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アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

私はすべてらしきものとして

2025-02-27 06:39:13 | ダンテス・ダイジの風光

◎酔いを味わうだけらしい・・・(老子狂言)

 

酔いを味わうだけらしい・・・

 

高いも低いも

どうということはない

優秀と劣等とを

一体 誰がきめるというのだ 

それでも

月は月を生きて死ぬ

スッポンはスッポンを生き切る

 

こうあるらしいことが 

こうあるらしいのだ 

それにしても

この一瞬よ! 

ああ この一刹那よ!

 

説明できない力が

生命を駆りたて続けている

私はすべてらしきものとして 

酔いを味わうだけらしい・・・』

(老子狂言/ダンテス・ダイジから引用)

以下【】内は上掲詩から引用。

 

【高いも低いも

どうということはない

優秀と劣等とを

一体 誰がきめるというのだ 

それでも

月は月を生きて死ぬ

スッポンはスッポンを生き切る】

高低(偏差値、金、評価)、美醜、好悪など、決められた方には、よい方もいれば、よくない方も必ずいる。

それでもよい方もよい方を生きて死に、よくない方もよくない方を生き切る。

 

そうした躍動や成功や栄誉や忍耐と屈辱と絶望の繰り返しが、

【こうあるらしいことが 

こうあるらしいのだ】

そのシナリオの動画の連続の中に刹那の隙間がある。刹那の隙間こそが、ニルヴァーナ、真理。

【それにしても

この一瞬よ! 

ああ この一刹那よ!】

 

その刹那と、終わりなき無限の夢幻ドラマを

【説明できない力が

生命を駆りたて続けている

私はすべてらしきものとして 

酔いを味わうだけらしい・・・】。

真理(第七身体ニルヴァーナ)とマーヤー(夢幻)を双方見ながらゆえに【らしい・・・】とついている。

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