らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

キタ十間川 その4

2010年04月13日 | 身辺
北十間川、今でこそ隅田川と水門で隔てられているが、
昔は隅田川の公害水がじゃんじゃか流れていた。

台風のときに大雨が降ったから、
じゃあ前の川はどーなっているのかと思い、夜探検に出た。
歩道から1メートルほどの高さのコンクリート堤防(昭和12年製)の、
わずか数センチし下まで水面が来ている。
どっきりだ。
堤防には継ぎ目があって2センチほどの隙間はコールタで埋められている。
といっても古くてぼろぼろ。
コールタのワレメから水がぴゆーと噴き出している。
今、堤防が決壊したら、おれアウト。
いそいで逃げ帰った。
(写真再掲)

上の写真で見ると、すんげーやばい水位だったな。


1970年代まで、工業用水として地下水をざぶざぶくみ上げ、
あげく地盤沈下した。
江東ゼ口メートル地帯などと報道され、ずいぶんいやな思いをしたなあ。
が、おれんちはゼ口メートルではない。
土手の上にあるので約1.2m嵩が上がっているからだ。

昭和初期、大水が出た。
おれんちの裏まで床上浸水だ。
近所の人がおれんちに避難してきた。
玄関先まで人であふれたという。
裏では天神様の鯉が泳いでいたそうだ。
川の水位も、やっぱ相当に高かったろうね。


タケノコ前に決まっていた整備が進み、
昭和12年の護岸はなくなりつつある。
現在、おれんちから北西方向を望む。(手前の電線も近く地中化される)
        
↑伸びゆくタケノコはこの辺(角度的に見えない)


以上タケノコ効果で一気に全国区になった、
おれんちの前のつまらない川について、沿岸住民の所見を述べた。
観光等の参考にされたい。
コメント
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