が更新されたというニュースがありました。1月24日付けの朝日新聞デジタルでワシントン=小林哲と署名があります。なんでもGIMPSという、一般人のコンピューターパワーを借りて素数を探すプロジェクトで「コンピューターは昨年9月に発見していたが、そのことを我々が認識したのが今年1月7日だ」ということで、GIMPSのページにはその1月7日付けで出ています。「セントラルミズーリ大学には、賞金としてGIMPSから3千ドル(約36万円)が支給される。1億桁以上の素数の発見者には、賞金5万ドルが与えられる」ということです。カーチス・クーパー教授個人にではないということなんでしょうね。
このような賞金を出せるGIMPSとはどういう資金繰りになっているんでしょう? ホームページを見ても政府なんだか企業なんだかわかりません。一カ所、Donationというボタンがあるので、寄付金で賄っているんでしょうか。わかりません。
もう一つ思い出したのは、私が所属していた研究所でも過去に(その当時の)最大素数の記録更新を達成したことがあります。コンピューターのマシンタイム提供のボランティアを募ったのではなく、その研究所の中だけで達成したはずです。それはともかく、印象的だったのは、その成果を報道発表すべきかどうかという話があり、その研究者の上司のそのまた上司は発表の価値無しと言ったんだそうですが、その上の研究所長は価値ありと判断して報道発表に至ったということです。(ただし伝聞情報です。私はその上司さんや所長ご本人に発言を確認する立場にはなかったので。)
このような研究がプライバシー通信の研究(暗号研究)につながることは現在では専門家以外にも認識されていますが、当時はお遊び研究と思う人も少なくありませんでした。ちょっとそのことを思い出した次第です。(それにしても1月7日の発表から24日の記事までの遅延は何なんでしょうね?)
このような賞金を出せるGIMPSとはどういう資金繰りになっているんでしょう? ホームページを見ても政府なんだか企業なんだかわかりません。一カ所、Donationというボタンがあるので、寄付金で賄っているんでしょうか。わかりません。
もう一つ思い出したのは、私が所属していた研究所でも過去に(その当時の)最大素数の記録更新を達成したことがあります。コンピューターのマシンタイム提供のボランティアを募ったのではなく、その研究所の中だけで達成したはずです。それはともかく、印象的だったのは、その成果を報道発表すべきかどうかという話があり、その研究者の上司のそのまた上司は発表の価値無しと言ったんだそうですが、その上の研究所長は価値ありと判断して報道発表に至ったということです。(ただし伝聞情報です。私はその上司さんや所長ご本人に発言を確認する立場にはなかったので。)
このような研究がプライバシー通信の研究(暗号研究)につながることは現在では専門家以外にも認識されていますが、当時はお遊び研究と思う人も少なくありませんでした。ちょっとそのことを思い出した次第です。(それにしても1月7日の発表から24日の記事までの遅延は何なんでしょうね?)
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