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アンティークミルのご紹介 bakelit-PeDe-001

商品番号:bakelit-pede-001


イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの企業はドイツで10社ほどありましたが、本日のご紹介しますミルはPeDe社。日本では全く知られていないメーカーですが、ドイツではザッセンハウスよりも人気があり、尚且つ貴重なものです。自分がコレクションをしていた時期にドイツのコレクターさんから譲っていただいたミルの一つです。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。

店頭にて現物をご覧になったお客様のご要望で整備をし商談中となっておりましたが、本日ご成約をさせて頂きました。よって一般販売となりません。ご興味をお持ちの方へ、販売するミルの在庫は豊富にございます。現在ミルのレストア商品はバックオーダーがございますのですぐお渡しできるものが準備できておりません。どうぞお時間があればご来店をされてお気に入りのものをご指定下されば順次整備をさせていただきます。

では、分解掃除をして磨き込み、組み上げましたので写真にてご案内いたします。



前からご覧ください


左横からご覧ください


右後ろからご覧ください


上からご覧ください


豆を入れるところの蓋です


ふたを開けてここから豆を入れます


ハンドルの持ち手は木材です


胴体の左右にはごロゴマークがあります


粉になったものを出すところの蓋です


蓋の先端が少し欠けています


ふたを開けるとよくわかります


ふたを開けてミルそのものを持ち上げてコーヒーを出します


胴体の背面下部に少し欠けがあります


胴体の底にも少し欠けがあります


組み上げる前の分解した部品を見ていただきます



分解した部品構成です


胴体の内側です


片方の内側です


金物部品をご覧ください


内歯をご覧ください


内歯の裏側です


外歯をご覧ください


外歯の裏側です


歯に組み付けられる粉の大きさを調整する部品です


商品番号:bakelit-pede-001 ¥29.900- sold out


寸法:90(140)x150(185)mm


高さ:170(230)mm


重量:660g



このミルは特別なミルです。ザッセンハウスのミルがすぐれているということは知られていることですが、ミルの命は歯にあります。ザッセンハウスの歯を開発していたメーカーがPeDe社と言います。1960年代にザッセンハウスとの吸収合併となり、PeDe社のミルは60年代で姿を消すことになりました。僕がコレクションをしていた時にドイツのコレクターから教えて頂いた。多分日本では販売がされていなかったと思います。このモデルは1930年代あたりのモデルです。93年前、ざっと100年前のものなのです。交流していたドイツのコレクターさんに譲っていただいたミルの一品なので保存状態が大変良いです。と言ってもレストア前の状態は、

レストア前

多分中を開けたのは僕が初めてでしょう。およそ100年前のミルの内部に手を触れることができること、この瞬間が一番感動します。
ご興味がございましたらご検討をお願いします。



ご注文、商品のお問い合わせはホームページからお願いします




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いろいろな豆入荷

年末年始に向けて豆が入荷してきました。ブレンドに使う豆やお正月用に紹介する豆などです。流通の事情にて混雑を避けるために少し早めに手配をしておきました。見出し写真はブラジルはカルムデミナス地区のナチュラルピーベリーでプレミアム品質。

ここしばらく使う続けているバリオン社品質証明のマンデリンG1です。数年前からマンデリンが高値となっていますから消費が多くあるオリジナルブレンド用の豆です。無論マンデリン一筋というように何十年もマンデリンを飲み続けていらっしゃる方もあり品質を落とすわけにはいきません。

最後の一品はイエメンモカになります。ハラズシャムス地区の豆でナチュラルになります。一般的なイエメンマタりと比べると豆の形はコロンとしています。お正月のために特別に仕入れた豆になります。
マンデリンは別としてブラジルとイエメンモカはテスト焙煎をしますので後日またこのブログでご紹介をします。
さっそく今朝の仕込み後にはイエメンモカのテスト焙煎をしました。数日味の変化を見ていきます。





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