アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ドラッグに侵された欧米-1

2022-11-02 19:20:22 | ソーマ・ヨーガ(冥想法5)neo

◎準備ができていない者のドラッグ使用は危険

 

日本の社会にいると、日本人は、若者はスマホ中毒、老人はTV耽溺みたいに見がちだが、実は欧米はそれにドラッグが加わる。

 

フォーブズ(https://forbesjapan.com/articles/detail/29724)の記事によれば、

1.2018年、アメリカで薬物の過剰摂取により死亡した人の数は6万8000人以上で、このうち、死因に何らかの種類のオピオイド(麻薬性鎮痛薬)が絡んでいるのは4万7000人。

  1. ランド研究所によれば、ドラッグの推定小売購入額は、2006年から2016年で、1210億ドルから1460億ドルを上下している。2016年は総額1460億ドルで、内訳は、大麻520億ドル、ヘロイン430億ドル、メタンフェタミン270億ドル、コカイン240億ドル。

(記事からの抜粋は以上)

 

仮にアメリカの成年人口を264百万人と見れば、一人当たり年間553ドルをドラッグ購入に充てている計算になる。これを蔓延と言わずして何というべきか。

 

そこで、日本の状況。

日本の厚労省HP(https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/torikumi/dl/index-05.pdf)の情報で、主要国の薬物別生涯経験率の表によれば、米欧がほぼ3、4割の人が大麻、コカインなどの使用歴があるのに対し、日本では大麻1.4%、覚醒剤0.5%などと圧倒的に低い。

 

だから日本は、外国との比較でベターであることは間違いないが、そこがポイントではない。

 

世界観という点では、ドラッグにより、この世以外の世界のあることを知ってしまった人間が3~5割いる社会が欧米主要国なのだということ。

 

日本では、霊能はきわもの扱いだが、ドラッグ使用による別世界観の開顕は、霊能の開顕と云って差し支えないだろう。要するに霊能の開けちゃった人々が、人口の3、4割いる社会が欧米主要国なのである。

 

日本では、タミフル投与時の異常行動の中に霊界、異界を見るものがあり、問題となった時期があるが、何とか沈静化した。

 

このブログでは一貫して、準備ができていない者の霊能を開くことを戒めているが、準備ができていない者のドラッグ使用も同様に戒める。

 

欧米で、ホラーもの、ゾンビもののTVドラマや映画が盛んなのは、実はそういう世界観の人間が多かったせいかと思い当たる。

またスポーツでもドラッグ使用時の効果を知るゆえに、ドーピング規制が厳しいのだとも思う。

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