後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

15分でA4・29ページ

2008年03月04日 | Weblog
3月8日に、枝廣淳子さんが
大阪で講演をしてくださる。
一年前にもお願いしたが日程が合わなかった。
不思議おじさんが退任する前にアポが取れて
やっと今年に実現する。
聴衆が少ないと聞いて、ちょっと落胆している。
伝えることの難しさ

そのあくる日はフォーラム
不思議おじさんは15分だけ時間をもらって報告
そのための資料作りをしたが
短く短くと思っても A4で29ページになった

誰かに何かを知ってもらいたいとき
全力を挙げるのは当然のこと
知っていることを全部伝えたい
知ってもらうために、さまざまな工夫や
判りやすさに心を注ぐ

敷居を下げてはいけない
そんな不遜なことをすれば
伝わるものも伝わらない
今自分が持っているレベルで
しっかりと伝えるしかない
その結果がA4で29ページである。

目のうろこを落とすには
その人自身の心の持ち方と
そのお手伝いをする人の熱意が必要
枝廣さんはまさにうろこ落としの達人
たくさんの人が、一枚うろこを落として欲しい

ところでお坊さんが木魚を叩く
なぜ木魚なのか!?
ほとんどの魚には瞼がない
つまり、目を開いたままなのだ
お坊さんの修行の大敵は眠気
それを追い払うために
瞼のない魚を叩いているのだ
お経を聞いている人にも配ってほしいものだ

不思議おじさんなどは
お酒=アルコールを敵とする
雑菌類を木で造って
それでも叩くしかないのかもしれない

今年の新米吟醸が
魂の奥に染み透って行く