後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

遺跡を巡って

2013年08月10日 | Weblog

上御殿遺跡から掘り出された銅剣鋳型
新聞各紙の一面を飾り、昨夜の報道ステーションでも取り上げられたらしい
シルト岩(泥岩)に細かく彫り込んでいる
弥生中期から古墳前期 (紀元前350年〜紀元300年)のものとか!
※銅剣は研究員が再現したもので本物ではない
 そもそもこの鋳型では銅剣は作られていない

(以下、写真をクリックして拡大してください)

発掘担当者の中村さんから直々に教えてもらった

発掘現場は滋賀県高島市安曇川町三尾里

鴨稲荷山古墳から鴨川を挟んで徒歩15分

鴨川の支流である青井川の改修工事で見つかった

この地域は継体天皇にゆかりの土地だ
今回の発掘では4000年前の縄文期の土器棺も見つかっている
さまざまな遺跡から大陸文化、朝鮮文化の色が濃い遺物が出ている
司馬遼太郎の「街道を行く」の冒頭に書かれた地域も近い
古代文化の通り道だ


明日が現地説明会だとは知っていた
それでも一度現地を訪ねてみようと車を走らせた
分からない! 畑で、道端で、神社で尋ねて
結局は高島町の役場で聞くことになった
分かるはずもない 田んぼのど真ん中だった


プレハブ作りの発掘事務所に一声かけて見学
なんと今日は11時から現地だけの人を対象に説明会があるとか
隣の町出身なので現地まがいの人とのことで参加OKに!
全く予期していなかった説明会に参加することに
パンフレットを「記念のNo1ですよ」と言って渡された
上御殿遺跡のネタはいっぱいあるがほどほどにして…


森浩一さんが亡くなった
今日の夕刊にも詳細が報じられた
記事にあるカラー写真は黄金塚古墳
不思議おじさんの家から徒歩10分の散歩コースだ


これは遺跡ではない お墓だ
かっては田んぼの真ん中にあったが
今はJRの駅前一等地になってしまった
二墓制の参り墓だが、今は火葬になってお骨も入っている
昔からの習わしで朝の6時に集落の全員がお参りする
不思議おじさんも帰郷してお参りした
朝の3時半に家を出て2時間、明け方に琵琶湖畔に

帰り道に上御殿遺跡にに寄ったという訳


ブログ更新をさぼっている間に半夏生が盛りを過ぎた
もう立秋だもんね




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