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ゲイシャ種のテスト焙煎

商品番号:C-158


品質規格としてはG1・・・グレードワンとなりますので欠点豆の混入率が低く、焼く前段階でのハンドピックの手間はそれほどありません。でもナチュラル製法、非水洗い式なので焼いた後のハンドピックは少なからずや時間を要し点検をします。ナチュラル製法のモカとなればこのハンドピックの時点で欠点豆などの除去をするとロスになりますが、僕自身がモカはナチュラルならではの柔らかな下触りが好きなので、おいしいコーヒーが飲みたいという思いを込めてのハンドピック作業になります。

生豆の匂いは果実のような香りが袋を開けると漂います。焼いた豆の香りとはまた違う生豆の新鮮な匂いです。



先ずは極浅炒りにてテストをします。酸味はあるものの果物のようなうまみのある酸味なので僕自身には強い酸味とは感じられません。とても花のような果実のような香りで口当たりが良く、滑らかな舌触りと後味です。酸味はありますが上品で優雅な味わいです。



強中炒りにしますと香りは浅炒りと同じほど高く味に深みが加わります。火入れによって酸味は弱くなるものですが、この豆は浅炒り時より、それほど酸味が弱くはなりません。香ばしく深いコクが増しますが酸味も楽しめます。飲み込んだ後には、心地よい酸味が長く残るのが印象的です。

テスト焙煎をしてみてのどのくらいの焼きが良いものか?仕上げの具合は好みによるところにはなるのですが、この豆では中炒りの軽め程がよいところになりますが、少しばかり浅炒りに振った方が良いと感じました。しかしながら強い酸味が苦手な方には火入れを強めにいたしますので、受注焙煎でのご注文時には注意してお伺いいたします。華やかな香りのエチオピアのゲイシャ種はお正月に合うコーヒーだと思います。







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