後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

天災

2009年08月12日 | Weblog
予期せぬ台風が突然に来た
兵庫県の佐用町はO君の故郷
電話してみたら案の上の被害
テレビを見ていたら畳が浮き上がり
2メートルまで水に浸かったそうだ

ご両親は2階に避難したそうだが
家の前のブロック塀が水流を堰き止め
何とか家の倒壊は免れたとのこと

不思議おじさんの子供のころ
家の中を濁流が流れる光景を
昨日のことのように覚えている
安曇川の堤防が決壊し
江若(こうじゃく)鉄道の
土盛の線路が道路のために途切れた部分から
堰き止められた水が激流となって集落を襲った
その時の台風では隣の安曇川町で
2人が亡くなっている

甲子園では高校野球がたけなわ
関西学院高校が出場している
関西をクァンセイと読むことを
このチャンスに宣伝したいとの思惑があるそうだ
この大学には45年も前に6万円払った
入学金であるが戻ってこなかった

息子はさる国立大学に合格したが
この大学を選んで学んだ

そしていまや、関関同立の一角とはいえ
少子化にはあがなうことができず
高校の系列化で入学はより容易だ

時代は変わる
変わらないのは
時代は変わるということのみ
とは、K氏の口癖であった






最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自慢のブロック塀 (О君)
2009-08-17 10:53:41
土日は帰省して水害復旧の手伝いをしました。
わが家の隣は空き地で裏が畑なのですが、そのあたりは濁流の通り道になったようです。
裏の民家は土塀なのですが壁はえぐりとられて無残な姿。5年前にも当地は水害にあったのですが、新築した家は田んぼを潰して建てられたところが多く、そのような場所は地盤が軟弱だったようで基礎から傾いていました。
わが家というと35年も前に作ったブロック塀は蔦の葉が絡まり原型を留めない代物ですが長年の間に木の根がからまり基礎がしっかりしていたためか濁流を受け止めてくれました。
70才代も後半になる両親はしきりにこのブロック塀を自慢していました。報道取材に来た記者にまで言っていたのには少し辟易しましたが…。しかし、両親のいのちを支えたブロック塀だったのかもしれません。
返信する

コメントを投稿