◎破壊された街ソドム
主は硫黄と火とを主のもとすなわち天からソドムとゴモラの上に降らせ、これらの町と、低地一帯と、その町々のすべての住民と、地の草木を、ことごとく滅ぼされた。 ロトの妻はうしろを振り向いたので塩の柱になった。
その朝アブラハムは早く起きて、さきに主と対面した所に行って、ソドムとゴモラの方、および低地一帯をながめると、その地の煙が、かまどの煙のように立ちのぼっていた。
(旧約聖書創世記)
ヨルダンのソドムと思われる遺跡が、上空で超高温で爆破されたことを考古学者らが確認したが、旧約聖書の時代に原爆はなかったから隕石爆発が原因であるとした番組。
だが、西洋錬金術の古代7金属の時代から千年で原爆が開発された事実を見れば、ソドムの崩壊の原因は、原爆だと思う。
古代7金属から千年で、核爆弾が製造可能になった歴史を見れば、「どんな原始時代からでも千年あれば、原爆製造可能になる」の法則があるのではないかと思う。
インドの叙事詩マハーバーラタに核戦争の記載があったり、モヘンジョ=ダロ遺跡にも核爆発後を思わせるガラス化した石があることも知られている。
なお無差別殺戮兵器は、あまりの悲惨さからか歴史上何度も消えている痕跡がうかがえるということもある。核兵器は使われた後、人類の智恵によって廃絶されるということを繰り返してきたのではないか。
ロトの妻が塩の柱になったのを、ダンテス・ダイジは放射線障害と評している。
アブラハムはどういう気持でソドムとゴモラの煙を見たのだろうか。