後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

休み慣れ

2011年05月08日 | Weblog

(7日に咲き始めた真っ黄色の薔薇)

決して勤勉でも何でもなく
どちらかと言えばサボるのが得意だった
それでも小学生では鶏の世話
中学校では3年間山羊を飼っていた
草を刈って、刻んで、糠と混ぜたり
糞を出し、真新しい藁を入れてやり
乳を朝晩に搾る 
自分より弱い立場の家畜の世話をすることを通して
サボれない日常生活の送り方が身についたように思う

それでもサボりたくなるのは本性だろうか
サボったからと言って 特に何をするわけでもないのに

不思議おじさんは残業代(超勤手当)とか
休日出勤手当とかとは無縁のお勤めだった
ひょんなことから超零細団体に勤め始めたが
だれも引き受け手の無かった部長職から仕事を始めたせいだ
10年ほど勤めて関連団体に転職し
30年ほど勤めて子会社にも2年間在籍したが
「国民の祝日」が勤務先の休みであることはほとんどなかった
「非国民」のまま半生を終えた
現在の勤め先でもときどき非国民になるが
それでも代休が保障されている

要は休み慣れしていないのだ
こんなに休みがあると対応しきれない
貧乏症である
かと言って、耕して種を蒔く田畑も無い
なんとなく居心地が悪い


(満開のナニワリイバラにいろんな種類の蜂が蜜を求めにやってきている)

ある日は梅田で中国語研究会
年に3回ほど研修を積んでいる(麻雀のこと)

ある日は職場仲間と金剛山登山
3つのルートに分かれて登ったが
不思議おじさんは一番自然度の高い「妙見谷コース」
一休みする回数は増えたが何とか登れた
イワタバコを天ぷら用に少し頂いた
帰りの別コースではカタクリも拝めた


(これは我が家のキリシマだが、金剛山の向かい側の葛城山では
この花で頂上が燃えているはず!)

そして昨日は新装開店の大阪駅へ
伊勢丹三越の食料品売り場で
一束100円のカタクリを買った
天ぷらにする予定だ
大阪駅に行ったのは別の目的があったから
不思議おじさんの田舎の若き農業者が
梅田のマーケットに出品すると言うので覗いてきた
http://www.graf-d3.com/event/fantastic_market_2011spring/

阪神百貨店の南側、第2ビル、第4ビルに囲まれたビルの一階だったが
大阪駅の賑わいが嘘のように閑散としていた
その日の朝日新聞夕刊には
彼の田舎(滋賀県新旭町針江)の川端(カバタ)が紹介されていた
不思議おじさんの実家からもすぐ近く


(立浪草の白花・紫花、野草だけあって意外に生命力が強い)

さて本日は…

最新の画像もっと見る

コメントを投稿