後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

火事だぁ!!

2017年05月09日 | Weblog
(この写真はネットから拝借した)
(またこの火事は「大阪 火事」で検索すると記事がある)


昨夜と言うか、早朝と言うか、2時半ごろのこと
一緒に寝ているトルテが、突然ガバッと起きて
戸を開けて(彼は鼻で開けられる)居間に行って吠えだしたのだ
余りに激しい吠えようなので不思議おじさんも跳ね起きた
まずは2階に上がってベランダ等を見回す
と、1階のシャッターを揺さぶるような音がする
手持ちの電灯をもって庭に出ると、ボンボンと花火のような音が聞こえる
東の臨家方向を見ると、夜空にも真っ黒な煙が立ち上り
紅い炎がチラチラと見える
「ユーシン化学の工場だ!」と方向と距離感から直観した

なぜか入れ歯を入れて、パジャマ姿・サンダルで外に出た
カメラを持ち出すのを忘れていた
消防車の集まる音が聞こえる
ボンボン、パーーンという破裂音が連続的に聞こえる
セブンイレブンの若い店員2名も道に出ている
煙道の住民も不安げに遠くを眺めている
畑仲間のSZオバサマも道で携帯電話で話をしている
やっと放水が始まったようだ
道に水ではち切れんばかりのホースが大蛇のようにうねっている
消防隊員も同じ方向へ駆けていく

やはりである
黒煙と紅蓮の炎はユーシン化学から出ている
塗料製造会社で、いつもシンナーの匂いが漂っている
塀が高くて中は見えない
その塀沿いの角を曲がると不思議おじさんの畑まで100mもない
(写真の角を右に回ったところに畑はある)
大勢集まった近所の人の中に話好きのSYおじさんの姿を見つけた
彼の自宅は火元から30mほど
さらに塀の向かい側にはNMオバサンの3階建てもある
(朝に改めてみると、出窓の枠が焦げていた
 風が無かったのが幸いだった)

爆発音はドラム缶のようだ
爆発はさらに続き、黒煙は勢いよく上がり、炎は衰えない
20分後、ようやく爆発は止まった
しかし火は容易く消えない

類焼することもないと判断し帰宅
そんな恰好で,鍵もかけずに飛び出したことを
小妻に強く叱られた

そして今朝方、雨との予報だったので
トルテの散歩を終えてイチゴの収穫に向かう
不思議おじさんの畑には被害はなかったが
塀に沿った畑を耕しているSZオバサンのイチゴ畑は
泡消火剤で真っ白になっていた
トマトや茄子の苗にも泡消火剤が降りかかっていた
さて 安全性はどうなのだろうか
土に問題は残らないのだろうか

SYおじさんも来ていて
かれは読売テレビの取材を今しがた受けてきたと言っていた
昼のテレビニュースで比較的長く取り上げていたが
SYおじさんのコメントは放映されなかった

騒ぎも一段落し、イチゴを収穫していると
向こうからダブルの礼服を着たようなおじさんと
作業服を着た3名の若い人が畑に来た
「ユーシン化学の社長の○○です。お騒がせしてすみません」
畑まで出向いてのお詫び行脚とのこと

今日は眠くて、ぼんやりと過ごすことに相成った

トルテはシャッターが揺れる音に反応したのだ
優秀な耳を持っていることは間違いなさそうだ

因みに、小宅と火元の中間に転居してきた義妹は
ドラム缶の破裂音にも、消防車の音にも気づかなかったという

どういうこっちゃ


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