必要なのでしょうか。
私に関する騒動に関わった連中だけで歴史の教科書が書けます。
円形のこぎりでは済まないのは当然です。
八百万人の民間人への核の投下をかます国はやはりアメリカなのです。
Rankansanとの戦争の早期終決に貢献したと事後的に正当化してくる弁を見るのが楽しみです。
この投稿から着想を得て、欲望の総量を予防的に八百万人分消したやったとかいう論法の方向はいかがでしょうか。

欲望の冷却

六千七百四十五青字


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