後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

冬眠からむにゃむにゃと目覚める

2016年02月10日 | Weblog

ブログ上では2か月以上も寝ていた
そのまま永遠の眠りについてかと思し召しの方もおられただろう
あながち間違いとは言えない
パソコンとは縁の遠い日々であった

身体はドンドンとやせ細っている
高校生の時は64kgあった
貧農の子だったので元々肉類はさほど喰っていない
そして50年、定年時は67kgだった
関係会社に就職した60歳から2年後、72kgまで増えた
それが63歳で大阪に帰ってきて
仕事の相手が大学生になると
さらに徐々に体重が減少し
最近では昼食を抜いた夕方には60.5kgにまで減少した
冬眠明けの熊もこのようなものだろうか

(今のところ各種検査で癌の兆候は見られない)

パソコンのネット社会とは最低限のお付き合いだけにした
メールを開いても返事が必要なものは日に1本も無いので
他は削除して閉じる 3
0秒で済む

携帯電話は夫婦二人で不自由なく使っている
昨年12月分の請求額は2台で87円であった
YMobileのどら猫がオッタマゲル価格である
ただし携帯では電話とメール意外は使用していない
写真やタイマー機能などは全て使える

冬眠をお勧めする
こんな時代だから冬眠は有効だ
クマさんは偉いねぇ

眠っていると
様々な情報がざるの目を落ちていく

目先の話題を金にするためにド派手で極論を売り物にする週刊誌はもちろん
次から次えと生起する そして1週間後には忘れ去られる
世の中の「出来事」からも遠ざかることができる
冬眠していたからって 何も時代から遅れていることは無い
時代の中身がよく見えることだってある゜

さて 目覚めてみると世間は春めいている
南大阪の日の出は金剛山より少し左側から昇って来る


我が家の蝋梅もすっかり深い色に変わった


昨年からご飯よりもに大根を食べる量が上回っている
大根 大根 だいこん ダイコン ……の毎日だ

そのほとんどを不思議おじさんが料理している
ブリアラ、タイアラ、豚肉、鶏肉、クマ肉、…
その他もろもろとの炊き合わせをやり尽くした
大根おろし、おろし鍋…
もうたくさんだ

近隣の知人にも消費のお手伝いを申し出た
バイクに積んで2~3週間ごとに配り歩く
もらった方だって3本までが限度だろう
娘や息子の家庭も被害者といえなくもない

2か月間に撮りためた写真は少なくない
ボーーートしていても感じるものはあった
ここでは一挙公開は難しい

不思議おじさんは「朝日新聞派」と言うことらしいが
朝日新聞の記者、元記者に知り合いが多いのは事実だ
ただし毎日新聞の記者や産経新聞の元記者とも既知を得ている
誤解されませぬように

朝日新聞ではこのところの北朝鮮の行動を巡って
牧野愛博さんの記事が連日一面を飾る
どんな人間がこの記事を書いているのかを知ることは
多少なりとも客観性を得ることができる
レッテル貼りで満足を得るという行為から多少なりとも免れるわけだ

さて仕事を辞めて10年
昨秋に韓国の生協からお招きを受けた
つたないお話をさせていただいた

2月に入った山形のお米の生産組合30周年総会で
記念公園をせよとのお達しが来た
行くのは構わない
懐かしいお顔を見て酒を酌み交わす喜びは
何にも代えがたい

しかし30周年記念の言葉を90分も述べよとのこと
もうこの歳で恥をかくのは勘弁してもらいたい

とのお願いも通じず「
思い出話で良いから」ということで引き受けてしまった

映画「おもひでポロポロ」は彼らの青春を映した映画
当時の農村事情、ヒーローの青年たち(3人の候補がいた)
そして都会から来た女性
それらを巡る事情の周辺を少しは知っている不思議おじさん
まあ 構えずにお喋りすることにしますか…

ところが演題の前に座る方々が凄い
農民詩人の星寛治さん 小学生の教科書にも著述が掲載されている
昨年12月には、NHKアーカイブスで山下惣一さんと出演されていた
さらにはおきたま興農舎の小林亨さんをはじめとして
日本の農業に極めて影響力の高い方々の顔が並ぶ
「鉄腕ダッシュ」でお米の師匠として登場した
遠藤吾五一ちゃんだって 不思議おじさんを招いた親玉だ

目の悪い不思議おじさんだって
演題の向こうに子の方々の顔を観れば
さすがに頓珍漢なことを言いかねない

何度も言うが飲みに行くのは良い
そして愚だ愚だと喋るのもよい
しかしまとめて畏まって90分も喋るのは勘弁願いたい

とはいえ
天秤は酒の方に傾き
3月中旬に山形に出頭することとあいなった










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