ボッシュのヘッドライトが闇を裂く。
ぶぃーん びいーーーーーん び びぃーーーーーーーん びりびりびりびり
(最速地点 3速 7000rpm 約130km/h)
ぶぅん (左コーナー)
「これかあ」
「これだあ」
ぶぅぁーーーん
「ちっと、○○がしたなあ。
この先事故多し って看板に、目がいっちゃった」
ぶぅん (右コーナー)
きぅうううう (テールが流れる)
しぐぅあ (逆ハンドルを切る → おつりがくる)
ぎぃゃぅうううううう どぐしゃ どしゃ どしゃ ど
「大丈夫か!」
「大丈夫」
「うぉー」
「エンジン切れ」
かしゃ
「ぅおう」
「電気つけてみようかなー。 やっちゃったなぁ」
「やっちゃったなー。動くかなあ、車」
かちゃかちゃ
どん どん
しゅーしゅー
「フロントタイヤだ、フロントタイヤ」
「おうおうおう、電気電気、懐中電気」
「懐中電気、後ろに」
「どこだ、どこだ、どこだ」
かしゃかしゃ
「寄せる?寄せられる? おう、シートベルト、助かったなあ」
「あぁー、派手にやったなあ」
「あー、これだめだよ。2本いっちゃってる」
「2本いっちゃってるなあ」
「とにかく、とりあえず動こう」
「うん、うん。とりあえず寄せなきゃダメだな」
きゅるきゅる ぶぉん ぶおん
「どっちがいいかな」
きゅーえぎょえ
「うんとね、前へ出て、こっちへ寄せて」
ぎぎっぎゅぇ ぎょえ
「ハンドルが曲がんねえや」
「だめだだめだ。後ろのアクスルがいっちゃってるわ」
「これは、押して寄せなきゃだめだ」
近づく壁を見つめる らじみ のココロは、小舟のようにゆれうごく。
ぶぃーん びいーーーーーん び びぃーーーーーーーん びりびりびりびり
(最速地点 3速 7000rpm 約130km/h)
ぶぅん (左コーナー)
「これかあ」
「これだあ」
ぶぅぁーーーん
「ちっと、○○がしたなあ。
この先事故多し って看板に、目がいっちゃった」
ぶぅん (右コーナー)
きぅうううう (テールが流れる)
しぐぅあ (逆ハンドルを切る → おつりがくる)
ぎぃゃぅうううううう どぐしゃ どしゃ どしゃ ど
「大丈夫か!」
「大丈夫」
「うぉー」
「エンジン切れ」
かしゃ
「ぅおう」
「電気つけてみようかなー。 やっちゃったなぁ」
「やっちゃったなー。動くかなあ、車」
かちゃかちゃ
どん どん
しゅーしゅー
「フロントタイヤだ、フロントタイヤ」
「おうおうおう、電気電気、懐中電気」
「懐中電気、後ろに」
「どこだ、どこだ、どこだ」
かしゃかしゃ
「寄せる?寄せられる? おう、シートベルト、助かったなあ」
「あぁー、派手にやったなあ」
「あー、これだめだよ。2本いっちゃってる」
「2本いっちゃってるなあ」
「とにかく、とりあえず動こう」
「うん、うん。とりあえず寄せなきゃダメだな」
きゅるきゅる ぶぉん ぶおん
「どっちがいいかな」
きゅーえぎょえ
「うんとね、前へ出て、こっちへ寄せて」
ぎぎっぎゅぇ ぎょえ
「ハンドルが曲がんねえや」
「だめだだめだ。後ろのアクスルがいっちゃってるわ」
「これは、押して寄せなきゃだめだ」
近づく壁を見つめる らじみ のココロは、小舟のようにゆれうごく。
道路設計者に感謝だ
コ パイの俺は、衝突の0.5秒前に「だめかもわからんね」と思って、
そっと目をつぶり、耐ショック防御姿勢をとりました。
向かって左に流れてゆく「壁面」が印象的ですね。
1.0秒
きぅうううう(テールが流れる)この時間が
1.0秒
しぐぅあ (逆ハンドルを切る)が
0.2秒
ぎぃゃぅうううううう (おつりがくる)が
0.8秒
どぐしゃ どしゃ どしゃ ど が
1.0秒
でした。
4.0秒のことだったのですねえ。
なお、らじみ が目をつぶっていたのは、
衝突前0.2秒~衝突開始後0.5秒ほどでしょう。
衝突中の景色も記憶にあるからです。
天井とかが見えました。
悪魔のZ―――――ッ
(未対策)
未対策の諸君との記念の一枚だ。