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アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ああ、人間の果てまで来てしまった

2025-02-19 12:06:03 | ダンテス・ダイジの風光

◎距離(老子狂言)

 

距離

 

距離などというものはない。

遠い遠い昔も未来も

これにしかない。

 

すべての二元対立を悪戦苦闘して 

私の最後の疑問に到る。

私は何か? 

すべてをすべてと認識している

私とは何か?

 

誰れが私などというものを

現わしているのか?

 

こう現れている 

この私とは何か? 

こう書いている私は何か?

私を忘れている時の私とは何か?

そもそも 

すべてとは何なのか?

それさえ 

まだるっこしい。

 

これは何だ?

これ何者ぞ?  

 

これは何だ??

 

ああ、人間の果てまで来てしまった——

というこれは何だ?

そんなことどうでもいいという——

これは何だ?

 

これは何だ???という——

これは何だ!

 

断じて知的疑問ではない。』

(老子狂言/ダンテス・ダイジから引用)

以下【】内は上掲詩から引用。

 

【距離などというものはない。

遠い遠い昔も未来も

これにしかない。】

過去、現在、未来も、時間、空間、物質も一枚鏡になった今ここに、距離はない。

 

【ああ、人間の果てまで来てしまった——

というこれは何だ?

そんなことどうでもいいという——

これは何だ?】

ダンテス・ダイジは、竹富島で自殺した友人の霊に一緒に死んでくれと求められ、直ちに首をくくって死んだ。その時、「その友人の人間の果てにある孤独感を理解した」。それが命の悲しみ、慈悲。

 

【この私とは何か?】

の私について、冥想十字マップ狂言から、

『私の正体を開示しない限り、私達人類は、とめどもない混乱と崩壊の中に悲惨な死滅を死滅するだろう。
私達は、何はさておき、私自身というこの根本前提の暗黙の了解を否定して、
私とは何かを、まったく新しく究明し直さねばならないのである。
これが、この終末の時代の全人類的な最重要問題なのだ。
私の正体を見破り、
神に目覚めるのだ。』

(アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジp194-198から引用)

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