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らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

白い恐怖

2009年12月31日 | 学術・芸術
ヒチコックものでは、レベッカが一番すきだな。
(ぼくの洋画ベスト3
 1:レベッカ
 2:眼下の敵
 3:旅情(つーか原題の Summertime のほうが感じがでてよい。
  心象ベネッツィア(アクセントは第2音節)のほうがホンモノよりキレイだったりして)

が、「白い恐怖」もゼヒみてね。

以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています

夢シーンをダリがやっているのだ。
精神分析(風)の流れも、面白い。
(ツボにはまりすぎているけれどもね)

クライマックスの重要シーンでスキーをするのだが、
なぜか直滑降しかしない。
(ストックも、一度も突かないのだよね)
違和感ありまくりなのだが、そこはそーゆースキー場であると解釈したらよろしい。
あれは、コブ無しの緩斜面なのだよ。
ゴンドラで頂上に登ったはいいがコブ斜面を降りられないヒト用に、
緩斜面コースがつくってあるでせう。
(スキーしたことないヒトが撮ったんだろうなあ。免許持っていないヒトがつくったGO! みたいに)
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テクノ

2009年12月24日 | 学術・芸術
ポップなるものが流行りましたな。

えー、あれどこまで打ち込んでいたのだろうか。
(コンピュータの音楽みたいに云われていたよね)
ただのシンセサイザ一の演奏だったように思うのだが。

シンセサイザ一作ったなあ、高校の必修倶楽部(物理部のような気がする)とき。
(課外倶楽部の物理部は、実質アマチヤ無線倶楽部だったが、
おれは他校の物理部員であったので、入っていない。
生徒会本部役員(会計監査役)のときに年間予算配分で、
物理部の概算要求10マソのところ、配分3マソに値切った記憶がある。
ラクビー部だの柔道部だのなどは、そのまま満額通過である。当然のことだ)


あれリクツがあってさ。

基音に、どのような倍音成分をどのくらいのせて(VCO)。
音量は、音の立ち上がり、そこからの下がり、持続、収束をそれぞれ決める(VCA)。
と、理論的にはどんな音でもでます、つーものだった、はずだ。
VCOだのVCAだのと記憶しているから、アナグロシンセだな。

つくったのは、セコイやつで同時に1音しか出ないのだった。
鍵盤をつくろうというアイデアもあったが、無意味であったなあ。

それを、打ち込めば千里ちゃんの17歳になり、
演奏するとテクノになる、ような気がする。


無線機の局発PLLシンセサイザは、また別のものだよ。
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きっぷ

2009年12月13日 | 学術・芸術
おしっ。
楽日、ほぼカブリツキげと。


35年に亘り、読み続けてきた御大に会える。
(星先生には、ついに会えなかったからな)

山下さんも、以前とほくに見たきりなので、
ヒゼウに楽しみである。
うひひ。
コメント (2)
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ホラ

2009年12月12日 | 学術・芸術
ジョージ川口とくれば、ホラしかないだろ。


「おれさあ、ベトナム米軍に慰問にいったんだよ。

演奏の初めはよかったんだけどさ、そこがだんだん最前線になってきてさ。
ベトコンの弾が飛んできて、シンバルに当たるんだよ。
米兵はよろこんで「オー、ナイスリズム」なんて云ってたんだけど。

いよいよ危なくなったから、そばにあった飛行機に飛び乗った。
離陸したと思ったら、すぐにおれ以外の全員、操縦士も打たれて死んじゃった。
おれも必死だから、夢中で操縦桿にぎっててさあ、
気がついたらニホンだった」
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父親

2009年12月10日 | 学術・芸術
ニホンザルの群れ内の雌(群れ外の雌は事故以外あり得ない)の生む子供の父親は誰か。

野生のニホンザルにもボスザルのような、順位1位の雄がいる。
何の順位かというと、交尾の順位である。

してみると、順位1位の雄がダンゼンの1位かと思いきや。

「生まれた子の半数の父親は、その群れ内にはゐない、それぞれ別の雄である」
という結果が出た。
ななんと、多数のヒトリザルの子だったのだ。

フィールド調査をしていた人たちも、驚いたそうな。
そのような不貞をはたらいているところをほとんど目撃しなかったから、だって。
山の中だからいたしかたなしともいえるが、
順位1位の雄に見つからないという意味では、むしろ正しいとも言える。




その他、日高敏隆先生には、
最近では有名になったハダカデバネズミ(哺乳類唯一の真社会性動物)のハケーンとか、
サルの子殺しとか
(サツバツとした話しなので、あえて省略した。興味あるキミはぐぐればよい)
ゴクラクチョウのセクシーサン理論等とか、
利他行動の進化とか(代表ミツバチね)、
ローレンツのお話や、もーとにかく、いぱーい習った。
モンシロチョウの雌雄識別方法(紫外線)は、先生の発見である。

訃報に接し、おもひでをちょっと語ってみました。
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ボスザル

2009年12月09日 | 学術・芸術
サル山にはボスザルつーのがゐる。

すると、てっきりそれがアタリマエだと思うわけだが。
どっこいとんだ間違えである。

あれは、人工的に栄養価の高いエサをある一点に供給するので、
ちょっとがんばれば自分の食う分が多くなるから発生した現象である。
縄張り維持のコスト<エサの栄養価(味もあるかもしんない) であった場合、
このような行動は適応進化する。

一方野生のニホンザルのエサは、例えば木の実などであるが、
これはパッチ状に広く薄く存在する。
すると縄張りを主張してもまったく意味がなく、
縄張り維持のコスト>エサの栄養価 となるので、
そのような行動は適応進化しないのだ。


このように見ると、
「田舎のヒトはのんきであり、都会のヒトは絵の具にそまりやすい」という風に考えたくなるが、
動物行動学では、安易なヒトへのアナロジーはしてはいけないことになっているので、
各自慎むように。


あっ、もう一つ面白いことが。
以下次号。
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ヒトリザル

2009年12月08日 | 学術・芸術
中学の理科第二分野の教科書に、
ニホンザルの群れについての図解記述があった。

図中央に大きな円がかいてあって「群れ」と名が付いている。
その円の縁をかすめてゆくように「ヒトリザル(雄)」とある。
つまり、群れに属さない流れ者の雄が、ヒトリザルであって、
群れをかすめて通りすぎてゆくのである。
「あっしには、かかわりのねえことで」などといいつつ、群れに接触するのが面白い。


と、長年思っていたら(つーか習ったので)
故日高敏隆先生(残念な事だ。合掌)によれば、
野生のニホンザルの群れは、ななんと女系支配であって、
一番えらいのは、順位1位の雌である。
いわゆる王位継承権は、順位1位の雌の末娘が第一位だ。
群れ内のすべての雌は、血縁関係にある。
だから、他の雌が産んだ子を、なかば共同で育てたりする。
(利他行動であるが、血縁度が高いから包括適応度は高まるので、このような行動は進化する)

では群れの雄はというと、
ゼーンブ、もとヒトリザルであって、よそ者なのだ。

つまり、「なぜかヒトリザルがいる」のではなく、
すべての雄は全部元ヒトリザルか、現ヒトリザルである。

もちろん雄も小さい頃は群れ内部にいるのだが、
青年になるとヒトリザルとなって群れから出て行くのであった。


試験に出て、ちゃんと○が付いた項目も、
インチキだったのだなあ。


ニホンザルについては面白いので、次号も続ける。
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八ーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビ口ウ

2009年12月07日 | 学術・芸術
スケールの名なのだが。
寿限無ですな。
例えばG八ーモニック・・・の場合
「Cマイナ一スケールの変化形を並べ替えたもの」らしい。
どんな音でせう。



空中窒素固定法

空気から化成肥料を作る方法である。
いきなり「空中」から始まるのが物々しくてよい。

なお、サトヱリは空中元素固定装置によって、キューテイハ二ーとなるのだ。
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食物センイ

2009年12月06日 | 学術・芸術
ヒトをバカにするな。

食いもののうち、消化できない成分を、みーんな食物センイというんだそうな。
だから、残渣(カス)は、みーんな食物センイなのだ。

キノコはどうかというと、
おれは、もともとセルロースではないかと疑っていたのだが、
(なのにセルロースといわず食物センイつーから、ナニか別のものかと)
セルロースではないか。
木だ、材木だ。
食えるかそんなもの。
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あらさ

2009年12月05日 | 学術・芸術
おねえのとこに、よく出てくるが、なんのことやら。

とおもていたら、わかった。
ある年齢帯を表しているのだ。

でも、とっくに云い方あるぞ。
年増(としま)という。
「おれは年増が好きだ」
「おれも年増がいいなあ、年増はいい。後家もいいぞ」
「そうだ後家もいい。おれんとこのカカアも、早く後家にしてえ」
つーくらいだ。
おおむね、「二十七~八、三十でこぼこ(かぞえで)」が年増の定義である。

どーどーと年増と云いなさい、としまと。
コメント (3)
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