アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

魂はこの世に生まれて男や女に扮するが

2023-02-27 17:11:23 | 冥想アヴァンギャルドneo

◎男でもなければ女でもなく神である

(2022-02-20)

 

男と女を比べれば、女の方が生きやすいとダンテス・ダイジは言っていた。それが証拠に平均寿命は一貫して女性の方が長い。

 

日本では、武家社会、近代国家と進んでも男性優位社会が維持されている。1970年以降ウーマン・リブ運動があって日本でも男女同権が叫ばれ、男女雇用機会均等法もでき、福祉面では男女ほぼ同等になっている。

 

出口王仁三郎は、大正期にあって男女同権を唱え、女が先に湯に入ってはいけないという法はないと説く。天照大神と素戔嗚尊は姉弟だが、天の安の河原での誓いという陰陽合体、すなわち厳の霊(男性)天照大神と、瑞の霊(女性)素盞嗚尊の合体の秘儀により男女同権を示す。

 

キリスト教の聖書では、アダムの肋骨から女性を作ったなどと書くから、西洋では、女性の側からの揺り戻しが、東洋に比し激しいのではないか。

 

ユクテスワは、『「睡眠中は、だれも自分が男であるか女であるかを知らない」先生は言われた「ちょうど男が女に扮しても本身はあくまで男であるように、魂はこの世に生まれて男や女に扮するが、魂は依然として魂であって、男でもなければ女でもない。

魂は不変にして変幻自在な神の似すがたなのだ」』

(あるヨギの自叙伝/パラマンサ・ヨガナンダP132から引用)

 

このような認識を前提にダンテス・ダイジが前世の一つで娼婦だった時に、女としてセックスした時の「感じ」を語るシーンは、若い時分にはぞっとするものがあった。

 

だが冥想では、男性の側の冥想が多いのも事実である。

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